♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2007.01.09
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カテゴリ: 日々の暮らし。
けさ、目白駅の

わたしが
押しました。

駅の非常停止ボタンの
スイッチを押したのは
生まれて初めてでした。

目白駅から山手線に乗ろうと思って
ホームで待っていて


山手線の中で
若い和服姿の女の人が
倒れていました。

こう文章で書くと
異常事態を想像されると思いますが
あんがい事実というのは
とっても淡々としていて
「あ~ 人がたおれているなぁ」と
私は認識したなぁ~

こんな具合なのは
周りの人たちも一緒で

こういう時はどうすれば良いかな~」
淡々とあまりにも普通にという感じで。

とりあえず
近くに立っていた人が
電車が発車しないように


それからぁ

誰かそばに居た女の人と
男の人が介護して。

和服の女の人の
腕と足は
ひくひくとなっていました。

「そうだ!
非常停止ボタンですよ」とわたしは
周りに居た見知らぬ人たちに言い

ホームで
それを探しました。

案外それはそばにあって
すぐに押そうと思ったのだけど
一瞬、躊躇しました。

これはほんとうに
押すに値する
できごとなのか?
みたいな感じで
判断力が止まりました。

それで
山手線のドアと窓から
私を見ているたくさんの顔に向かって
「これ、押してもいいですよね」と
尋ねました。

そうしたら
そのたくさんの顔が
不思議とみんな同時に
「うん、うん」と
二回うなずいて
応えてくれたので
押しました。

非常停止ボタンは
ちょっとやわらかい
不思議な感触でした。

すごく時間がたった
あとのように思えたけど
車掌さんたちが来て
倒れていた女の人は
駅のベンチに移されました。

救急車を呼んでいると
車掌さんが言いました。

周りの乗客はみんな親切で
連係プレイで手助けしていました。

でもとりあえず
電車は
発車することになって
ドアが閉まったら

一番お手伝いをしていた
若い男性が
まだ女性のことを支えているので
動けなくて
電車に乗り損ねてしまって
「あ~っ!電車ぁ~」というしぐさを
していたのが
スローモーションのような印象で
記憶に残っています。

帰りは帰りで
山手線の渋谷駅のホームで
電車を待っていたら
ホームの向こう側を
体長20センチくらいの
巨大で元気なねずみが
ホームに沿った長い直線を
ずうっと
すごいスピードで
走っていました。

ねずみは体は小さいけど
野生動物独特の
大きなオーラを持っていました。
つまり気配としては
巨大な存在感です。

人間ばかりが居る
渋谷駅に
動物が存在していると
少し
非日常的な
感じがしました。

今日はいちにち、駅で
不思議な体験をした日
でした。





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