ハセガ座【紙粘土作品展】~レ・ミゼラブル~

ハセガ座【紙粘土作品展】~レ・ミゼラブル~

2004年1月12日夜 レ・ミゼラブル

山口バルジャン×内野ジャベール

この日は、会社のミュージカル好き、ミュージカルを知らない人(ほとんど知らない人)を15人集めて、団体前売り券を取った。こうでもしなければ、このキャストで、この日にチケットを取るのは至難の業・・・。 何度も博多座さんに電話して、やっとの思いで手に入れました。
この1月公演も、前年の8月に電話すると、団体前売りの枠はもう少なくなっていて、希望日時が取れませんでした。それで焦って、まだキャストも発表されていないというのに、フライング予約をしました。バルジャンは山口祐一郎でなくては困る。15人のレ・ミ初体験のみなさんに、衝撃と感動を必要以上に体感してもらうには、祐一郎は外せませんでした。もうひとつ、山口祐一郎ファンの友達が欲しかった・・・。でも、枠が埋まっていくのを絶えられなくて、この日が山口バルジャンだ、と根拠のない予想を立て、16席予約しました。そして、何週間か過ぎ、キャスト発表日にスケジュールを博多座さんからFAXして頂いた。なんと、予想は大きく外れて、今井清隆バルジャンじゃん・・・(T◇T)せめて、石井一孝ならば。。。

一月前、団体枠がなくて、この日をとったのだ、もう、変更できるわけない・・・とみんなで落ち込んで、森公美子だから楽しいよ・・・と納得しようとしても、誰もテンションが上がらず・・・悩んだ末、一か八か、博多座さんに電話した。「団体で予約しているんですが、どうしても都合が悪くて、12日の夜に変更できないでしょうか。。。」なんと、席種を変更することで変更して頂けました!! みんな大喜び! 博多座さま、ありがとう!!

一般発売日は、一日中電話しても、繋がらず、翌日も全く繋がらず、仕方なく博多座まで行ってみると、土日祝日の山口バルジャン日および、千秋楽は完売でした。団体取れて良かったなー(⌒∇⌒)

内野がジャベール?・・・不安で一杯だ。エリザベートで初めて観たときはひどいもんだった。しかし、昨年の東京公演では、この組み合わせが一番人気だったと聞く。やっぱり、テレビに出ている人には敵わないのか・・・

エリザベート博多座公演から、3年、かなり磨かれていた。声量はあり、声の質もとてもいいが、技術的にはもうちょっとほしい。あと、濶舌が悪いので、クールなジャベールにはなれない。情熱的なジャベールだ。

ガブローシュに見抜かれたときの動揺、バルジャンに助けられたときの動揺(こちらは動揺しても良いが)は、内野らしい。
偉大なバルジャンの前に、ジャベールは無力・・・という雰囲気がいいかも。

でも、3年前のエリザベートのときのトートに比べ、かなり存在感、貫禄が出た。声に強さが出た。技術も上がった。でもまだまだ、技術が上がる容量もありそうだ。声量もあり、声質も良いのでこれからの成長が楽しみ・・・というか、ジャベールをやるなら、成長してもらわないと困る・・・。

山口バルジャンは、シャープ。鋭い声。よく響き、重厚であり、人間の中で最も神に近い声の持ち主だ・・・「彼を帰して」では、うっとりして、そのまま永眠しそうになりました。
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