♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2009.08.11
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お絵描き教室に来ていた


ある日
少し暗い顔をして

「先生
僕のお母さんは
間違うんだよ。」と
言っていたことがありました。

ああ

「9歳の危機」の瞬間だと
私は思いました。

それまでは
彼にとって
お母さんやお父さんや
周りの大人たちさえも

間違わない
ある意味神さまのような
存在だったのだろうなと
思います。


それだから

よく聖書の
「失楽園」に
たとえられていました。

お絵描きに来ている
子どもたちのようすを


たしかに9歳の危機の瞬間は
どの子にも訪れるように
思えたりもします。

それはひとつの節目なので
じきまたすぐに
次の新しい状態に
慣れてゆくのですが。



とある
ボディーワーク系の
ワークショップに
参加した時のこと。

主催者が
初めての参加者の
若い男の人に
参加の理由を
話してもらったことが
ありました。

いろいろと
その男の人が
話をし終わった後に

その主催者は
お母さんとのことは
どうですか?
何かありますか?
と尋ねました。

すると
その初めての参加者は
「いいえ、お母さんとの間には
何もありません。
とても良いお母さんです。」と
答えました。

その答えを聞いた主催者は
その会場にいた他の参加者に
お母さんとのことを
ひとりずつ尋ねてゆきました。

その会場にいた
他の参加者は
「難しいですね。」
「たいへんです。」
そのようにみなさん
答えておられました。

わたしも同じように答えた
ひとりだったのですが。


まる一日のワークが終わって
会の終わりにも
参加者全員が
車座になっての
シェアがあったのですが

その時に
朝の参加者の人は
「いやぁ、お母さんとのこと
いろいろ出てきました。
たくさんあります。」と
言っておられました。


自分が変わろうと
ひとつの扉を開けた時
それまでと
ぜんぜん違うものが
見えてくること
ありますね。

扉を開けないと
ずっと気づかないまま
生きてゆくことも
あるのだと思うのですが。



9歳の危機のときも
人は扉の
向こうの世界に移行して
別の存在になってゆきますが

変わろうとし始めたときも
人はひとつの扉を開いて
次の存在になり始めるのかも
知れないなと思います。

その時にも
あんがい
一番最初に出会うのも
おかあさんなのかも
知れません。

最初に出会って
ずっと一緒に
歩いているようにも
思ったりもします。





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Last updated  2019.02.04 16:18:44
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