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2024.01.20
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カテゴリ: 映画・ドラマ
おすすめ海外ドラマ「海賊になった貴族」シーズン1&2!



基本的には明るくカオスな海賊コメディ。
男性同士の恋愛だったり、色んなジェンダーやジェンダー間の恋を極めて明るく扱っています。
海では何でもあり精神。恥?なんで?という感じ。
ただ核となるスティードとエドワード(黒ひげ)の恋愛は、ラブロマンスとしてとてもピュアに誠実に描かれていて、かなりジンと来ます。
恐らく50代以上の大人の男性同士の、ティーンドラマもびっくりな甘酸っぱい恋愛模様。この関係がこんなに恋の純粋な本質を捉えていると感じられるのは凄い。

音楽の使い方、特に毎話のラストソングがとてもいいです。音楽好きな方は必見のドラマかもしれない。

(↓以下歴史上の人物 スティード・ボネットについて。※ドラマのネタバレあり※)





















スティード・ボネットという実在の海賊をモデルにしたドラマ、という前評判を聞いた時、私は単に「貴族から海賊になったというところだけをモデルにして、後は全て創作」ぐらいの話かと思ってました。



・元は裕福な地主。生活に何不自由しない17~18世紀のイギリス特権階級
・1度も航海したことないのに、いきなり海賊になろうとする
・自分の船を用意する時は奪わずに金に物を言わせてきちんと造船する
・船員に対しては普通の海賊が行っていた戦利品の配分制ではなく、給与制。しかもちゃんと払っていた様子
・初期は手下たちに船長としてあまり尊敬されず、信望がなかった
・色々と困った挙句に黒ひげ(エドワード・ティーチ)と出会って彼に一時船長?になってもらう(手下はみんなカリスマ海賊黒ひげの方を尊敬する)
・作中出てくる「海賊共和国」もハバナに実在
・後々、イギリスから恩赦を受けるものの、もう一度海賊に戻る

メアリーという奥さんもいて、子どももいて、そこも史実とあまり変わりがないみたいです。ドラマのようにメアリーが、夫が無責任に自分たちを置いて出て行った後、「最も幸せな未亡人」として活き活き生きたかどうかは分かりませんが。
ただ本当に貴族(爵位があった)かどうかは不明で、単に資産家だったかもしれないとのこと。

海賊をやっていたのはわずか1年と少しだったというものの、本当に「ただひたすら海賊になりたい」という夢のために資産も身分も全て捨てて海に出たんだったら、この人の一生はなかなか凄い人生。そのために妻子を捨てるなんて・・・というモヤモヤにも、ドラマでは一応解決策を示してくれます。




スティードとエドの各名シーンについては散々語られているかと思いますが、脇役の船員たちもかなり強烈で面白い。イジーとルシアスはもちろん、個人的お気に入りは↓


・スウィードがスパニッシュ・ジャッキーに見出されて20番目の夫になり、愛に目覚めてめきめきセクシーになっていくところ。最終的には黒シャツの割とホットなバーテンダーになる。
・手下の1人のバトンズがシャーマン的開眼を得て、とうとう人間の体を飛び出し、念願の鳥に変身して羽ばたいていく(?)。ところも、海賊伝説というか、海の神話感がある。
・アジアン・パイレーツ・クイーン!!



ただ全体的にバイオレンス表現は凄すぎて、苦手な人は要注意です。バトルシーンというより、暴力シーン。海賊ものだから仕方ないにしても、特にシーズン2の初めの方、荒れまくる黒ひげ辺りは見ていて辛くなるようなシーンも多かった。




Netflixの実写ワンピースといい、これも海外で人気があるみたいだし、世界的に「海賊もの」(本物の海賊の残酷さは控えめで、冒険心や底抜けの陽気さ・他人同士である船員の家族的絆を強調したフィクション風の)ジャンルに注目が集まっているのかも?混乱と混沌の時代を生き抜く、ダイナミックなパワーや物語が求められている…ような気もします。





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最終更新日  2024.01.22 22:58:56
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