むらきぃの司法試験受験勉強記

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2018.06.19
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カテゴリ: 民事訴訟法の教材
新堂幸司『新民事訴訟法』[第五版](弘文堂,2011)1064頁
※最新版は2019年11月発売の​ 第6版


東京大学名誉教授・愛知大学名誉教授および新堂・村松法律事務所所属の弁護士の著者による民事訴訟法の体系書。

新訴訟物理論の立場を採っています。

非訟事件手続法,家事事件手続法,債権法改正には対応していません。

大判明治29・4・2民録2輯4号5頁から最決平成23・2・9民集65巻2号665頁までの判例が収録されています。


本書は,現在の民事訴訟法学界の到達点を示す1000頁を超える浩瀚な最高水準の体系書です。

著者は兼子一博士の弟子ですが,同じく兼子博士の弟子である三ケ月章博士の提唱した新訴訟物理論を継承しています。




研究者による論文に引用されることが非常に多い本書は,司法試験の受験勉強に用いるにはややオーバースペックのきらいがあるので,参考書として使用する方が一般的だろうと思います。


なお,著者自身が本書のはしがきにおいて,

「わたくし自身にとっては、傘寿を迎えた記念の仕事になった。」(本書3頁)

と述べている通り,著者は2011年の時点で80歳になっており,2019年には米寿を迎えるほど高齢になっているので,今後の改訂の可能性は低いかもしれません。

もっとも,これまでも著者の長女である法政大学法科大学院教授の新堂明子教授と次女が改訂作業のサポートをしているようですし,著者本人は教職からは退いているものの現在も現役の弁護士として業務に携わっているので,改訂が全く不可能というわけでもないようです。

少なくとも,現時点(2018年6月19日現在)において本書の改訂の予定はありません。


次回も,民事訴訟法の教材を紹介します。


それでは。


※追記(2019年11月13日)

2019年(令和元年)11月に​ 第6版 ​が刊行されました。






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Last updated  2020.10.13 14:55:00
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