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なんとなく思い出したので、お盆でもないのに、ちょっと怖い話。
苦手な方は、このままスルーして下さいな。
以前、働いていた職場に、霊媒体質な子がいました。
あまり話す機会はなかったんだけど、休憩の時に聞く彼女の話がとても面白かった。
実際、自分が体験すると笑い事ではないんだろうけど、お話し上手だったのか、惹きこまれてしまった。
所謂、霊感が強いとか、霊能力があるとか、霊媒体質の人は、私達と同じ場所に居ながら、日々色んな体験をしているんですね。
以前の職場は、幽霊の出る場所で、昼間でも関係なくウヨウヨ。
お蔭様で、私は感じることがなかったので、怖い思いをしたことがないんだけどね。
斜向かいに大きな病院があったせいで、通り道になっていた会社では、沢山の霊現象がありました。
ある時、一服するため喫煙場所に居た彼女が悲鳴をあげました。
それはそれは、血相を変えて飛んで戻って来ました。
話を聞くと、座っている机の下から足首を掴まれたと。
机の下を覗き込んでみると、そこには、真っ赤な口紅をさした中年の女性が、彼女の足首を掴み、薄ら笑いを浮かべていたと。
ちょっと小太りで、肩までの髪の毛はパーマがかかり、花柄のスカートを穿いていたらしい。
そして、彼女の足首を掴み、ニヤリとしたそう。
こんな事、日常茶飯事で慣れっこな彼女も、さすがにビビッタと。
『あの表情が忘れられない』
と言っていました。
来客のないときは、いつもドアを開け放していた応接室。
ふと目をやると、人が座っていたり。
階段に向かう入り口から、覗き込んでいたりなんかは、常時。
私は直接お目にかかったことはないのだけど、ある日トイレで用を足していた時、トイレの前を、スリッパでパタパタと走り、階段を駆け下りる音が聞こえて来た。
みんな出払って、会社のものは上司1人だけだったはず。
その人が出かけたのかしら?くらいでさほど気にも止めず。
トイレから出て、残っていた1人の人に
『さっき、誰か戻ってきてまた降りていった?』
と聞いてみた。
『いいや。誰も来ないし、私1人しか居ないよ』
と言った。
さっき聞こえた音の話をしたら、怖がりの上司はビビッてしまった。
まったく霊感がない人でも、霊媒体質というか、霊感の強い人と一緒にいるとその体質が伝染してしまうんだってね。
その彼女がこう言ってた。
『あたしの友達、まったく感じなかったんだけどね、ある日家に泊まりに来た時の夜中、
なんとなく目を開けてみたら、窓も開けていないのにカーテンが凄く揺れ出したのよ。
”あー・・・はじまった”と思って、見てたらね、そのカーテンに物凄い人数の水子がぶら下がってんのよ。
はだかんぼうで、へその緒つけたまま、カーテンにぶら下がって遊んでんの。
友達、怖がりだからさ、起こさないように黙ってたんだけど、ふと横みたら友達が、目から涙ごんごん流して”なに!あれ!なにーっ!”って泣きながらカーテン見てた。
あんた、アレ見えんの?と聞いたら、見えてるって。あははははー。』
その友達は、
『あんたと居ると、あたしまで見えてしまうから、もう絶対泊まりに行かない!』
と怒っていたらしい。
事故直後の現場の前を通っただけで、『ああ・・・死んでる』って解るんだと。
旅行に行っても、見えて見えて仕方ないと。
旅行に行った先の、とある自殺の名所と言われる岬では、その光景が全部見えてしまうと言っていた。
『同じ人がね、何回も何回も、飛び降りるのよ。
そして、見えなくなったと思ったら、また同じ場所に立ってるの。
その時は、ちゃんと衣服も濡れてんのよ。でも、あっと言う間に乾いてしまって、また飛び降りるの。
まるで、テープを巻き戻ししているように、何度も何度も繰り返すの。
きっと、成仏してないんだろうね。』
と。
疲れるんだって、こういう体質の人って。
自分の能力を人の為に役立てたいとは思っても、物凄く疲れるからやらないんだと言ってた。
寿命を削るようなもんらしい・・・。
その代わり、チャンネルを変えて、見たくない時には見ない様にも出来るんだって。
世の中には、こんな凄い力を持った人も居るもんなんだわねー。