ふと見ると、交差点の真ん中に白い物体。
近づいてみるとなんとぶちの子猫。
車がきても
「一歩も動くもんか!」
の気合いでじっと丸まる。
見上げた根性のぶち猫ちゃんを抱きかかえると、なんとがりがり。
お腹がすいて動けなかったんだね。
急いで家からキャットフードを持ってくると、
カリン、カリン、とおいしそうに食べること。
「かわいいぃ」
目にハートが出たのは私だけではなかったはず。
極めつけは我が家の鬼軍曹、長女6歳ひまわり氏の足元に、すりすりーんと甘えたこと。
これで難攻不落のボスもあえなく陥落。
「ぶち猫ちゃん、連れて帰ろう!」
の鬼軍曹の言葉に、珍しく逆らう伍長。
「だめ、明後日から旅行に行くから」
そうだった、明日から旅行に行くんだった。。。
そして旅行から帰ってもまだいたら、家に連れて帰ろうねの条約を結んだ軍曹と伍長。
軍曹は家に帰ってから画用紙に「ぶち猫ちゃん」の絵を次々に書いてテレビの回りに貼り
付けてアピール。
伍長見て見ぬふり。
さあ、ぶち猫ちゃんは我が家に仲間入りするのか!
それとも・・・
ぶち猫ちゃんの運命やいかに!
つづく・・・