むらきぃの司法試験受験勉強記

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シニア層@ Re:大村敦志『新基本民法7 家族編』[第2版](04/07) シニア層の知りたいことは、0896244450 …
もきち@ Re[1]:はじめまして(10/04) むらきぃさんへ 返信ありがとうございま…
むらきぃ @ Re:はじめまして(10/04) もきちさんへ はじめまして。 コメント…
もきち@ はじめまして はじめまして。 基本書を検索していて、た…
葵新伍@ 伊藤靖史・大杉謙一・田中 亘・松井秀征『会社法(LEGAL QUEST)』(04/24) 三版は誤記誤植が沢山ありとても読みにく…

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2018.08.15
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カテゴリ: 刑法の教材
高橋則夫『刑法総論』[第3版](成文堂,2016)624頁
※​ 第4版 は2018年10月発売​
※最新版は2022年10月発売の​ 第5版

高橋則夫『刑法各論』[第2版](成文堂,2014)772頁
※​ 第3版 は2018年10月発売​
※​ 第4版
※最新版は2025年7月発売の​ 第5版

​​

早稲田大学法学部教授の著者による基本書。

著者は,2017年まで,長年,司法試験の考査委員を務めていました。

行為無価値論の立場を採っています。

総論は,平成25年の刑の一部執行猶予の新設に対応しています。

各論は,平成29年の性犯罪規定の改正には対応していません。

なお,総論第3版第1刷には30箇所以上の訂正があったため,​ 成文堂ホームページ ​に​ 正誤表 ​がアップされています。


本書は,いわゆる新しい行為無価値論の立場から記述されています。



本書における判例の紹介は,事案の説明が詳細なうえに判決文・決定文の引用が非常に長く,さらに判例解説も十分な分量なので,判例集が要らないと言えるほど充実しています。

それだけに止まらず,判例の収録数も大変多く,また,論点および学説の網羅率も高いので,基本書としてだけでなく参考書としても使用できるクオリティの教材に仕上がっています。

もっとも,本書では“行為規範”と“制裁規範”という独自の規範論を中心に論理が展開されており,結論は判例・通説と同じであることが多いものの,その論証過程には判例との若干の乖離が見られます。

とりわけ“制裁規範”という言葉を論文式試験において使用した場合,高い評価を得られるかどうか予測できないところがあるため,本書の論証をそのまま用いるのには相応の注意が必要だと考えられます。

また,因果関係における客観的帰属論,過失における新々過失論を始め,伝統的な行為無価値論とは異なる見解を採用しているところもあります。



ちなみに,本書の客観的帰属論に関する記述は秀逸であり,一読の価値があると思います。


次回も,刑法の教材を紹介します。


それでは。





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Last updated  2025.07.19 10:30:03
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