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ちょっと、この記事は気になります。自分に当てはめてみると、仕事面と個人面の両方で考えさせられる事件。今、会社で運用を担当している小さなサーバーがある。小さなサーバーとは言え、今回のようなパッチの摘要で同様のトラブルを発生させたら大変。だけど、今回の問題を発生させることを事前テストはどこまで発見できるだろうか?100%は不可能だと思う。なので、復旧させる方法を考えているが、それも完全と言えるか?ということを最近、ずっと直接担当者に問いかけ続けて、その完全性をあげようとしている。この事件ではバックアップディスクから戻せない場合には環境を再構築して、各ユーザーから戻してもらうことを想定していたようだが、ユーザー側がそのような理解を完全にしていなかったので、別の対応もしていて、それが余計に混乱を招いているようにも思える。まだ、中間報告ということと内部の状況までは知ることはできないので、正確なことは言えないが、やはり、当初の想定とはちがっていることは確かだと思う。契約上はこのような最悪の状況は想定していたのだが、その契約約款だけでは納得してもらえないとすると、想定対策が良くなかったことになる。この辺が難しい。個人面ではクラウドサービスやこのブログのようなサービスで自分の大切な情報が消えたときにどこまで復活できるのかと考えてみると、写真は結構しっかり残しているけど、このブログはノーマークだったので、Gmailへ毎回送信することにした。自分で後から見直してみると自分自身で結構参考になることが多いのです。ということでちょっと立ち止まった記事でした。
2012.06.26
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Failsafeフェールセーフと言う考え方を知っている人は多いと思う。でも正しく理解して設計や運用ができているかというと難しいことが多い。よくあるのが、赤信号が一つ壊れていてももう一つの赤信号で止まりますというのがある。これでは2つの赤信号が壊れた時にはどうするのか?2つとも壊れたときには安全に止まることができるのかというのがフェールセーフの考え方。もっと基本的な考え方としたら青信号がでたときに進むことができる。それも青信号が2重または3重で判断されて信号が出るようになっていることがフェールセーフの基本でしょう。それでも不安なので教育された人間が異常を検知したら停止する。というような幾重にも安全側に働くようにすべきと言う考え方ですよね。中国鉄道省の発表はそのようなことを勉強している人ならばあまりにも稚拙としか言いようがない。落雷で安全システムが故障したから発生した事故。それが1.5日で修正できた?ので運行を再開しました????安全システムの修正は話がでていないけど、安全が確認できたと発表している。何を持って安全と言っているのか?こんなことで理解してもらえると思っている事自体が信じがたいことです。フェールセーフって失敗しても安全にということですが、1つ2つ失敗してもと考えるのは結構難しいのです。前述の赤信号で考えるか?青信号から考えるか?そんなところから考えることがシステム設計では求められることがあるってことですね。
2011.07.25
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タイの総選挙記事2006年から2010年までタイで過ごしたので、ちょっと興味深い。今回もやはりタクシン派が勝利。ということで現首相の旧エリート派が2000年以降まともな選挙で勝ったことが無いという状態が今回も現れた。タクシンさんの不正蓄財が話題となっているけど、それ以上に貧困層対策はタイの政治史をみると非常に大きなことでその支持が未だに消えないということ。2006年のクーデターはそのような庶民の感覚を無視した旧エリートと新エリート(タクシン派)の戦いの始まりで、その後の旧エリートによるバンコク空港の占拠、そして2010年のタクシン派によるバンコク中心街の占拠へと発展している。結局、両方の既得権益を守る戦いなので、片側が完全に負けるまでは続くと思われ、今回の結果も不安定な状況に代わりがなく、軍部の動きが注目されている。これは軍部の中では旧エリートが強いが、軍部も国民から支持されなくなると軍自体が崩壊してしまうとうことで慎重になっている。2006年のクーデターは国王の支持もあったが、その後は国王もあまり国政への関与を強めない方針となっているようで、政治に関する関与度は極端に下がっている。国際経済としては中国集中解消としてタイやベトナムなどが注目を浴びているが、ベトナムに比較して政治の混迷しているタイ。まだまだ、混乱がありそうで注視必要ですね。
2011.07.04
