もっちゃんサイト ちびつこたちと旅をしよう!

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2010.02.26
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急に冷え込んだ2月の初め、しらすに誘われぼてぽては東北地方を目指しました。

しかし・・・。



今日は雪国へ


「ぼてぽて、これから行く所はた~~くさん雪があるんだべ!」
すでにもうたくさんの雪がありますが(^^;
これからどこに向かうの?
「宮城と言ったら蔵王だべ!」
蔵王だけどさ(^^;
「今日はすんごいものを見に行くんだべ!」

今度はなぁに?





スキー場?


「着いたべ!」
確かに雪がいっぱいだ!
って、ここはスキー場じゃない?
「そうだべ。ここは宮城県は蔵王町にある“すみかわスノーパーク”だべ」
ほう(^^) じゃあなにかい?
何年ぶりかにスキーでもやろうってか?
「違うべ!これから後ろの雪上車に乗って山を登るべ!」
え~~~!?雪上車!?
しらす、きみはどこに行こうとしているんだ・・・?
「山の上だべ!」

でもそうじゃなくて。
「おっと間違ったべ!オイラが予約したのはこのちいこい雪上車じゃなくて、ワイルドモンスターの方だったべ!」
ワイルドモンスター!?
なんじゃそれ!?



ワイルドモンスター登場!


「これが“ワイルドモンスター”だべ!」

というか、これは除雪車なんじゃないの?(^^;
「違うべ!よく見ろだべ!後ろには客席があるべ!」
おおっ!!見ればまるでバスのようだ!
「これに乗って山の上を目指すんだべ!」
ほう!確かにこの雪上車なら雪の上でも安心だね(^^)
「中は暖房完備だべ!じゃあさっそく乗りこむべ!」
う、うん。
「ワイルドモンスター1号車、先頭切って出発だべ~~!!」



超満員の車内


あのぅ…。ものすごくきゅうくつなんですけど…。
「我慢しろだべ。今日は予約が満席だったんだべ」
満席って、この狭い中に何人乗ってるの?
「定員は30名だべ」
そんなに乗ってるのか…。
確かに向かいのお客さんと膝がくっつく、というか前の人の足の間に足を入れるっていうか…。
「オイラは快適だべ!」
しらすは快適でしょうね(^^;
「ちなみにこのワイルドモンスター1号車は総排気量11,000ccで重量は6,600キロ、全長7メートル、横幅は4.5メートルもあるんだべ!」
大きいね!そりゃそうだ、これだけの人を乗せて雪の上を走っていくんだもんね!
「キャタピラがついてるけど、思ったより揺れねぇべ」
そうだね!想像してたより快適だね!でもちょっとお尻が痛いや(^^;



後ろから2号車


「2号車が後ろから付いてくるべ!」
本当だ!その後ろからもついてくるね!
「今回は全部で6台のワイルドモンスターが出動しているんだべ」
6台も!?
「オイラたちが乗っているのは1号車だから、先頭を走っているんだべ!」
先頭なんだね(^^)
「だからワイルドモンスター1号車の前には雪をかきだす板がついているんだべ」
なるほど~!これなら積もった雪をかきながら山を登っていけるもんね!




全部で6台出動!


結構ゆっくりな速度で走るんだね。
「雪の上を高速で走ったら危ないべ」
確かに。
それにしても絶景だね!
「段々と木に雪が積もっていってるべ」
所でしらす、これから山の上に行って、何が見れるの?
「モンスターだべ!」
モンスター?なんじゃ、そりゃ。
「蔵王の山の上にはおっきなモンスターがた~~くさんいるんだべ!」
おっきなモンスター??
「見たらきっと驚くべ!」



ワイルドモンスターの車内にはガイドのおじさんが同乗し、蔵王連峰の山々を紹介してくれます。
そしてワイルドモンスターに揺られること約45分、ようやくしらすが長年来たがった、絶景の景色に出会うことができました!



出た!モンスター!


「ぼてぽて!!これが蔵王の“モンスター”だべ!!」
これがモンスター!?
っていうか、コレ、樹氷だね!?
「そうだべ!世界的にもなかなか見ることができない蔵王が誇る冬の絶景、樹氷だべ!」
すごいね~~~!!本当に真っ白なおばけみたい!
「この白い樹氷を“モンスター“って呼ぶんだべ」
なるほどね(^^)
「じゃあ蔵王の樹氷を満喫するべ!」



ちなみに樹氷は蔵王山の樹氷原と呼ばれる場所まで来ないと見ることができないんだそうです。だからはるばるワイルドモンスターに揺られてここまでやってきた、というわけです(^^)



すごくデカイべ!


それにしても本当にすごいね!
これって木に雪がついて固まってるの?
「そうだべ。雪と氷がついてるんだべ。そして樹氷ができるにはいくつかの条件がそろわないとできないんだそうだべ」
どんな条件?
「樹氷は雪がたくさん降ればできるってものではないんだべ。冬型の西高東低の気圧配置で、雪は降りすぎてもダメで、湿度の高い西風が吹かないと樹氷はできないんだべ」
へ~。色々な気象条件が揃って、はじめてこうして樹氷が作られるんだね?
「気象条件だけじゃなくて、場所も大事だべ」
ほう。





真っ白な世界


「蔵王山は太平洋側にある山脈の一つだけど、日本海側から吹いてきた風が朝日連峰を通って、そして山形を通り蔵王連峰にやってくるんだべ」
ほう。なんだかよくわからないけど、山形は二つの山々に囲まれた場所ってことかな?
「そうだべ。日本海から吹いてくる風はシベリアからたっぷりと水分を含んでやってくるんだべ。だから日本海側の雪はとっても重いんだべ」
なるほど!
「その雪がマイナスになる山形、蔵王に降り注いで、氷となるんだべ」
その氷と雪がこの木にくっついて・・・。
「樹氷となるべ!」




氷の芸術!


「ちなみにこの樹氷になっている大きな木は“アオモリトドマツ”といって、この蔵王の山に自生している木なんだそうだべ」
へ~!松の木なんだね?
「このアオモリトドマツは、よく街で見かける大きなクリスマスツリーにもなっているんだそうだべ」
あのツリーがこの木だったんだね!?
「そうだべ!そしてよく見るよ樹氷には雪の塊がついているんだけど・・・」
ん?
「これを“エビのしっぽ”と呼ぶんだそうだべ」
なんで?
「なぜなら、エビフライに似ているからだべ!」
ハハハ!確かにころもがいっぱいついたエビフライに似てるかも!




これでも天気はいいほうです


それにしてもすべてが真っ白で、なんだかよくわからないけど、よくパンフレットで見る樹氷の景色って青空じゃない?
「それはあくまでパンフレット用の景色なんだべ!あんな風に青空になるのは月に2日くらいだそうだべ」
え~~!?そうなの!?
「雪国の冬で青い空を見れるのは本当に珍しいんだそうだべ。毎日ワイルドモンスターに乗っているガイドさんですら滅多にお目にかかれない景色だそうべ。今日はこれでもだいぶ視界がいいって言ってたべ!」
へ~!確かに結構遠くまで見えるもんね!
でもどうせだったら青い空と真っ白な樹氷のコントラストを見たかったな~!



全部アオモリトドマツ


「今日は視界がいいからアオモリトドマツの原生林が見えるべ!」
わ!本当だ!すごいね!これ全部アオモリトドマツ?
「そうだべ!向こうに見えるのはエボシ岳だそうだべ。冬にこれだけ遠く見えるのは珍しいって言ってたべ」
へ~!それはよかった(^^)
しかし外はさむたかったけど、気温は何度くらいだったんだろう(^^;
「マイナス10度だべ!」
わ~~~!!!そりゃさむたいワケだわ!!



実は日本で樹氷を見ることができるのは、ここ蔵王と青森の八甲田などの限られた場所だけなんだそうです。しかも温暖化の影響でモンスターは毎年少しずつ小さくなっているんだとか。このときのモンスターは全盛の80%くらいの大きさだったそうです。
それでも近くに立てば圧倒されるほど大きなモンスター、本当に不思議で、素晴らしい景色でした。
ぼてぽては雪に寝転がり、見上げるようにして写真を撮りました。ファインダー越の景色はもう、口では表せないほどの絶景でした。

ちなみに、しらすが立っていた場所は積雪5メートル。ワイルドモンスターが走っていた道は積雪3メートルだそうです!



しらす念願の蔵王の樹氷ツアーはここから申し込もう!
すみかわスノーパークHP→ http://www.zao-sumikawa.jp/





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Last updated  2010.03.07 13:47:07
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