もえうぉっち

もえうぉっち

2009.01.19
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カテゴリ: 活字主体の本

ドアの前をカツカツと通り過ぎる

自分の房の前でとまらないことを

ひらすら祈りながら過ごす

死にたくない






仮出所した先では、自分のせいで家族の生活が一変していた。
確かに人を死なせたけれど、それは自分のせいじゃないのに。
犯した罪と、背負わされる罪の重さに釈然としない日々。
ある日、冤罪の死刑囚の罪を晴らす仕事に誘われる。
誘ったのは、刑務官の南郷だった。


人を死なせてしまったらどうします?
意図的にではなく、たとえばワケもなく相手がつかみかかってきて、
振り払った瞬間転倒して、頭を打って・・・。
あなたがいわゆる真っ当な生活を送ってきており
証言者も多数いたならば、きっと情状酌量となるでしょう。
しかし、「死なせてしまった」というシルシは消えない。
相手の家族はあなたを恨むだろう。
あなたも「死なせてしまった」傷を背負う。
でも、恨まれるのは筋違い。

恨む気持ちはわかるし、恨まれても仕方ないとも思う。
どうします?

そんなことを考えました。

刑務官という仕事も、一部のエリートだけではありますが
国に殺人を委託されている特殊な職業なワケです。
「死刑」ってそういうものなんですよね。
彼らだって、冤罪のヒトを刑死させるなんて冗談じゃないですよね。

お話はミステリー仕立てで、するする読んでしまいますが、
なによりも、他人を恨まざるを得ない人間の業というものを
深く考えたくなるお話です。



映画にもなりましたね。

といいつつ映画は見てないです(なら黙っとけ)
人が人に抱く思いにやりきれなくなりました。






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最終更新日  2009.01.19 23:08:11
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興味深いな  
tsun-chang  さん
ホラーチックなタイトルだけど、違うんだね。
本も読みたいが、映画のほうを見てみたい。

生活が一変するなんて怖いわー。
たまに考えるよ。車で人轢いちゃったらどうしようとか。
想像するだけでブルッときてしまうので、かれこれ三年運転してません。
なおりんって運転するんだっけ?わしはもう無理かも。小心者ゆえ~。 (2009.01.20 18:34:51)

そそ、ホラーじゃないのよん  
tsun-changさん
-----
映画のほうが味わい深いのじゃないだろうか。
文体は読みやすいけど、少々軽いのよ。
テーマが深いので、映像でじっくり見たい気がします。

っつか、想像だけで三年ペーパー?(林家でなく

あっし、運転するよ。
車ないと買いだめできねぇ~。(ナニを買うんだ、ナニを

運転、しなくてよいならしないほうがいいさ。
お財布のためにも。地球のためにも。
(2009.01.21 00:52:48)

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