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の2日ほどskypeとMSが合同したときのメリットをいろいろ想像してみているけど、「GoogleはSkypeを買収しなかった」と言う記事もでてきた。内容を見ると資産価値としても技術としてもメリットがないという。興味深いのが「技術面」での記述で、ピアツーピアの古い技術を全面的に書き直す必要があるとのくだり。Googleが買収を検討した段階では少なくともネットワーク技術としては古い技術しか持っていないということで、多分、音声処理や映像処理もそのベース上のものしかないという認識だったということだと思う。それではユーザー情報くらいしか資産価値がないので、シナジー効果が得られるようなものではないという判断に至ったということらしい。表から見えているskypeの状態をよく表している話なのでよくわかる内容です。なので、この記事の中では、MSの買収は防衛的な要素が強いとの意見が載せられている。それにしてはちょっと巨額じゃないかなと思う。粗利でさえ3億ドルに及ばず、85億ドルで買収ということはこの先拡大していったとしても回収には10年以上かかることが予測されるから。インターネットの先進企業は常に新たな技術を模索や開発を行っているのが一般敵なので、skypeも多分、古い技術を続けることには問題を感じていただろうし、新たな技術を模索していただろうと思いたい。それが有効かどうかは数年先でないと分からないけど、この1,2年先にどんなものが出てくるのかを注目したい。他の企業もいろいろ考えていて、そちらの方が先に出てくるかも知れないということで数年後にこの日記を振り返るようなことが発生することを期待したい。テレビ電話やテレビ会議の先にあり、音声と映像技術を駆使したものというのがキーワードでもうちょっと想像してみることを楽しみます。
2011.05.13
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今日の記事ではバルマーCEOの「3スクリーン(TV,PC,Phone)」戦略にどうSkypeを活かせるのかが論じられているが、記事を書いている人もまだ予測がつかないということが結論のようだ。単に映像と音声がどこでもつながるというだけではやはり広がりや訴求力に欠けるものがある。「どこでも」というキーワードでは不十分。「いつでも長時間に」というキーワードと「映像」というキーワードはまだ余地があるようだが、これが強力な武器には思えない。また、Skypeユーザーを取り込むと言ってもほとんどのユーザーがWindowsのユーザーであり、WindowsのユーザーでないSkypeユーザーは数%のレベルじゃないかなと思うがどうだろうか?こうやって考えてくると単にSkypeの機能をXboxやWindows-mobileに取り込むだけではそんなにおもしろいものが出てくるとは思えないが、Skypeのソフトを構成している音声や映像の処理技術からの発展形のソフトが出てくる可能性に期待したい。まあ、昨日話題にしたネットワーク系の資産価値もあるかもしれないが,それについてはすでにMSは十分な力をMSNなどでもっているので,やはり、音声と映像の処理技術の延長線に期待です。
2011.05.11
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この記事。もう寝ようかなと思っていたら、IT系ではちょっとしたスクープ。FacebookやTwitterなどが話題となり、また、日本では家族割引などもあって、ちょっと影が薄くなってきたように感じるSkype。タイ在住中は結構にお世話になったけど、日本に帰ってきてからはそんなにメリットを感じなくなったいたので、ちょっとマイクロソフトの戦略が見えない感じです。まわりのスマートフォンの人でもSkypeが使えるけど、使っている人をあまり見ない。ただ、これは日本でのことでまだ世界では国境を越えての通信などでメリットがあることも多い。それよりも音声通信技術や遅延をできるだけ防ぐようなネットワーク経路検索の技術もありそうなので、そちらの相乗効果が期待できるのかもしれない。特に音声解析や画像解析にはまだまだおもしろそうなネタがありそうで、Skypeもどこまでやっているか分からないけど、音声状態をチェックしているような感じがしていて、それで悪い状態をできるだけ自動的に回避する何かを行っている気がしていた。タイと日本の通信速度の悪さ解消以上に音声品質の良さが進んだような記憶があり、ネットワークスピードやネットワーク経路探索以外の技術があったとしたら非常におもしろい買収で相乗効果が出てくるものと思う。動画や音声検索を何か簡単なインターフェースで行えるものが出てくるとまたIT世界の勢力図は変わるのだろうな。音声入力も進歩はしているけど圧倒的にはなっていない。単なる通信の領域以外がありそうと予測するのは考えすぎ???でもそれでなきゃ、高い買い物だと思うのはボケていますかね
2011.05.10
