今日は、芸術鑑賞。知人の個展へ。
TOMOYAARTS(トモヤアーツ)さん の作品展。
ちょうど1年前、担当していたテレビのコーナーで取材したのがきっかけだが、すっかり魅了されてしまった。
人柄と作品の両方に。
彼のモチーフになっているのは故郷の風景と豊かな少年時代の記憶、そして想像の世界。誰もが経験したであろう日常の風景の中に、空を飛べたらとかこの木が雲の上まで届いたらとか、ドラゴンに乗っていけたら・・・なんて誰もが創造したであろう夢の世界をカラフルに、そしてとても温かく描く人。
高校時代はボクシングの選手という経歴を持つ彼は、遠くから一瞥しただけではちょっと怖そうな若者かもしれないけれど、顔を合わせて笑顔を見れば、一言二言話をすればその温厚な人柄に取り込まれてしまう。
個展に行くと、お母さまやら奥様やら友人知人がたくさんいて、その人たちの雰囲気でも、彼がいかに温かい環境で愛情深く育ってきたかが分かる。
彼の作品は、そんな温かさを見ている人に伝えてくれるのだ。
そして、今回は念願のライブペイントを見ることができた。
( 去年の夏の野外イベント)
単に観客の前で絵を描くのではなく、1枚のキャンバスの中で絵がどんどん変化していく。はじめは1本の木だと思っていたものが、やがてライオンになったり、またそれが老婆に変わり、さらに塗りつぶされて太陽が現れ、花が咲いたり・・・
約1時間、彼の想像の翼が自由気ままに羽ばたいていくさまを、ドキドキしながら見つめる。その自由さ、のびやかさが、自分の固い頭を柔らかくしてくれるし、一貫した彼の温かい目線がまた私の心にも光を注いでくれる。
今回1時間の集大成の作品が。
聞けばパパになったそうだ。
愛すべきものがまたひとつ増えた彼は、ますます愛に満ちた作品を描いていくのですね。
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