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ぼく、オタリーマン。2009年06月に4巻発売されてます。今のところ、1巻しか読んでいません。 "28歳(4巻では31歳)、職業SE、独身、彼女ナシ…そして、ちょっぴりオタク” というふれこみですが、オタクというより、自分に自信がなくて、ちょっと内向的な人って感じです。(時々オタクっぽいネタが出てきますけど・・・) 職場にいそうでしょ? 存在感薄くて、空気がそこだけよどんでそうな人・・・そんなサラリーマンの日常エッセイマンガです。 このマンガ、好みがスパッと分かれそうですね。面白いという人と、くだらないという人と・・・ 私は面白かったクチ。不器用なサラリーマンが、職場の人間関係に悩んでいる姿に”あ~、あるよ、あるよ、こういうこと” とちょっと哀しみを含んだ面白さ。 時々イタイというか、残念というか、切ないですけど。サラリーマン(社会人)の悲哀が感じられて、それでいてニマっと笑える。黒い苦い笑いですね~~。 よしたにさん、肥満ということですが、マンガを見る限り肥満体型ではありません。それなのに、ズボンの内股がすりきれた~!、シャツのボタンが飛んだ~!と言われても、なにがなんだか・・・ 想像不可・・・
2010年08月17日
光とともに…(15)今年1月に亡くなられた戸部けいこさん。ご冥福をお祈りします。 最終巻にはネーム段階の今後の話と、読みきり2本が収録されてます。 自閉症児を育てることの大変さ、また自閉症とはどういうものなのか、この本を読んで改めて知ることができました。「障害は個性だ」 という言葉を聞いたことがありますが、社会の理解、充分なサポートetc.が揃って、初めて言えることなんだと痛感します。このマンガの中で、光くんのお母さん(幸子さん)は、周囲の無理解のため(はじめは夫からも ”お前のしつけが悪い”と非難されていた・・・)、大変な苦労と孤独感を味わいます。それは何も自閉症に限らず、他の障害にも言えることです。大きな氷を溶かすように、少しずつ周囲の理解を得ていく過程には本当に頭が下がります。 障害を持ちながら生きるとはどういうことか、それを手助けするにはどうしたらいいのか・・・私たち皆が考えなければいけない問題を提起してくれる名作です。最後に戸部けいこさん、 ありがとうございました。
2010年07月31日
花よりも花の如く(8)7巻の「石に願いを」のメイキング・ストーリー。榊原憲人がどんどん成長していくのを見るのは爽快です。成田美名子さんって、成長もの(?)得意なんですかね?弟・西門さん、妹・彩紀ちゃんの影に隠れて、じみぃ~な印象しかなかった憲人がこの巻ではやたらとカッコいいです。特に、稽古シーンを一発勝負で撮る場面、いつものほにゃらか憲人とは別人! それと、ちょっと小汚いレニー役の藤井琳(りん)、もろにツボ!ボサボサ(無造作)ヘア、無精ひげ、ワイルドです。それでいて、SWEETSに頬を染めるあたり、思いっきりやられました・・・ ドラマ収録は終わって、憲人と琳の接点がなくなってしまったと思いきや、琳が入門することになったんで、これからも小汚い淋が見られそうです。 8巻での西門さんの登場は1コマだけ・・・ 淋しいですっ!