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夕方に中部電力が政府の停止要請に対して了承し、数日以内に停止する旨を発表。これに先立ち、本日の中部電力株価が10%あまりもダウン。この状態で株主が政府への損害訴訟を提訴することは可能なのでしょうか?明らかに政府決定により中部電力が被害を被ったと言えないことはないと思いますが、政府は最大限の支援を行うと表明しているので、株価の下落は政府の要請だ気ではないという論理になるのかな?中部電力も政府も損害金額はまだ示しおらず、外野席の報道関係が推測金額を示しているにすぎないので、この時点では株価が下がったとしても損害としては確定できないでしょう。この後、原発の津波や地震に対するリスクは大きく、止めることが妥当というのが常識的な考え方になれば、株価の下落は政府の決定によるものではなく、いずれ行われたものであるということになるのかな?というようになんかうやむやに騙されそうな中部電力と政府の発表に理解できないのは自分が頭がわるいからなのか、両者が騙そうとしてはっきりしたことを言わないのか?本当によくわからない両者の発表です。中部電力が利益会社でなく、単なる公共企業であるなら、両者の発表は理解できるのですが、利益企業に対して、損失を命令に近い形で要請し、それに対して損害額も示さず、保証もはっきりと要求せずに受諾すると言うのは理解で来ません。さらに交付金を配布しつづけるのは法律改正が必要では?なんか疑問がどんどん膨れるニュースです。
2011.05.09
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昨日の夜に「唐突」とブログアップしたけど、朝になり報道をみるとやはり「唐突」という意見が多い。やはり、他の原発との違いについての説明が不足していることや電力政策についての説明がないことなどに批判が出ている。中部電力も要請を受けたことを昨夜のうちにホームページに掲載しているけど、検討するに止まっていて、政府の要請したという演技と言いたくなる。昨日も書いたけど、今、巨大な地震と津波が発生した時にどう対応するのかを緊急対策と恒久対策に分けて実施すべきで、止めた方が危険度が下がることは理解できるのでその中で停止を要請すると言うステップではないかと思う。中部電力のホームページをみると電源確保や製品部品の確保について言及しているけど、それをいつまでに、あるいはどこまで確保できたのか?と言う点についての説明が3月22日以降されていない。緊急性を考えて3月22日に暫定策を立案したけど、その後の進展をせめて1ヶ月ごとに説明すべきではないかと思う。原子力発電の比率が高い関西電力の報告も期限や設置が済んだのかの記載がない。このような緊急対策こそ政府が命令として実施と監視をすべきでないかと思う。現段階での「停止要請」は緊急性が分からない。なのに「緊急」の記者会見を開くことはどんな意味があったのか?全体の安全対策の中での説明が早期にでてくることを期待したいし、一人一人が安全対策の進展状況を監視することが必要だと思う。
2011.05.07
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唐突な感じがするのは僕だけなのか?急遽、この19:00に記者会見を開いて、要請したことを表明。先日から中部電力の対策説明などもされているが、それに対する意見はまったく述べないまま、87%の確率で東海地震が発生する可能性があり、活断層の上だから停止するというのは他の原発との比較もほとんどなく、論理性に掛けていると言いたくなる。87%の確率は多分、ここ30年の間に起こる確率だと言うし、もしかしたら明日にも発生するかも知れない。福島の原発事故を見ていてもわかるけど、結局、冷却用の電力を明日でもどう確保するのかをまず対策しなければならないのであって、停止したからと言って解決にはならないと思う。停止を要請するというのはインパクトがあるので宣伝効果狙いじゃないかと疑いたくなる。それも2ヶ月近くなったこの時期に要請だけというのも納得しがたい。すでに対策案をそれぞれの電力会社が示しているのだからその評価も欲しいと思うのは欲張りすぎ?福島原発でも停止は出来たが、電力の喪失により冷却機能が維持できなかったり、4号炉のように停止状態でも使用済燃料を保管しておいただけでも水の蒸発により放射線被害が発生している。この反省に立てば、止めることは一つの対策方向かも知れないが、解決になっていないことをもっと理解すべきと思う。近隣の方々の心情を思えば、停止を要請するというのは理解できます。しかし、何度も言うようですが、それでは本当に今地震が発生して、津波に飲み込まれたら、停止しているだけでは不十分だということが福島第1原発で検証されたわけなので、冷却用の緊急機材を政府が確保したというようなことのほうが先だと思う。その上で停止要請と根本対策への計画立案を要請すべきではないのか?記者会見の映像を見ようとしても、政府のサイトでは非常に回線状態が悪く、途中で途切れしまうような状態ではリスク管理を考えていることすら感じられない。ちょっと厳しくなったけど、これまで我慢してきたけど、あまりに唐突でこの時期に緊急の記者会見で説明するような内容とは思えなかったので思わずブログを書きました。記者会見の模様はこちらのYouTubeから見えます。
