♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2009.01.31
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今までのタロットのお絵描きでは

要町の熊谷守一美術館で
展覧会をやった2006年と

池袋西口の芸術劇場で
展覧会をやった2007年は

タロットのお絵描きには、テキストとして
『数の原理で読むタロットカード』
星和書店・松村潔著を使いました。

まず、この本を音読して


その頃は P.7の
「●タロットカードは二十二の心のありかた」
にとても関心と共感がありました。

そのことには、今も変わりは無いので
もういちどその文章を以下に転記してみようと
思います。

「個人的に強く感じることだが、タロットカードには、ほかのどの体系にもない大きな利点があると思う。大アルカナの二十二枚は、かつてヘブライ語の二十二文字に結び付けられていたが、発音される言葉というよりも、もうひとつ心の奥にある、象徴的な心の言葉というものをうまくあらわしているのではないかということだ。それは個人的な思念というよりも、集団的で普遍的な心の言葉で、だから二十二枚のカードを扱うことで、この二十二種類の意識状態や心理状態のどこにも過不足なく理解が浸透し、精神の柔軟性を発達させることができるだろう。心理や感情の発達という点で、何をすれば良いか、どこに歩けばいいか、偏りのない地図が手に入るのである。たとえば13<死神>のカードがある。これは停滞とか、不景気とか、スランプを示すカードだ。たいてい多くの場合、事業や生活、仕事などで誰もが停滞することを恐れる。人間は積極的に生きるべきで、勝つことが正しく、盛り上がるのは良いことだという教育を受けている。こうした場合、その反対のネガティヴな落ち込みや、スランプというものをどこか悪いことのように思うだろう。しかしこの死神のカードが示すような、暗い夜の体験を通過すると、自分の中で、よその誰かに依存し、望むとおりに人がしてくれるという期待感を捨てて、自分のほうから積極的に価値を見出すという発想の転換が起きる。この味をしめてしまうと、「落ち込みの後にはかならず積極的で能動的な状況を引き寄せることができる』という自信が生まれ、世の中や人生の否定面に対して恐れを持たないように生きることができるのだ。死神は他と同じく公平に評価をされるべき二十二種類の心理ワードのうちのひとつで、それをむやみに忌むべきではないという平均的な思想が身につけば、その人の中で常に状況を打開する力が身につく。
 この例でもわかるように、月のクレーターのように、これは悪い、これは良いと言う価値観のでこぼこ感が、タロットカードになじむことで平均化され、安定した理解力や包容力を身につけることができるのは、タロットカードの非常に大きな利点である。現代に住む私たちが、まだこのタロットカードの示す水準に達していないことは事実だろう。ある体験を過剰に評価し、違う別の体験を直視することを避けたりすることは、二十二のボキャブラリをまだすべての面では使えないことをあらわしているので、実人生の中でことあるごとに同じ影に遭遇するはめになる。タロットカードはその解決の糸口を与える。タロットカードを占い用に使うというよりも、これを心のあり方の辞書のように考えてみるのが良いのではあるまいか。」

そのあと2008年の休止の時期を経過して
今年2009年春から再度
タロットの絵を描く講座を再開しようと


時間的な経過があっても
やはりこの本に不思議な透明感と
ある意味、極限的な突き抜け感を感じるのは
変わりがないので

やはりこの本をテキストとして

「つえ」にしてみたいと思うのですが

2009年の今
とくにこの本の中で共鳴するところは
上記の部分のほかに
タロットカードを「種の書物」と
位置づけているところがあります。

同書のP.2に次の文章があります。

「集団あるいは民族と言う大きな単位で多くの人に共有される知恵は、実際に書物に書かれているというわけではない。それはとても日常的なところにころがっていて、いつも目にしているようなものだ。こうしたものを種の書物と考えるが、それは集団記憶のようなものだと言える。このように説明すると、あたかもタロットカードが古代の秘密の知識を伝えていると主張していると勘違いされるかもしれないが、普遍的な知恵などというものは、子供の遊びの歌の中にも表現される。読み手しだいで、そこから多くのことを引き出せるのが種の書物であって、そのために特別に用意しなくてはならない知識などはないはずだ。タロットはこうした多くの人の心に共有された言葉を絵柄にしたものではないかと思う。」

同じく今年2月から始めようとしている
タロットのお絵描き中級編も
このタロットを種の書物と位置づけて

最終的な21.「世界」の
マイワールドに到達する材料として
「おはなし」を使おうとするものです。





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Last updated  2019.02.02 13:59:54
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