2010年07月07日
私が持っているのは単行本13巻です。 かなり前の本なんでいい加減くたびれて、読む時は注意が必要なくらいです・・・単行本ってもう絶版なんですね・・・ あらら・・・ 文庫版は全6巻です。 ところで、今頃なぜ『はみだしっ子』かといいますと、不覚にも作者の三原順さんが亡くなったのを知ったのが今年に入ってからでして・・・(1995年に亡くなられていたなんて・・・) これは読み返さなくては!と心に決めたはいいのですが、ずるずると今になってしまいました。もう何度も読んでいるので、感想もすらっと書けそうなものですが、そうはいかないのが三原順さんの作品なんです・・・ それぞれの家庭の複雑な事情で親元を離れ、放浪生活をしている4人の少年・グレアム、アンジー、サーニン、マックスが主人公。「親ではなくホントに愛してくれる人」を求めて、社会からの"はみだしっ子"の立場を選択し、子供でありながら大人達を小気味よくあしらいながら放浪する。 (Wikipediaより抜粋) 人間の心の奥底を覗き込んでいるような、深い洞察力。 含みのある鋭いセリフ。惚れたハレタの恋愛ものが続いた後、これを読んだら打ちのめされます。感想はまた次の機会に・・・
2010年06月24日
薔薇のために(1-16巻全巻)吉村明美さんの作品で一番好きなマンガ。たった一人の身内だった祖母が亡くなり、天涯孤独になった枕野ゆりが主人公。祖母の手紙から、実はゆりの母親は生きており、しかもTVや映画で活躍する女優・花井しょう子だと知らされる。母親に会いに札幌まで行ってみれば、「そんな子知らない」と言われ、父親違いの姉・兄・弟からは毒舌攻撃を受ける。おまけに 「綺麗な薔薇にはトゲがある」 を体現しているかのような美形家族!ちょっとぽっちゃりなゆりちゃんと、どう見ても血が繋がっているとは思えない!そんな家族の物語なんですが、涙あり、笑いあり。薔薇のようにキレイな人達ですが、心の中にトゲが刺さったまま、血を流しながら生きていたり・・・悩みながらも真摯に生きているゆりちゃんに感化され、だんだん救われていく過程がすばらしく、読み応えがあります。 吉村さんは、人の心の機微を描くのがすごく上手い!かなり前の作品ですが、いつ読んでも新鮮!!
2010年06月21日
『花冠の竜の国』の次世代編。星の都(クリサンリィン)の王女・リリフロラと、花の都の国(ギルディリエック)の王子・ヘディアード(通称ハリー)のコイバナ(?)&ファンタジー。・・・ですが、いまのところ甘い要素皆無です。 前シリーズを読んだ者としては、この作品は物足りない!父親エスターそっくりのハリー王子、母親リズを小さくしただけのエディアール王女。親子だから似ているとはいえ、ここまでそっくりだと手抜きなのでは・・・?顔のデッサンもなんか変だし・・・ストーリーもただドタバタしているだけで、安易な感じがありあり・・・まぁ、破天荒だったリズに比べて、リリフロラ姫には好感が持てるし、国王になったエスターは相変わらずクールでいいんだけど。。。5巻は7月13日発売です。
2010年06月10日
Paradise Kiss(5)『ご近所物語』 の続編ってことですが、登場人物はほとんど一新されてます。私立清栄学園に通う高校三年生・早坂紫(はやさか ゆかり)が主人公。この主人公・紫ちゃん、矢澤芸術学院に通う ジョージ、実和子(『ご近所』の美果子の妹)、嵐(『ご近所』の神崎リサの息子)、イザベラの4人が参加する学園祭のコンテストのショーモデルにスカウトされます。母親の圧力でイヤイヤ受験勉強をしていた紫ちゃん(通称なぜかキャロライン)は結局モデルを引き受けます。 そして、ジョージとの恋愛へ突入・・・となるわけです。・・・が、オレ様で我が道をバク進しているジョージと、気が強いわりに自分を持ってない紫ちゃん、なにかと揉めることが多くてですね・・・初めのうちは、紫ちゃんのぐじぐじ加減にちょっと閉口。近くにいたらきっとイヤだろうなぁ・・・と思っちゃいました。 実和子ちゃんのズレた可愛さ、格好は突き抜けてるけど意外に常識人・嵐くん、一応男だけどグループの母親的存在・イザベラ(本名 山本大助!)、皆さん面白キャラです。 ジョージと紫ちゃん、最後はアンハッピーエンドですが、建設的な別れですね。雑誌掲載時には不明だった紫ちゃんの結婚相手ですが、コミックスではばっちり出てきます! そう、あの人です!
2010年06月03日
Papa told me(27)『今宵あなたのみる夢は』 を読んで、榛野なな恵さんのファンになりました。この人の描くマンガは、独特の雰囲気があって大好き!世間からちょっとはみ出た感覚(良い意味で)を持った主人公達に とても共感できます。 『Papa told me 』の主人公・的場知世(まとば ちせ)ちゃんは、作家である父・的場信吉(まとば しんきち)と二人暮らし。世間でいう ”お母さんがいない かわいそうな父子家庭” なんだけど、そんな一般常識をくつがえす聡明さと、日々の生活を楽しむ逞しさがあります。二人の何気ない日常と、そこに絡む人たちの繊細な心の動きが描かれています。登場人物もちょっとはずれた(良い意味で)人達がいっぱい!はずれていることで苦悩しているけれど、私から見たら”世の中の不可解な常識からはずれている”だけで、繊細で良識ある人達なんだけどね・・・そういう人達にとって、世の中は住みにくいんだろうなぁ・・・政治家を父親に持つナイーブな少年・乾くん、結婚しないことをちくちく言われている知世ちゃんのおばさん・的場百合子などなど・・・愛すべき”はみ出し者”、がんばれ~~~!
