(リバイバル)静かな朝の国のドタバタ日記

「(犯罪の現場映像!!)この顔に”ピン”と来たら112番!!」 」の容疑者が2日警察に自首したそうです…。



警察に自首して来たのはジョ某氏(46)、「映像が世間に公開され、警察も捜査に着手したとの話を聞き、精神的に追い詰められて警察に電話をした後、自首した。」とのこと。また、犯行については「酒を飲んで酔っ払った弾みでやってしまった…。」と、容疑を示唆する証言をしているそうです。

しかし、警察は「駅の監視カメラの映像を分析して容疑者を割り出し、更にその人物が使った交通カードの記録を解析して身元を把握していた…。」とのこと。



(参考写真：交通カード)

同じ方法で、被害者の身元も確認し、チャン某氏(26)を探し出した警察。昨日のブログでも書きましたが、この種の犯罪は親告罪( 被害者が被害を届け出ることにより犯罪が成立する犯罪 )です。そのため、被害者は「告訴状」を警察に提出。警察はこれを受理して、被疑者を”性暴力犯罪等に関する特例法”で立件する方針だそうです。

被害者の証言によると、『動画では「爆睡」しているように見えますが、実は被疑者から「何をされている」かは判っており、不快に思っていたが、恥ずかしくて顔を上げられず「寝たふり」をして我慢していた…」とのこと。

また、今回の被疑者を追い詰めたのは、動画の公開や、警察の捜査着手だけでなく、この事態に怒りを覚えた「ネチズン捜査隊」による”被疑者の身元公開(中国語で”人肉検索”)がおこなわれたことも”大きな一因”だったそうです。しかし、一部では「市民がそこまで他人のプライバシーを暴いて良いのか」との声も挙がっています。

韓国社会は、世界的にも有数のネット社会・携帯電話普及率です。これからも「 犯罪現場動画公開 ネチズン捜査隊被疑者の身元暴露 警察が身柄確保 」といったパターンの”事件”が発生することでしょう…。

この件を伝えるニュース映像はこちら…