『アリス・イン・ワンダーランド』
19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)は、
婚約パーティーの開かれたある日、洋服を着た白ウサギを目撃し、
その後を追って穴の中へ落ちる。
三月ウサギや不思議な双子、言葉をしゃべる動物たち、
そしておかしな帽子屋( ジョニー・デップ
)たちのいるそこは、
独善的な赤の女王( ヘレナ・ボナム=カーター
)に支配されていた。
19歳になったアリスが迷い込んだのは、荒廃しきったワンダーランド。
それを目の前にして、たじろぐアリス。
ヤマネに「違うアリスだ」と言われるのも仕方がない。
子供の頃のような向こう見ずさも、無知ゆえの好奇心も、
年を取って色んなことを知ってしまった分、薄らいでいるのも当然。
そんなアリスは、帽子屋に「強さがなくなった」と言われる。
強さがなくなったのではなく、臆病になってしまっただけ。
傷つくことを恐れ、大人のように振舞うことを覚えてしまったアリス。
しかし、勝手に救世主に祭り上げられ、赤の女王の怪物と戦うことに。
姉である赤の女王にちょびっと同情しちゃったのは、
私が長女だからか。
妹の白の女王に、「両親を、可愛い目をパチパチして騙したようには、
騙されない!」という言葉の裏に、一体何があったんだろうか…と。
ディズニー映画ってのは、悪者に下手に同情してしまわないように、
最後は殺されても当然の、徹底的に悪いヤツに描かれるのだけれど、
なんだかその辺りのツメが甘かったのは、バートンだからか。
穴の中に落ち、危機に瀕したワンダーランドを救う=アリスの成長、
を示唆している、予定調和に満ちた映画。
貴族からのプロポーズを断ったアリス。
中国との貿易のために船に乗ったアリスはきっと、
キャプテン・ジャック・スパロウに出会うんですね(違)。
しかし正直ちょっと、3Dにも飽きてきたかな(爆)。
『アバター』を見た時ほどの、「おぉ~!」という感激が、
薄れてきたのは、慣れてきたせいか、この映画の3D具合が、
さほどでもなかったせいか。
隣に座ってた、やっとカタカナが読めるくらいの女の子
(予告編で「た…たい…たん?」と一生懸命読んでた)は、
退屈そうだったなぁ。
字幕版ってのもあるだろうけど、予告や宣伝で言ってたほど、
ファンタジーファンタジーしてなかったし。
絵的な面では、バートンとジョニデの最強タッグらしい、
クレイジーでビビッドな可愛らしさに溢れた映画でした。
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