2010年05月24日
×××HOLiC(17)侑子(ゆうこ)の後を継いで店主になった四月一日(わたぬき)くんですが、だんだん店主ぶりが板についてきました。今回の依頼主は女郎蜘蛛! 8巻で、四月一日(わたぬき)くんの右目を食べちゃったあの人です!”紅い真珠”を探すという依頼で、四月一日(わたぬき)くんは夢を渡ってマンションの一室へ・・・そこにいたのは、〇〇の肉を食べて歳をとらなくなった女でした・・・ ”紅い真珠”はその女の流した涙だったんです。。。 お色気だだ漏れの女郎蜘蛛に超接近されても、顔色も変えない四月一日(わたぬき)くん。以前からは考えられませんね・・・貫禄充分で、力もどんどん増してきているみたいです。でも、わたわたしていた四月一日(わたぬき)くんの方が良かったなぁ・・・路線変更しすぎだなぁ・・・ 優しいのは変わらないんですけどね。 今回は、管狐・無月が出てまして、とことん四月一日(わたぬき)くんLOVEのいじらしさっ!寒い時はマフラーにもなり、本来の姿になると火も噴いちゃう無月くん。 かわゆ~!最後の方には、狐のおでん屋さんの可愛い息子さんが出てます。てれってれっとしている姿が、とってもキュートです!
2010年04月24日
美女が野獣(全5巻)2002年から連載されていた、今も時々読み返したくなる作品。黒目がちで小動物のような外見と、周りの人を脱力させる妙な雰囲気を持つ天然系大食い少女、山下詠美(エイミ)。高校生とは思えないスゴミがあって、みんなから恐れられているダークなオーラの完璧肉食系・鰐淵(わにぶち)くん。 スゴミのある鰐淵くんを ”わにちん”と呼び、「超やさしー」というのはエイミちゃんくらい。でも 鰐淵くん、すっごくイイ男です。 イイ男すぎて 皆さん近寄れないんです! この『美女が野獣』、コイバナです(一応?)。鰐淵くんの恋人(一応?)の年上の美女、エイミと付き合っている(一応?) 年下草食系男子・シモーヌ(本名下貫)、どろどろ四角関係になりそうなのに、まったくそうじゃない・・・ぜんぜん恋愛話っぽくないんです・・・ (漫才のボケとツッコミみたい・・・)それなのに、絶妙のタイミングで おぉっ!!という場面があったりして、マツモトトモさん うまいっ!甘々なお話もいいけど、こんなさっぱりした恋愛もよろしいですな!
2010年04月09日
ヴァムピール(4)登場人物、すごい目力。 相変わらずのフェロモン全開。 樹さん、今回はアフタヌーン連載です。 頭の上に女が落ちてきて (飛び降り自殺の巻き添えですね・・・迷惑な話です・・・)、 1分間だけあの世へ行っちゃった主人公・水沫伶(みなわりょう)。この世に戻ったら、ド金髪と赤い目になっちゃってました。そして、見えないハズのものが、見えるようになるオマケまでついちゃった。その後出会った少女・北杜笙(ほくとしょう)に、「あなたは半分だけ 死者の世界の住人になってしまったの」と言われる。はて? なんのこっちゃい?どうやら1分死んでた間に、 ”ヴァムピール” が伶の体内に入っていたらしいんです。生きた人間の生命流動体 ”オド” を食べるヴァムピール。伶の体を狙っているのは ”男爵(バロン)” と呼ばれる ヴァムピールなんですが、伶が生き返ったために、体乗っ取りは中途半端に終わっちゃってます。そして伶が死んで 体が空くのを虎視眈々と待っているんです。 一方、笙は10年も前に死んでいて、彼女の中には ”カンタレッラ” が入っている。この人(?)、人間のおぞましい負の感情が大好きで、 絶妙のタイミングで現れては、人間のマイナス感情を吸い取っちゃう。吸い取られた人間は 廃人みたいになるんですけどね。 ・・・私、このカンタレッラのような黒いキャラ 好きみたいです。男爵も 見るからに笑顔がアヤシイ・・・ いいですねぇ。 3巻に登場する 「黒伶(クロくん)」 も必見です。 黒いフェロモンばりばり。男爵が呼んだ 「リュカ」 が3巻最後に登場し、やっとストーリーが核心へ進みはじめます。 『八雲立つ』はすんなり入り込めたのに、これはちょっとバリア張られてる感あり。完結してから一気読みした方が わかりやすいのかも?
