♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

2013.01.04
XML
前回の神話研究会の前後から、暦(こよみ)に関しての流れが、いろいろと私の周りにできていて、おもしろいなぁと、思っています。

そのひとつが、こちらの本との出会いです。


CA1NEU5D.jpg

『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮しー


インスパイア星通信のほうに、わたしが月に2回アップさせていただいているのが、二十四節気ですが、これは、トランシットの太陽の運行に、一致します。

トランシットの太陽が、ひとつのサインに入宮した時と、ちょうどその半分の16度になった時、これが二十四節気です。

その、二十四節気ひとつひとつを、さらに3つに分けたのが、七十二候。松村先生は、サビアンの分類などで、かなり以前から、この72の分類を使っていたわけなのだなぁと、改めて気がついたりもしています。



神話研究会でテキストとしている『古事記の宇宙論』平凡社新書にも、ちょうど先月取り上げたところに、次のような文章が出てきていました。(p.59)



 暦に関していえば、わが国の暦はこのような太陰暦だけではなかった。農業一般もそうであるが、とりわけ天候に関連した精密な管理を必要とする稲作では、太陽暦が重要である。

一年の出発点は、次章に述べるように冬至とその儀式ニヒノアヘであり、夏至の田植えの儀礼サナヘを中央に配し、春分・秋分の儀礼的饗宴ウタガキ(カガヒ)など、太陽の運行は最重要な季節の指標であった。

中国暦の影響で、それに立春・立夏・立秋・立冬の区分と、それらをさらに三等分する二十四節気ーーたとえば冬至と立春のあいだを分割し、小寒・大寒とするなどーーが導入され、太陽暦は細分化された。

明治以後、キリスト教のグレゴリオ暦に統一され、仲秋の名月を除いて太陰暦は廃止されたが、二十四節気はいまなおメディアの気象情報などで引用されている。」




十牛図は「家を出て、絵へ帰る」ということに、とても大きなポイントがあると言っている研究者の人もいますが、松村先生によると、この「家」という多義にわたる象徴のひとつには、「暦・カレンダー」もあるのだ、と言うことです。(『たましいのこと』)

「昔の為政者が、政権を握ると、暦も変えた」ということは良く言われていることですが、このことはまさに、暦に「家」としての強い力があることを、物語っていると思われます。

私たちはあまりにも、カレンダーのある暮らしに慣れてしまっていて、あまりにもあたり前になっていて、そして、社会生活を送る上で、そのあたり前があることは、とても大切なことだと思いますが。

占星術とたずさわりながら生きてみることで、自然界の延長線上にある太陽と月、その運行をもとにした、太陽のサイクルと月のサイクル、それらとも触れ合うことで、より豊かなみずみずしさが、わたしたちの暮らしの中にも、呼び覚まされてゆくのかも知れないと、夢みたりもしています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.08.08 14:45:38


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

今季 洋

今季 洋

Calendar

Archives

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: