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私がベースをはじめるきっかけとなったのは、サディスティックス在籍時の後藤次利さんのプレイを聞いてからです。そのときに次利さんが使っていたのが、B.C.RICH EAGLEBASSでした。B.C.RICHは、アレンビックなどと同様に当時の日本では「USAの高級ハンドメイドギターメーカー」として売られ、フェンダーの倍くらいの定価がつけられていました。そのギターやベースに共通している特徴は、ネックはスルーネック構造、PUはディマジオ搭載、そしてブースターと6ポイントのバリトーンスイッチ、PUのデュアルスイッチなどでした。ボディやネックは、メープルやコアといった木材で作られており、すべてメイプルや、ボディがコアでネックがメイプルなど様々な仕様がありました。イーグルベースはPUがディマジオのPモデルを2基搭載されていますが、マウントがレギュラーとリバースとそれぞれあったようです。また初期型だと、マウント位置がネック寄りのようです。次利さんはメイプルボディ、メイプルネックでディマジオのPUがレギュラーマウントのものでした。当時このベースは45万円くらいしていたので、当然買えません。国産のコピーモデルもありましたがそれでも15万円以上していました。私がせいぜい買うことができたのが、フェルナンデスBO-60という、スルーネックにディマジオもどきのPUが2基ついているベースでしたその後、10年位前に一度本気で探しましたが、なかなかオールメイプルのレギュラーPUのものを見つけられませんでした。値段も決して安くないので、そのときはあきらめましたが、今回偶然に希望する仕様を見つけ手に入れることができました。これから、憧れの次利サウンドを出せるように研究していきます。(私の理想の次利サウンドとは、”思い出のスクリーン”の間奏のソロの音などです)
2005/01/17
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