2010年04月01日
はちみつの花(第3巻) 明治・文明開化の頃。 久世子爵のお屋敷で働く千歳、14歳。ある日、子爵の甥で、イギリス人を母に持つランが養子としてやってくる。蜜色の眼と髪を持つランに惹かれる千歳。日本人と違う自分の外見を、まったく気にしない千歳を好ましく思うラン。甘酸っぱい恋のお話 春めいてきたら、こんなマンガがよろしかろぅ周りにも元気を与えてくれそうな千歳ちゃんの笑顔、サイコーです。完璧な身分違い恋愛にもかかわらず、あまり悲壮感がないのも読みやすい。第2話で、しっかりちゃっかり恋人同士になる展開の素早さ。 です。一話ごとのエピソードも、可愛らしくてほのぼの~~。 春向きです。一見クールなランさんが、千歳の前だと、ツンでデレになってみたり・・・ 笑える・・・ 3巻では、ランの友人・ジョンがイギリスからやってきます。と思ったら、ジョンの妹・マリアまでもが・・・ おいっ、お邪魔虫だろうっ 恋のライバル出現かっ? と心配したのが バカだった・・・3巻最後で、初ちゅうだよ・・・ ごちそうさまでした・・・ 使用人・千歳と主人・ランの秘密の恋・・・ってあるけど、・・・いやぁ、ばればれでしょう・・・ でも、もうまんたい(無問題)木内 たつやさん、早く4巻出して下さい。 待ってます!
2010年03月22日
花よりも花の如く(第7巻)成田 美名子成田美名子さん、絵うまいなぁ「エイリアン通り」からずっと読んでるけど、今度はお能か「NATURAL」に出てた超イケメン ”榊原西門”さんのおにぃちゃん、榊原憲人(本名のりと、通称ケント)が主人公榊原家ののび太くんが主役なんて・・・ おまけに能だよ・・・ ・・・と若干躊躇しちゃいましたが、お能がわからなくても そこは成田わぁるど。。楽しいですっ爆笑するわけでもなく、胸ときめくドキドキ恋愛話でもありませんが、不思議と惹きつけられるマンガです。 7巻は 「石に願いを」TVドラマ編がメインです。舞台は宇治。能役者・藤哉(憲人)のアメリカ人のお弟子さん・エヴァンが、稽古帰りに水死する。エヴァンの替わりに稽古を受けようと、アメリカからやってきたレニー。エヴァンの死に疑問を感じ始める。 果たして、事故か他殺か? サスペンスでありながら、ヒューマンドラマチックですね 「石に願いを」ってちょっと妙なタイトルですが、読んでいくと納得です。 作者は 劇中劇が好きなんですかねエイリアン通り(ストリート)にも「フィリシア」という劇中劇がでてきますが・・・根底に流れているものは 昔と変わらないような気がします。 次のコミックス発売が待ち遠しい
2010年03月11日
×××HOLiC(16)CLAMPいなくなった侑子(ユーコ)を待ちながら、侑子が残した店を守っていく決心をした四月一日(わたぬき)侑子にもう一度逢える時まで、店を出ることもできず、年もとらず・・・ そういう覚悟を決めたからですかね四月一日くん、大変身です慣れないキセルでたばこを吸い始め、蝶柄の着物を着崩して、ちょっと艶めかしいポーズとっちゃってます。ある日突然、色気むんむんホステスさんになった純情男子高校生みたいに、似合わない・・・ 変・・・以前は、料理が得意で、ちょっとひょうきんな、優しいおにぃちゃんでした。完全な3枚目路線だったのにね。 あまりの変貌に、話の内容そっちのけで、大ショック受けちゃったよ。 16巻の感想はそれだけ 話は ツバサ(28)とリンクしてて、もうわけわからなくなってるから、正直どうでもよかったりする。
2010年03月09日
