何万円の幻のワイン
高級レストランの豪華なディナー値段が書いてないお寿司屋さん
正直 ちょっとだけ憧れたりもするけれど
でも それらはまったく
母自慢の 愛情たっぷり手作りコロッケにはかなわない
飾っておくだけの 高級車コレクション
一度も使わない 山積みのエルメスのバッグ
目がくらむような宝石の数々
私はあんまり惹かれない
なぜなら それらはまったく
今日一日 この世に生きている命の価値とは 比較にもならない
ニュースでは毎日
子どもが殺され 大人達が汚い金儲けをし
また出生率の最低記録が更新されたと報じている
人々が金儲けに走り
人間を育てるという偉業に
価値を見出せなくなったのは何故なのだろう
「子供の教育など、
『大事なこと』は女性が行います。
そして『小さなこと』、
つまり政治などは男性が行うのです。」
ナポレオンの故郷 コルシカ島の言い伝え
この大いなる価値観は
きっと多くの女性が心打たれることだろう
「人類の最も偉大な仕事は 人間を育てること」
この価値を
日本人はあまりにもおろそかにしてしまった
「生命が一番尊い」
そんな当たり前の事を 人々は忘れてしまった
そしてそれらは ついに
次々へと恐ろしい事件となって
表れる時代となってしまった
物質主義に迷走し続ける日本の
当たり前の結果
人々はもうそのことに 心の底では気が付いている
ただ それを止める勇気がない
その先 何に依存していけばよいのか分からないから
どれだけ稼いでいるか
どれだけ高級な物を持っているか
どれだけ豊かな物にあふれているかが
幸せのバロメータ
人生の幸せの価値を 物質で判断するのは
相対的な幸福
何もない たいしたものは何も持ってないけど
これだけは確かに言える
この両親の元に生まれてよかった
この友達に会えてよかった
私は
この世に生まれてきてよかったんだと思える幸せ
これに勝る幸せの価値はない
絶対的な幸福は
確固たる思想を持つことでしか得られない
決して お金や物質などでは得られない
これこそ 一人一人が幸せをつかめるものだと
私は信じている