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『日本の神様と日本人のしきたり』
著:戸部民夫
お天道様は見ている…。
日本人の「悪」の意識とは?
生活のなかに息づく日本の神様たち。
清めの水や塩の役割、酒屋の守り神、一目ぼれの呪力…。
古事記や日本書紀の脈々と現代につながっている話を、
わかりやすく解説。
ギリシアやローマの神話はよく読んでよく知っているのに、
日本の古代神話はほとんど知らない私。
これは『古事記』そのものではないけれど、古事記で語られる、
日本の国造りの神々たち、彼らから生まれた様々な神々たちが、
どのように信仰されているか、いかに日本人の心の中に住んでいるかを、
私たちの日常生活に基づいて解説している。
私たちが何気なく口にしている言葉、何気なく取っている行動、
そういう些細なものにも、古代神話から脈々と続いている意味がある。
ギリシア神話にしてもローマ神話にしても、キリスト教にしても、
その物語の発現はどことなく似ていて。
どことなくエロティックで、そしてとても人間的で。
やはり文明というものは同時発生的なものなんだな、と思ったり。
改めて古事記を読んでみたくなった一冊でした。
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