♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2006.11.09
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カテゴリ: 日々の暮らし。
明治生まれのわたしの祖父は

今はもう居ませんが、

祖父がいつも座っていた机の後には、
本箱が今でもあります。

とても古い本箱で
手前にすり硝子の扉がついている
最近ではもう
あまり見かけないスタイルのものです。


用事があって開いて、
なかを見ました。

びっしりと詰まった本の中に、
『コスモス』という2冊の本を見つけました。

1900年代の終りころに出版された本でした。

宇宙について、いろいろな角度から
いろいろのことが書いてある本でしたが、

本の後のところには、
何枚かの宇宙に関する記事の
新聞の切り抜きも閉じてあって、
とても興味深く見ました。


全然気がつきませんでしたが、
今改めて、
祖父が宇宙に対しても並々ならぬ関心を
抱き続けていたことを知って、
少し不思議な感じがします。


知らず知らずのうちに
私の中に流れているようにも思います。

そういえば祖父の本箱から、
私はたくさんの知識を吸収してきました。

父の本や雑誌や新聞のスクラップが入っていた
出窓の下の戸袋の中からも
私はたくさんの知識を吸収してきました。

そういう祖父や父の
本などの知識の集積には
普段の祖父や父からは
うかがい知ることのできない

意外で
豊かな世界を
感受して来たようにも思います。

中でも、
祖父の本箱の中から見つけて、
いつも見ていた雑誌に載っていた
原始時代や古代の世界の想像画と

父が仕事で使っていた
建築雑誌に載っていた
当時最新の建築の写真が
私に与えた影響は、
とても大きなものがあったと思います。

祖父の雑誌から
わたしは
幼稚園くらいの時に
もうすでに
アトランティス大陸の
水没を知りました。

父の建築雑誌には
新しい建築の紹介だけでなく
古い民家の作り変えの住宅の紹介も
ありました。

いまではそれは
けしてめずらしいものでは無いと
思いますが、
昭和30年代には
あまり考えている人は
少なかった
とても斬新なアイデアだったのです。

私はそれらの雑誌の映像から、
自分自身の想像力を限りなく
ふくらませて行ったのでした。





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Last updated  2017.08.22 10:58:51


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