2011.05.06
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ちょっと見落としていたけど、昨日テレビを見ていたらニュース番組の中で福島原発は事故を起こしたのに対して宮城県の女川原発は事故を起こしていない比較特集をやっていた。インターネットを検索してみると次のような記事もあって、報道関係ではしばらく前に話題になっていたんだなと今頃になって知った。産経新聞の記事朝日新聞の記事テレビ番組では結論が津波の高さ想定だけのようになっていたけど本当にそうだったのか?どうも報道関係は分かりやすさを求めすぎて結論を急ぎすぎているように思う。これらの記事も原発が大量の水を必要とすることなどから女川原発のような対策は簡単には実行できないというようにも受け止められる。どうも電力側に気をつかったような結論になっているような印象を持ってしまうのはちょっと読み方がおかしいのだろうか?確かに東北電力は9m程度の津波を想定した対応で東京電力は6mしか想定していなかったということが主要因なんだろうけど、同じ想定をしていた福島原発でも第2はここまで深刻な状況に陥らなかった。この点の違いにもっと注目すべき点があるのでは本当にハード的な問題だけだったのか?まだ、第1が収束したとは言い難い状況であり、この対応を考える時期であることは確かだけど、原発の運転再開を夏までにはやらなきゃいけないんじゃないのだろうか?そんな中でソフト=運用による差があったのではないかと思えて仕方ない。ようやく政府も初期対応に問題があったことを話出したけど、それではどうすべきだったのかをまずは暫定でもよいので一つまとめて、今稼動しているあるいは無事に生き残っている原発にも反映する点があるように思えて仕方ない。非常用発電機を高台に設置するというハード的な対応ばかりがクローズアップされていることに危険性を感じます。
2011.04.27
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今朝はほとんどこれが一番のニュースですよね。毎日新聞日経新聞ただこの報道の仕方は誤解を招かないかなと思ってしまいます。「6~9ヶ月」と書くと最大で9ヶ月と思ってしまうのではないでしょうか?発表された工程表を見ると、赤字で長期化するリスクが書かれていて、この部分がまだ見えていないということで9ヶ月が最短ということ。分かりにくいけど3つの炉が事故を起こしていて、それぞれの収束期間が違うということです。毎日新聞の記事では「最短」でという一言がそれを表している。まだ、すべてが確認できたわけではない中での工程表なので一番うまく行ったときの計画しか作れないのは分かる。問題はこれを上手に伝えられるのかどうかで、まずは不明な点が多いことを書くべきではないのかと思う。これが不安をかき立てるから収束できる表現を優先してしまうのかも。あまりに悲観的になってはいけないけど、1ヶ月を越えて長期化してきているのだから悪いパターンでの対応を中心にすべきだと思う。期待だけでは解決しないところになっていることを日本人みんなが認識すべきだと発信してほしい。
2011.04.18
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Facebookが台頭してきて、よくGoogleと比較されるようになってきたけどシステム屋あるいは利用側ととしては比較対象にならないと思う。この記事のページでもそう。両方を使用しているけど使用目的というか狙いがまったく違っている。広告媒体としてどちらが有利かという話題があるので比較されるのはわかるけど、それぞれが戦う物ではないし、それぞれが真似をしたところでそちらにユーザーが移っていくとも思えない。次の提案ができるかどうかどうかの戦いで、やはり軸足というか基軸から広げていくことが一番なんだけど、Googleの検索エンジン軸では広がりに限界がきているのだろう。それでChromeやAndoriodなどソフトメーカーへの返信を図っているのだろうけど、このビジネスモデルはこれまでとは違っているので収益性が変わるのは当然だと思う。ここが投資家からは収益性数値だけでの評価となるので好まれないということになっているのでしょうね。そうそう新しいアイディアがヒットするとも思えないし、ベンチャー的な部分と堅実な部分をミックスしていくことは当然だと思う。ただ、ソフト開発と提供が堅実と言えるのかは意見が分かれれるところだと思います。GoogleとFacebookの戦いというのは投資家の観点としては分かるけど、それよりは広告媒体の戦いとしてみれば、他の競合の方がもっとおおきいのではないかと思う僕の方が勘違いですか?
