むらきぃの司法試験受験勉強記

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2018.05.26
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カテゴリ: 民法の教材
我妻 榮・有泉 亨・清水 誠・田山輝明
『我妻・有泉コンメンタール民法 総則・物権・債権』[第5版]
(日本評論社)1656頁
※​ 第6版 ​は2019年8月発売
※最新版は2021年3月発売の​ 第7版
※2022年9月に第8版が刊行される予定


元東京大学名誉教授の我妻榮博士,同じく元東京大学名誉教授の有泉亨博士,元東京都立大学名誉教授の清水誠元名誉教授,早稲田大学名誉教授の田山輝明博士の4名の共著による民法(財産法)のコンメンタール。



2011年に清水元名誉教授が鬼籍に入られたため,第3版以降は田山博士が1人で改訂を行っています。

最新第5版は,改正前と改正後の解説を併存させる形で債権法改正に対応しています。


以前の記事で,伝統的通説(我妻説)の考え方を知るという目的のために​ ダットサンシリーズ ​を購入して失敗したという話をしました。

その後,通説に則った適当な民法の参考書は何かないかと探してみた結果,辿り着いたのが本書です。

民法の各分野についてそれぞれ参考書を揃えるという方法もありますが,かなり予算を要することになりますし,往々にして分野ごとに著者が異なることになるので理論的一貫性は担保されません。

その点,本書は1冊で財産法全体をカバーしており,一貫して伝統的通説の立場から記述されているので,上記のような桎梏は回避できます。

1冊本としては値が張りますが,各分野の参考書をそれぞれ別個に購入することを考えると結果的にはかなり安く済みますし,参考書の目的を果たすためであれば必ずしも最新版を購入する必要はないと思います。

実際,私は2008年出版の第2版の中古本を1000円弱で買いました。

それでも,判例の収録数は非常に豊富で,情報量もとても多いので,参考書としては十分活用できると思います。

気になった人は図書館などで閲覧してみてはいかがでしょうか。





それでは。





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Last updated  2022.07.25 22:00:00
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