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2021年05月22日
テーマ： 3DCG作品(992)
カテゴリ： 紙芝居
前回の紙芝居は こちら
叛乱軍の新型機動兵器の脅威．．．
作戦本部では対策会議が開かれていました
それでは．．．
作戦本部参謀： これより、敵新型機動兵器対策会議を開始する 最初に指令よりお願いします
作戦本部指令： 今回、諸君らに集まってもらったのは、敵新型機動兵器に対して有効な策を導き出すためである 具体的に接触、被害のない拠点でも対岸の火事ではない、いつ脅威にさらされるかもしれない この事態にも関わらず、傍観者を装っていると感じられた場合には即堆積していただく 全員危機感を持って状況の把握、策の検討を行ってほしい 迅速にだ
作戦本部参謀： では、技術本部から現状について説明してもらう
技術本部長： 敵新型機動兵器について、こちらで解析した結果について説明します
技術本部長： 最初に確認されたのはこのタイプです 便宜上戦略ポッド型と呼ばせてもらいます 従来からある同タイプによく似ていますが、全く異なるものと言えます 骨格から全く違います どちらかというとバトルスーツ型に近い設計と判断されます 出力が高く、長距離射撃性能もずば抜けて高いことが確認されています 出現する機体数、頻度はそれほど高くなく、行動の内容から指揮官用の期待とみて良いでしょう
技術本部長： 従来型の改良と思われますが、スピード、火力とも著しく向上しています 近接戦闘用の武装も、爪からブレードに変更されており、戦闘力が上がっています 改良型とは言え、従来のバトルスーツ型と同じように考えることは極めて危険と考えます
技術本部長： そして、偵察ポッド型です
技術本部長： 従来の哨戒行動中心だったものと違い、積極的に電子戦を仕掛けてきています その性能も高く、ＥＣＭ起動直後はなす術もないというところが正直なところです 幸い電子暗号技術がまだまだ低いレベルということで、新型電子戦機であれば解析アンチジャミングで対抗できていますが、いつ改良してくるかは不安です 何より、ベースが従来の戦闘ポッドではなく、全く新しい設計というところが問題です
技術本部長： その懸念通り、新型の戦闘ポッドが出現しています
技術本部長： まだ試験中であるのか積極的な戦闘を仕掛けられていませんが、戦略ポッド並みの射撃性能を見せています 確認されている数も多いことから、この機が主力ではないかと思われます
作戦本部指令： 技術本部長、新しい敵機の説明は理解した．．．しかしながら、君の説明は、我々に不安を与えるだけで、先に希望を感じる内容が皆無なのだが．．．
技術本部長： はい、それでは現状の対応状況を説明します コンペティション形式で複数企業に新型機動兵器候補を開発させています いくつかの企業からは検証機が上がってきており、試験を行っています まもなく候補が絞り込まれ、皆様に紹介できることと．．．
作戦本部指令： いつだ？ いつ前線に新型を出せるのか？
技術本部長： う．．．さ、最大限の労力を投入して急がせるつもり．．．
作戦本部指令： 遅い！ 悠長なことを言っていられる場合でないことは冒頭で伝えたはずだ このままでは、指を咥えて被害が拡大するのを見ていなければならん
作戦本部参謀： こんな考えはどうでしょう コンペティションではなく共同開発に切り替える．．．言い換えれば、企業の枠を超え一丸となって新型機を早急に作り上げるということです 競い合って高い性能を導き出すのも重要ですが今は時間がない、資源、労力を集中することが得策かと思います
技術本部長： ですが、各社の調整など様々な高いハードルが．．．
作戦本部指令： そのように丸投げ体質だから、他人事のようなことを言えるのではないのか？ やるんだよ
スカルリーダー： 発言良ろしいですか？ 今まで経験した戦闘の状況から、我々特別作戦部隊は現状の装備でも対応できると考えます 一般部隊用の主力機を優先して進めることが良いと思います どう思う？バーミリオンリーダー
バーミリオンリーダー： 自分も賛成です 先日交戦した際には確かに戦闘力は上がっていました しかしながら、我々の現状装備で対応できないことはないと感じました それより特別作戦部隊は５つだけ．．．手が回らないの明らかです 各部隊の戦力の底上げをしない限り、活路は見いだせないと思います
作戦本部参謀： 本日は有意義な議論ができたと考える 結論として、コンペティションに参加している企業で合同チームを結成し、次期主力可変戦闘機の開発を加速することとする そのチームは技術本部が統括し、最終的な設計のすり合わせまで行う 時間がないので、コンペティションで既に試験を行っている検証機からベースの機体を選択する 開発完了までの間は、新型可変攻撃機ＶＡ－４２のできるだけの配備する方向で各部隊を再編制、特別作戦部隊のサポートで何とかしのぐこととする
こうして一般部隊向けの主力機開発が加速されることとなりました
そして、この会議の後、技術本部長は更迭されました
叛乱軍の新型機動兵器の脅威．．．