2011.04.17
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今テレビから見かけたニュース。福島原発や余震の暗いニュースが多い中で復旧が進んでいる明るいニュースです。ビックリしたのが釜石や鹿島という今回津波被害が甚大だったところからのニュースということです。もう復旧せず、内陸部に工場を立て直すというような記事も数日前に見かけていたので、このように被害がかなり大きいところでも工場が復活したというのは非常に元気づけられるニュースだと思います。津波被害だけでなく、産業が復旧しない復興しないのは被害の追い討ちですよね。とはいえ、一般企業は採算が合えばこそ、完全な建て直しになった工場は元のところに立て直すのは非常に難しいでしょう。そんな中では一つでも多くの企業がこの新日鉄や住友金属のように復旧されることを願っています。
2011.04.13
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3月14日の日記にも書いたけど、東京電力の原発事故対策の最前線は命の危険にも晒されているのだから最善を尽くしているのは間違いないと信じています。ただ、東京電力だけでなく原子力保安院の発表もどうも遅れているというか何かの躊躇があるというのか、変な感覚を感じるようになってきました。極めつけが今日のこのニュースでは論理の矛盾がひどいと思います。不安を煽りたくないのは分かりますが、それで論理が崩れているのでは余計な心配が増幅するのではないでしょうか?どこが崩れているのかというと、原発事故レベル7に該当と発表した中で管首相が放射能物質の減少傾向だけで「一歩一歩安定化」との発言したのですが、レベル7の発表は今日になって放射能物質が5万テラベクレルを越えていることが分かったからという論理であり、それでは分かるのにこんなに時間が掛かるのであれば、現時点で本当に管首相が言うように放射能物質が減少していると言えるのか、無理があるではないかと言いたい。さらにこの記事、放出された物質量が保安員が37万で安全委員会は63万。この値も現時点での測定できた範囲からの推測なので約85%のずれが生じている。現時点で1割程度だという安易な意見に対して、チェルノブイリの放射能物質の放出量についてはいろいろな情報を後日総合的に評価しての値であったので、福島原発の事故は総量を越えるかもしれないという意見もある。総量についてもここでは14Ebq=1400万テラベクレル。どうやってこんな単位を見出したのかビックリするのが報道で文部省系のこのサイトのE=エクサ=10^18の方がただしいが、そんなことも余計な混乱になるのかも知れないが、520万テラベクレルの出所もはっきりして欲しい。話があっちこっちになっているけど、5万テラベクレルというのは相当前に分かったことなのに1ヶ月を経過するまでは発表しないあるいは減少していると言えるまでは発表しないというような、悪い話を封じ込めているような感覚を丁寧に記事をなぞってみると見えているような気がするのは僕だけですかね?
2011.04.12
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道頓堀のグリコや京都タワーのライトが戻ってきたと言う記事や被災地の一部からも花見自粛はやりすぎ?というような声が出て来ている。あまりに自粛して、日本経済が萎縮してしまっては何もならないという論調も出てくるようになった。気持ちとしてはまだまだ花見で騒いでという気分には個人的にもならないのですが、西側に住んでいる人たちは被災者の方々を思いやることは大切にしても、それで一般消費まで落とすことは負の連鎖に陥ることをもう一度考えるところにきたのかと思います。復興に向けては寄付だけでなくて、積極的に東日本製のものを買ってあげることも寄付以上に貢献することじゃないのかなと思います。徐々に物流も動き出しているので直接被害を受けていないところからの物を買うことが被災地近くの仕事を生み出すことにもつながればと思います。
2011.04.05
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この記事、楽観的な僕でも東京電力は手詰まり感を感じます。まあ、健康被害が発生するようなレベルでないことは理解できるけど、これを実施するということは一つの敷居を越えたことになると思います。今回は1km離れたところの魚介類を1年間摂取しても0.6ミリシーベルトで日本を基準にすると年間に浴びる量の1/4。世界的に自然の放射線がおおい地域と比較すれば合わせても非常に小さい。多い地域の健康調査もこのサイトを見ると実施されていることがわかり、6ミリシーベルトでも差が確認できなかったとなっている。問題なのは1つの敷居を越えたので、どこまでを許すのかの基準が示されなければ、なし崩しになること。東京電力の記者会見映像では担当者の相当追い込まれた様子が見えて、そのようなことはないと思うが、一方で官房長官の会見はあまりにその場だけの判断になっているような感じがした。今回の判断は正しいと思いますが、政府は全体も見た見解が欲しかったと思います。今日、会見で話ができなかったのなら、明日でも新しい基準について示してもらえることを期待したですね。
2011.04.04
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3月11日の東日本大震災以降、日本のニュースは大震災と原発事故一色の雰囲気になっています。どちらも10年や20年に1回なんてレベルではないので、そうなってしまうのは仕方ない。海外のメディアも大震災の1週間くらいは相当な規模で報道されていたように思う。ただ、1週間くらいすると中東の特にリビア情勢と福島原発の事故が50・50になった。それが最近では60・40あるいは70・30になってきている。それだけ緊迫した情勢になっていて、ガソリンが高騰しているのも、原発事故や大震災の影響よりも中東情勢の方が問題。原発事故の状況を見ていると福島原発は第1は生き残っている5、6号機にしても退避エリアから外れるまでには数年は必要じゃないかと思われるし、現地の人たちの心情を思えばうまく停止できた福島原発第2もやはり数年は動かすことができないんじゃないかと思う。そうすると原油や天然ガスの確保、価格については日本政府も注目して、何らかの動きを見せる必要があると思う。すでに動いているけど、報道がされていないだけと信じたいんだけど。
2011.04.03
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昨年6月の小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還物語を記憶している人も多いと思います。書籍「はやぶさ物語」を読んでみるとそれは奇跡ではなく、最後まで諦めない粘りが生み出した成果だと思います。今の福島原発事故は、絶対に諦めることはできないし、さらに数々の窮地に対して次々と解決策を出してきている。想定外のトラブルとなった時点から奇跡とも言えるこれまで考えたことも無いことを考えているわけで、コンクリートポンプ車での注水や今日も苦労している放射能汚染水を回収するためのタンクも1案でNGなら第2案、第3案と知恵を尽くしている。この最後の最後まで諦めない姿勢は日本人・日本文化の特徴じゃないでしょうか?「はやぶさ」と福島原発の失敗したときの影響は大きな違いがあるでしょうが、決して諦めず、何かの解決策を編み出してくる力は共通するものがあると思います。先の書籍の中でもうだめだという報告の時に報道関係者から「次があるんでしょ」という暖かい意見が非常にありたがったという話がありますが、今の窮地こそ、Fukushima50'sではないですが、本当に原発の劣悪な環境の中で頑張っている人たちを応援する姿勢が大切では。東電幹部の人たちや政府の人たちの批判は後からどれだけでも出きるはずだと思います。
2011.03.29
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この記事(ホンダの2工場が操業停止期間を延長)をみると考えていた以上に復旧に困難を伴っている。先週の日記では先週あたりからこのような記事(日立オートモティブシステムズで生産再開)がもっと出てくると期待していたのですが、思ったほどでなく、生産停止延長の記事の方が多かったと思います。工場の再開に3ヶ月程度掛かると表明しているところもあり、その代替が見つからないとすると3ヶ月間生産が停止する物が出てくると思います。海外生産へのシフトが問題視されていますが、素材産業に近づけば近づくほど日本国内にしかないということになっていたのだと、日本の強さを改めて感じています。3ヶ月と表明したところも多分必死での復旧に動き出しているはずで、完全復旧は3ヶ月や半年先だとしてもこの1,2ヶ月で少量ながらでも生産再開ができるような力を見せてくれる物と信じていますし、それがさらに強い日本システムを作ることになると信じています。
2011.03.28
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イスラム圏でのデモ・反乱の引き金がFacebookで起きているような報道が続いていますが,確かにFacebookは同意見の人が集まるコミュニティを実名で形成するので、一つの後押しになったことは確実だと思います。しかし、今回の反乱を起こすだけの素地というか背景があったと言う報道も出てきていて、こちらが真実だと思います。北アフリカ圏での現在の国々の成り立ち・歴史を振り返れると不自然さが際立ってくるように感じます。現在の国々が崩壊したあとに民族・国家は何なのかを改めて問う時が来るのではと思います。何が日本の民族意識なのかも他国の騒ぎを見る中で考えてみてはどうでしょうか?
2011.02.27
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