むらきぃの司法試験受験勉強記

むらきぃの司法試験受験勉強記

PR

×

Profile

むらきぃ

むらきぃ

Comments

シニア層@ Re:大村敦志『新基本民法7 家族編』[第2版](04/07) シニア層の知りたいことは、0896244450 …
もきち@ Re[1]:はじめまして(10/04) むらきぃさんへ 返信ありがとうございま…
むらきぃ @ Re:はじめまして(10/04) もきちさんへ はじめまして。 コメント…
もきち@ はじめまして はじめまして。 基本書を検索していて、た…
葵新伍@ 伊藤靖史・大杉謙一・田中 亘・松井秀征『会社法(LEGAL QUEST)』(04/24) 三版は誤記誤植が沢山ありとても読みにく…

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

2018.10.06
XML
カテゴリ: 刑事訴訟法の教材
松尾浩也 監修・松本時夫・土本武司・池田 修・酒巻 匡 編集代表
『条解 刑事訴訟法』[第4版増補版](弘文堂,2016)1384頁
※​ 第5版 は2022年9月発売​
※最新版の​ 第5版増補版 ​は2024年7月発売


条解シリーズの刑事訴訟法。

元東京大学名誉教授の松尾浩也元名誉教授が監修を務めています。

編集代表は,当初は,元広島高等裁判所長官・元桐蔭横浜大学法科大学院教授の松本時夫弁護士と元最高検察庁検事・筑波大学名誉教授の土本武司博士の2名でしたが,第4版から,元福岡高等裁判所長官の池田修元判事と早稲田大学法科大学院教授の酒巻匡教授が編集代表に加わり4名となりました。




本書の企画は,1974年(昭和49年)に元東京大学教授の藤木英雄博士が立案したものでした。

藤木博士といえば,東京大学在学中に司法試験と国家公務員試験(現在の国家公務員総合職試験)のいずれにも首席で合格し,さらに東京大学も首席で卒業して,いわゆるトリプルクラウンを達成したことでも有名で,34歳の若さで東京大学教授になりましたが,残念ながら1977年(昭和52年)7月に45歳で急逝された夭折の刑事法学者です。

この藤木博士の急逝に伴い,急遽,松尾元名誉教授が監修を引き受けることになり,本書の初版が出版されたのが1984年(昭和59年)のことでした。

それ以来,幾度かの改訂を経てはいますが,今でもなお実務家必携の中型コンメンタールとして好評を博しています。


本書は,​ 『条解 刑法』 ​と同様に,執筆者のほとんどが現役の判事または検事あるいはそれらの出身者で占められています。

これらの実務家が中心となって,編集作業において合議を重ねながら内容的な統一性・整合性を保持しつつ編纂されており,それゆえに記述の安定感は抜群です。

内容は,まず各規定について実務における実際の解釈・運用がどのようなものであるのかが示され,次いでその運用等の根拠が的確に記述されており,同時に,実務で解釈・運用の指針としての役割を果たしている判例・裁判例が掲げられています。

一方で,理論的な問題に深入りすることは本書の目的から外れるため,重要な論点に限って各種の見解が紹介されているにすぎません。


本書の読者として想定されているのは,裁判官,検察官,検察事務官,刑事裁判に携わる裁判所書記官や弁護士などの実務家でしょう。

しかし,学習用コンメンタールではありませんが,法科大学院生や司法試験受験生が座右の書として利用する価値も十分にあると思います。



なお,新品はそれなりに高額ですが,旧版の中古本であれば1000円以内で購入できるでしょう。


次回も,刑事訴訟法の教材を紹介します。


それでは。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.07.01 15:40:00
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: