もえうぉっち

もえうぉっち

2012.01.24
XML
カテゴリ: 活字主体の本
なんであたしばっかり

煩い 煩い 煩い
あんたなんか―

【送料無料】殺人鬼フジコの衝動

【送料無料】殺人鬼フジコの衝動
価格:680円(税込、送料別)



■ある人気作家が一つの遺稿を手に入れる。
  その作品は世間で話題になった殺人鬼の話だった。
  殺人鬼フジコの生きてきた歴史、殺意という衝動。


 不思議な本でした。
 大部分がフジコの一人称で語られます。
 このフジコさんは虐待の被害者でイジメの被害者で
 そりゃもう悲惨な目にあってて
 でも、その辺の自己分析は妙に客観的で覚めてる。
 読者は一人称で語られると語り手の視線で物語を読みますので
 要はその悲惨な人生を歩むフジコになってしまうわけです。
 むちゃくちゃさっさと読み進めたのは

 最後に「あ、これは誰かの手記だった」と思い出させる構造で
 心底ホっとしたものね。

 フジコはむちゃくちゃ心の中でいろんな人を罵るんですけど
 かぎかっこがついてないってことは発言してなくて心の中で罵ってる。
 腹立つなら言えばいいのに!言ってもいい状況なのに!って思う。
 まぁ、いろいろ分析しようと思えばできるんだろうけど、
 とても不愉快でした。

 ただ、「誰しも一皮むけば、こんくらいは思ってるかもな」と思ったり。
 自動改札の前でピンポーンって鳴らしたヤツいたら
 上段回し蹴りで首をポキっていわせてやりたいと思ってるもんね。


 彼女が一番ほしかったのは存在価値という評価だったのでは、と。
 尊重されていると感じたことのない彼女は
 その美貌への称賛で評価をもぎとって安心するしかなかったのかな?

 つるるっと読んでしまったけど

 特にオススメもしませんです。
 あ、「こういう人生だけは歩まないようにしよう」って
 女の子が決心するにはいいかも。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.01.24 22:24:39
コメント(0) | コメントを書く
[活字主体の本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: