むらきぃの司法試験受験勉強記

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もきち@ Re[1]:はじめまして(10/04) むらきぃさんへ 返信ありがとうございま…
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2018.11.21
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石井一正『刑事事実認定入門』[第3版](判例タイムズ社,2015)181頁


元札幌高等裁判所長官および元関西大学法科大学院教授の著者による入門書。

平成28年刑事訴訟法改正には対応していません。


本書は,法科大学院における刑事実務基礎科目で用いられるために作成された教材です(はしがき参照)。

事実認定の基礎原理(実体的真実主義,証拠裁判主義,自由心証主義),証拠の意義と種類,証拠能力,証明の程度,挙証責任,各種供述証拠の証明力(自白,共犯者の供述,第三者の供述,専門家の供述),情況証拠による事実認定などの内容が収録されています。

刑事事実認定に関する本は,民事事実認定と同様に実務家向けの専門書ばかりで,受験生向けの入門書はほとんどないので,刑事事実認定の学習は,本書から始めるとよいでしょう。


なお,著者による本格的な刑事事実認定の本として,

石井一正『刑事実務証拠法』[第五版](判例タイムズ社,2011)
567頁




平成28年刑事訴訟法改正には対応していません。


本書は,証拠法の分野では他の追随を許さない,実務家必携の1冊です。

本書のタイトルを一見すると,刑事事実認定について書かれた本だとは思えないかもしれません。

しかし,「事実の認定は,証拠による」(刑事訴訟法317条)という証拠裁判主義は,刑事訴訟における事実認定の基本原理なので,刑事実務における証拠法の解釈および運用を知ることと刑事事実認定の方法を学ぶことは,密接に聯絡しているのです。

したがって,実務における証拠法を学ぶことは,刑事事実認定の方法を学習するうえで非常に意味があります。

もっとも,刑事実務基礎の教材としてはオーバースペックなので,必要に応じて図書館などで参照するといった使用の仕方で十分だと思います。


次回も,刑事実務基礎の教材を紹介します。


それでは。





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Last updated  2018.11.21 08:00:12
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