2017 10 月 ドイツ出張備忘録 5. Karl Hoffmann 社のハーヴェストマシン
2015 年製。牽引装置と移動用の荷台を含めて 30 万ユーロだから、約 3900 万円。 2017 年 10 月までに 10 台販売したそうだ。
荷台からワイヤーで引っ張られつつ、斜度 70%
以上でも作業可能。他社のハーヴェストマシンと異なり、車体は畝を跨がずアタッチメントが畝を挟み込み、振動するバーが房や果粒を叩き落とす。その際、エアフローで落下物を吹き戻すことで葉を除去し、果皮の破損を防ぐ。収穫が溜まったらコンテナに空けるが、これも一人で操作できる。これまでは多くの人手が必要だった収穫作業も、このマシンが一式あれば、一人で全部まかなうことができる。
収穫作業を請け負うこともやっていて、ひとかたまりになった 1
ヘクタールのブドウ畑ならば、 3
時間以内で完了し、かかる費用は大体 2000Euro
。これが人を雇うと、 3,500
~ 3,800Euro
かかるという。
ただし、稼働できるのはワイヤーを張った垣根式の畑だけで、棒仕立ての畑には対応していない。
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