*モナミ* SMAP・映画・本

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2011.04.11
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カテゴリ: 映画



フレデリック・ショパン(ピョートル・アダムチク)は祖国ポーランドを逃れ、
ウィーンを経てパリに辿り着くが、音楽家としての才能を認められずにいた。

しかし有力者たちの集まるサロンで、人気ピアニストのフランツ・リストが、
ショパンのエチュードを見事な演奏で披露したことから、ショパンの才能は、
パリに知れ渡る。

ショパンはリストから、女流作家ジョルジュ・サンド(ダヌタ・ステンカ)を、
紹介される。
サンドはフランス最大の作家と言われる一方、前夫と財産と2人の子供の、
親権を巡る裁判中であり、その間にも数々の男との関係を噂されていた。

サンドはショパンの才能に惚れ込み、その想いを彼にぶつける。

一方、ポーランド貴族の娘マリアに求婚、両親の許しを待っていたショパンは、
サンドに関心を示さない。

ショパンは持病を理由に結婚を断られ、寝込んでしまう。
ショパンが肺炎で倒れたことを聞いたサンドはすぐに駆けつけ、
滋養に富んだ料理を作る。

ショパンは彼女の優しさに心を動かされ、2人の関係が始まる。
2人はショパンの療養と作曲に集中するため、サンドの息子モーリス
(アダム・ヴォロノヴィチ)と娘ソランジュ(ボジェナ・スタフラ)とともに、
マヨルカ島へ旅立つ。

温暖な島のはずだったが、かつてない雨が降り、ショパンの病状は悪化する。
それ以降、冬はパリ、夏はノアンにあるサンドの別荘で暮らすようになる。
ショパンは次々と名作を生み出していく。

しかしモーリスは、母の愛を独占しようとするショパンを快く思わず、
ソランジュはショパンに尊敬以上の感情を抱くようになっていた。
そんな2人はやがて、ある悲劇を巻き起こす。



ジョルジュ・サンドの、ショパンに対する執着が、怖い。
その才能に惚れ込むのは、分かるけれども。

ショパンの映画なのに、なぜかサンドの印象の方が強くて。

2人の子供の親権も欲しい、そしてショパンも欲しい。
小説も書かなければいけない、しかしショパンに作曲もさせなければならない。
田舎でショパンに療養させなければいけない、しかし都会でショパンの曲を、
広めさせなければならない。

なんと欲張りなおばさん!(爆)


しかしショパンにとっても、理解者であり、パトロンでもあった、
ジョルジュ・サンドという人物は必要で。
持ちつ持たれつ、と言ってしまえばそれまでだけれども。


この2人の間にあったのは、恋人としての愛だったのだろうか、それとも、
打算だったのだろうか…。
サンドの方はショパンにかなり惚れ込んでいたけれども、ショパンの方は、
一体どうだったんだろう?

最後の方には、小うるさくつきまとう母親に対するような態度に、
なっていたような…。

もう放っておいて欲しいんだけど、サンドがいなければ何もできない、
それが分かっている自分に、苛立っているような。


サンドにとっても、恋人というよりは(そういう時期が確かにあったとしても)、
息子のようなものだったのかもしれない。

体も弱く、才能がありながらも、それを花開かせる術を知らない、
頼りない息子のような。


だから、サンドの息子も、嫉妬したのかもしれない。
いやでも、年頃の息子(といってもかなり大きい?)がいる家で、
母親が愛人を連れ込んで、しかもナニっちゃってるところを見ちゃったら、
素直ないい子に育て、という方が難しいわな(爆)。

娘にしたって、母親が奔放なんだから、奔放になっても仕方ないか。


サンドと息子と娘が強烈すぎた映画だけれども、さすが「ショパン」
というだけあって、全体に流れる音楽は、素晴らしいものでした。

それにしても、名曲、名作というものは、苦悩の中からしか生まれないのか…。
平凡じゃきっと、ダメなのね。





ショパン 愛と哀しみの旋律 公式サイト



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最終更新日  2011.04.23 07:43:48


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