もえうぉっち

もえうぉっち

2008.11.17
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カテゴリ: 活字主体の本
仲間が欲しいのにいないのが「孤立」

仲間がいなくてさびしいのが「孤独」

仲間など欲していないのが「孤高」

ぼくの「ひとり」はどれだろう

どうせなら、強い「ひとり」でありたいと願う





見えない境界線がしっかりとひかれた町に一人の少年がいた。
「沖」はレジャー施設建設のため買い占められつくりかえられてゆく。
そんな変化の中で転がり、はじかれ、「ひとり」になった少年。
彼が走り抜けた壮絶で短い人生。



茶化すなら「不幸のオンパレード」です。
以前感想を書いた「殺人の門(感想は コチラ !)」も不幸のデパートでしたが
このお話は第三者が主人公の少年に語る口調で進みます。
だから、するりと読めてしまう。
読者は「誰か不幸なヒトのお話」として受け入れることを許されています。

でも、どこかで抱いた思いや、でくわした光景に出会ってしまいます。
少年「シュウジ」はシュウジだけれど、きっとワタシでもあり、アナタでもある。

重みに耐え切れずたわんで割れてしまったガラスの破片が突き刺さるようなお話です。


生活の糧を得るために奔走しているヒトも、自分を見つめて途方にくれているヒトも。
きっと、誰が読んでもズシンとくる。

この本は今はヨソに移ってしまったブログ友が読んでいたもの。
記事に紹介されていて即購入したのに、今の今まで手に取れなかったものです。
出会えてよかった、と思える本でした。








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最終更新日  2008.11.17 22:16:06
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