むらきぃの司法試験受験勉強記

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もきち@ Re[1]:はじめまして(10/04) むらきぃさんへ 返信ありがとうございま…
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2020.12.09
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カテゴリ: 憲法の教材
長谷部恭男『憲法(新法学ライブラリ 2)』[第7版](新世社,
2018)504頁
※​ 第8版 は2022年2月発売​
※最新版は2026年3月発売の​ 第9版


東京大学名誉教授・早稲田大学法科大学院教授の著者による基本書。

著者は,故芦部信喜博士の弟子で,旧司法試験の考査委員を務めていました。

ちなみに,著者は,学習院大学法科大学院教授で民事訴訟法学者の長谷部由起子教授の夫です。




本書は,「標準的な学説・判例を踏まえつつ,憲法の科学の性格,公共の福祉と人権,政治過程のとらえ方と違憲審査の役割などいくつかの問題について新たな視点を設定し,その視点から従来の学説・判例の意味や相互関係を読みなおすことを試みている」基本書であり,「その限りで,標準的な教科書に対するもう一つの(alternative)教科書になることを目指して」著されています(本書初版はしがき参照)。

ここにいう新たな視点とは,リベラリズム(自由主義)の視点であり,法哲学,政治哲学,政治思想史などに解釈の根拠を求める点が,”alternative”な本書の大きな特徴です。

なお,このような本書のalternativeな性格に照らして,著者は自ら​ 芦部信喜『憲法』 ​や​ 野中俊彦ほか『憲法Ⅰ・Ⅱ』(4人組) ​などの標準的な基本書との併用を推奨しています。

最新​ 第7版 ​への改訂では,夫婦同氏制の合憲性,再婚禁止期間規定の合憲性,GPS捜査と令状主義,検索エンジンの表示結果の削除の可否等に関する新たな判例についての記述が加えられるとともに,各分野の制度改正に即して記述が改められ,さらに説明の補充や削除など,理論状況の変化に対応する内容の修正が行われています。

また,著者自身は違憲審査基準論を採っているものの,本書の「基本権に関する項目は,現在の標準的な思考枠組みである三段階審査に即して記述されて」います(本書第7版はしがき参照)。


一般的な憲法の基本書を読んでも分からない箇所があったら,本書を参照してみると疑問が解消することがあるかもしれません。


それでは。





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Last updated  2026.03.15 14:25:10
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