作戦本部では対策会議が開かれていました
それでは．．．
はじまり、はじまり．．．
作戦本部参謀： これより、敵新型機動兵器対策会議を開始する 最初に指令よりお願いします
作戦本部指令： 今回、諸君らに集まってもらったのは、敵新型機動兵器に対して有効な策を導き出すためである 具体的に接触、被害のない拠点でも対岸の火事ではない、いつ脅威にさらされるかもしれない この事態にも関わらず、傍観者を装っていると感じられた場合には即堆積していただく 全員危機感を持って状況の把握、策の検討を行ってほしい 迅速にだ
作戦本部参謀： では、技術本部から現状について説明してもらう
技術本部長： 敵新型機動兵器について、こちらで解析した結果について説明します
技術本部長： 最初に確認されたのはこのタイプです 便宜上戦略ポッド型と呼ばせてもらいます 従来からある同タイプによく似ていますが、全く異なるものと言えます 骨格から全く違います どちらかというとバトルスーツ型に近い設計と判断されます 出力が高く、長距離射撃性能もずば抜けて高いことが確認されています 出現する機体数、頻度はそれほど高くなく、行動の内容から指揮官用の期待とみて良いでしょう
技術本部長： 従来型の改良と思われますが、スピード、火力とも著しく向上しています 近接戦闘用の武装も、爪からブレードに変更されており、戦闘力が上がっています 改良型とは言え、従来のバトルスーツ型と同じように考えることは極めて危険と考えます
技術本部長： そして、偵察ポッド型です
技術本部長： 従来の哨戒行動中心だったものと違い、積極的に電子戦を仕掛けてきています その性能も高く、ＥＣＭ起動直後はなす術もないというところが正直なところです 幸い電子暗号技術がまだまだ低いレベルということで、新型電子戦機であれば解析アンチジャミングで対抗できていますが、いつ改良してくるかは不安です 何より、ベースが従来の戦闘ポッドではなく、全く新しい設計というところが問題です
技術本部長： その懸念通り、新型の戦闘ポッドが出現しています
技術本部長： まだ試験中であるのか積極的な戦闘を仕掛けられていませんが、戦略ポッド並みの射撃性能を見せています 確認されている数も多いことから、この機が主力ではないかと思われます
作戦本部指令： 技術本部長、新しい敵機の説明は理解した．．．しかしながら、君の説明は、我々に不安を与えるだけで、先に希望を感じる内容が皆無なのだが．．．
技術本部長： はい、それでは現状の対応状況を説明します コンペティション形式で複数企業に新型機動兵器候補を開発させています いくつかの企業からは検証機が上がってきており、試験を行っています まもなく候補が絞り込まれ、皆様に紹介できることと．．．
作戦本部指令： いつだ？ いつ前線に新型を出せるのか？
技術本部長： う．．．さ、最大限の労力を投入して急がせるつもり．．．
作戦本部指令： 遅い！ 悠長なことを言っていられる場合でないことは冒頭で伝えたはずだ このままでは、指を咥えて被害が拡大するのを見ていなければならん
作戦本部参謀： こんな考えはどうでしょう コンペティションではなく共同開発に切り替える．．．言い換えれば、企業の枠を超え一丸となって新型機を早急に作り上げるということです 競い合って高い性能を導き出すのも重要ですが今は時間がない、資源、労力を集中することが得策かと思います
技術本部長： ですが、各社の調整など様々な高いハードルが．．．
作戦本部指令： そのように丸投げ体質だから、他人事のようなことを言えるのではないのか？ やるんだよ
スカルリーダー： 発言良ろしいですか？ 今まで経験した戦闘の状況から、我々特別作戦部隊は現状の装備でも対応できると考えます 一般部隊用の主力機を優先して進めることが良いと思います どう思う？バーミリオンリーダー
バーミリオンリーダー： 自分も賛成です 先日交戦した際には確かに戦闘力は上がっていました しかしながら、我々の現状装備で対応できないことはないと感じました それより特別作戦部隊は５つだけ．．．手が回らないの明らかです 各部隊の戦力の底上げをしない限り、活路は見いだせないと思います
作戦本部参謀： 本日は有意義な議論ができたと考える 結論として、コンペティションに参加している企業で合同チームを結成し、次期主力可変戦闘機の開発を加速することとする そのチームは技術本部が統括し、最終的な設計のすり合わせまで行う 時間がないので、コンペティションで既に試験を行っている検証機からベースの機体を選択する 開発完了までの間は、新型可変攻撃機ＶＡ－４２のできるだけの配備する方向で各部隊を再編制、特別作戦部隊のサポートで何とかしのぐこととする
こうして一般部隊向けの主力機開発が加速されることとなりました
そして、この会議の後、技術本部長は更迭されました
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最終更新日
2021年05月22日 06時30分07秒
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