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2008年01月30日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、M-1優勝以来



向って左、チンピラ風貌の兄ちゃんにクリソツで
サンドウィッチマンを見る度に思い出す男がいる。


確か、二つ年下で、かつての同僚なのだが、新卒入社当時から
あの通りの風貌だったものだから、第一印象は


(悪徳不動産屋に入るべくして産まれて来た顔だな)

(ホンマに新卒かいな・・・。)

(何十年ダブッとんねん・・・。)





彼は、彼で、私の第一印象は、最悪のオンナだったらしい。


後に聞いたハナシで、全く記憶にも残っていないのだが
彼が入社後すぐに、新人研修で有馬1泊旅行があったらしい。

当時は、まだまだ小さな会社で、数台の車に分乗して
往復していたのだが、帰りの車で、彼と私は同じ車に
乗る事になったそうだ。


会社の飲み会では、とことん飲むクチの私。
当時は、おそらく24~5歳。
飲め!吐け!死ぬまで飲め吐け!全盛期である。


完全に二日酔いであったのだろうな。。。
もっんのすごい、低いテンションで不機嫌なワシと

小さくしながら、気をつかいワタシのとなりに座ったそうな。

役員連中と仲が良く、なんとなく
機嫌をとってた方が良さゲな女子だな・・・と踏んだ彼は
気を遣い、一生懸命、盛り上げようと話しかけてくれる。

「うわぁ~。いい時計っすよね~。どこのですか??」



「えぇぇ~っっ!?高いんでしょ!?」

「さぁ・・・貰いもんやし」(舌打ち3秒前)

「でも、変わった時計ですよねぇ~っっ!!」

「・・・普通やろ。」(黙れと言わんばかりの腕組み&足組み)

「・・・・」(汗だく大盛り)

「・・・あぁ」

「はいっ??」(会話の盛り返しを期待しながら・・・)

「・・・吐きそ・・・」



・・・と、いう最低なオンナだったらしい


多少、彼のリップサービスデフォルメは、あるにしても
二日酔い時の当時のワシの状態を想像すると
大筋は、その通りであろう。最悪な出会いのワシらは
その後、部署も違い、仕事で関わることもなく
すれ違ったまま数年を過ごす。


数年後、ワシの部署に配属されたサンドウィッチマン。

どういう経緯で仲良くなったか、今では、もう覚えてもいないが
家が徒歩圏内というご近所さんだった事もあり、気がつけば
しょっちゅう、一緒に飲んだくれる仲になっていた。


互いの恋愛話は知りつくし、よく泣き、よく笑い
熱く語り、喧嘩をし、眉毛がなくなり、マスカラがとれ
何度となく、ブサイクな顔を見られながらも
サンドウィッチマンとの時間の大半は、腹を抱えて笑っていた。


残念ながら、当時はイケメン好きなワタクシと
ワタクシの汚いスッピンを幾度となく目の当たりにした
サンドウィッチマンが恋に落ちることはなかったが

ワシの長所も短所も知り尽くした彼からの
アドバイスは的確であり、オツムの弱い恋愛を繰り返すワシの
痛いところを容赦なく、指摘し続けてくれた。
そして、最後は、必ず


「もったいないから言うとんねん。
 オマエは幸せになれるオンナじゃ。ボケ」と


泣かせてくれる。


「うわぁ~ん。わんわん。号泣
 オマエ、ええ奴やなぁ~。ワシの家経由で送って帰ってくれ。」


「・・・死んでくれ。」





当時、ワシらの家から、会社までも徒歩圏内であったため
チャリ通のサンドウィッチマンとは、朝の通勤時にも、よく出会い
その度「乗せてくれ~」と、自分から飛び乗りながらも
すぐに「止めてくれ~!!!」


「ど、どないしてんっ!?!?」

「そこのカレー屋の兄ちゃん、めさタイプやねん。
 見られたらいやや、降ろしてくれ。」

「・・・ホンマに、1回、死んでくれ。」




と、いうような事は、しょっちゅうで、弟以上に気をつかわず
気のあった男友達。親友と言っても過言ではなかった。


が、ついに、サンドウィッチマンにも彼女が出来た!!


ワシもよく知っている女の子で、年上だが
とても可愛く、性格も良く、恋愛相談を受けている頃から
彼女なら、間違いないっ!!!と大太鼓判を押し続けた彼女だ。


ま、それが、今の嫁さんなのだが


やはり、ワシもそこらへんの道徳は心得ている。
いくら、オッサン同士のような付き合いだとは言え
一緒に風呂に入っても、何も起こらないと誓える相手だとは言え
彼女が、そんな事で、イチイチ目くじら立てる女でナイ事は
百も承知だとは言え・・・


ワシにチン○がついていない限り、やはり
誤解を招くような行動は慎むべきである。

親友であれ、なんであれ
男と女は、男と女なのだから・・・。


と、当時、オツムの弱かったワタシにも
その程度のことは、考えられた。


その頃から、二人きりで飲み明かすという事はなくなり
気がつけば、こんな遠方まで、嫁に来てしまい
子育てに追われ、妊娠中に一度、二人の新居に遊びに行ったっきり
たまに、嫁はんと「元気か~?」程度の連絡は取るものの
賀状のやりとり以外は音信不通になっていた。


そして、最近、テレビや雑誌で、サンドウィッチマンを見る度
元気かな~。と、懐かしんでいたのだが・・・

先日、たまたま、こちらの勝手な用件で、彼に連絡を取った。
ここいら辺の自分勝手さは、何年経っても治るまい


しかし、何年ぶりでも、全く違和感がなく
スッ~と、当時の二人に戻れる。
久々に聞く、バカトークも、以前と全く変わりない。

「おぉ~!すぐに返品されるか思ったら
 博多にしがみついて、がんばってるやんけ~。」

「大阪から、ワシおらんよになって、淋しいんやろ?」

「アホ言え。大阪の空気がキレなった言うて
 府民一丸で喜んどるわぃ。
 しかし、オマエ、時々、空気汚しに帰って来ては
 会社に顔出してるらしいの~。」

「おぉ~。オッサン、いつも、営業言うておらへんやんけ
 ホワイトボードに、行先:ドトール書いとけや。」

「アホか。珈琲館じゃ。」


とか、なんとか言いながら、以前同様
悪態をつくワタシにサンドウィッチマンが言う。


「オマエ、それが、久々に喋る親友に対する台詞かよ~。」




・・・・親友。



親友と言うコトバが、妙に嬉しかった。


そう、紛れもなく、奴は親友。


旦那にも、胸を張って紹介したい相手である。




=追記=


その先日のご無沙汰電話の際、久々に嫁とも喋ったのだが
自信満々に嫁が言う。


「聞いて~。糖尿が心配やし10Kg以上痩せさせてんでぇ~」


「うそっ!!!すごいや~ん!エエ嫁してるや~ん!
 ウチの旦那も糖尿の気あんねん
 どないして痩せさせたん!?!?!?」


再度、自信満々に嫁が言う。


「モノ食わさんかったらええねん。」



・・・そりゃ、そうだ大笑い






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最終更新日  2008年01月31日 01時09分10秒
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