BANANA FISH バナナフィッシュ(全19巻)吉田 秋生アッシュ・リンクスは、金髪、グリーンの瞳の美しい容姿とIQ180以上の頭脳、射撃は一流でカリスマ性を兼ね備えた、ニューヨーク・スラム街のストリートキッズを統括するボス。ベトナム戦争で廃人となった兄グリフィンをかくまって世話している。ある日アッシュは、見知らぬ男が死ぬ間際に口走った「バナナ・フィッシュ」という言葉に疑念を抱く。実は兄グリフィンも、「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉を発していた。その頃、日本人カメラマン・伊部が助手の奥村英二を伴い、ストリート・ギャングの取材にニューヨークを訪れていた。やがてアッシュ、伊部らは「バナナ・フィッシュ」の謎を追ううちに、コルシカ・マフィア、政界上層部、連邦上院議員らが進めていた、恐るべき化学兵器開発プロジェクトの存在を知ることになる。ストリート・ギャング間の抗争、コルシカ・マフィアやチャイニーズ・マフィアの内紛などが複雑に絡み合う。 番外編「ANGEL EYES」「光の庭」収録 重い、暗い、切ない・・・読み終わるとずっしりきます。綺麗な外見のせいで小さい頃から性的虐待を受け、孤独と精神的外傷、自己嫌悪にさいなまれていたアッシュが奥村 英二と出会ってだんだん癒され、英二が心の支えになっていくのを読むと ほっとします。でも、アッシュを取り巻く状況は、安息の時間を長く与えてくれません。マフィアや連邦政府らを相手に、アッシュが大人顔負けの戦いをしかける場面は痛快ですが、少年らしさとかけ離れていて悲しくすらあります。 普通の10代らしく生きていくことはできないのか。なぜ強大な力に立ち向かっていかなければならないのか。過酷な試練に初めは打ちひしがれても、果敢に立ち向かっていく(いかなければならない)アッシュをみていると辛いです。やっと心を開ける相手(英二)を見つけても、敵はそこを上手に攻めてくるんですね・・・ 「バナナフィッシュ」の実験台にされた友人ショーターを使って 英二を殺すようにしむけたり、「バナナフィッシュ」で苦しむショーターを解放してあげるため、泣く泣く彼を撃ち殺さなければならなくなったり・・・ *「バナナフィッシュ」は解毒剤のない強烈な幻覚剤 あの手、この手でアッシュを苦しめます。 もう、ほっといてやれよ~~~!! Leave him alone~~!! コルシカ・マフィアのボス、ディノが雇った傭兵部隊との最終抗争。仲間の裏切りで英二が大けがを負ってしまいます。アッシュは英二のために、彼から離れると決心します。 ”もう二度と会わない。でもあいつはおれの友達だ。 たとえ一生会えなくても・・・ 思うことぐらい許されるだろう?” 日本へ帰る英二を見送りにも行きません。英二から手紙を託されたシン(チャイニーズのストリート・キッズ)は、ニューヨーク市立図書館の外へアッシュを呼び出し、手紙を渡します。ベンチに座って手紙を読み始めたアッシュは 空港へ向かうため走り出します。その時、アッシュを怨んでいるラオ(シンの兄)に刺されてしまいます。図書館の席で手紙を読みながら息絶えるアッシュ。いい夢を見ているかのように幸せそうな顔で・・・ ”君は一人じゃない ぼくがそばにいる ぼくの魂はいつも君とともにある”英二と心が繋がっていると確信できたアッシュは永遠に孤独から解放されたのでしょう。 番外編 「ANGEL EYES」 アッシュとショーターとの初めての出会い(よりによって少年刑務所内で) 番外編 「光の庭」 アッシュの死から7年後の物語。 涙なくしては読めません。
2010年02月24日
HUNTER×HUNTER(27)富樫義博 久々の新刊。前の話を忘れるくらい間があいています。ジンを探し出すというゴンの当初の目的は?クラピカの復讐は? レオリオはどうしたの?グリードアイランド編までは面白かったのに・・・特に、王+王直属護衛軍3人との戦闘に入ってからナレーション風の説明が多くなり、まるで字幕が長すぎて、画を観る暇がない映画のようです。 でも、やっと王vsネテロが読めるので28巻も買うんだろうなぁ・・・いつ出るかまったくわからないけど・・・
2010年02月22日
ボクを包む月の光「ぼく地球」次世代編(8)日渡早紀「ぼくの地球を守って」から16年後の物語。前作の主人公だった小林亜梨子(ありす)と小林輪(りん)の子供、小林蓮(れん)が今回の主人公。小学1年生の蓮は、不思議な能力を持つ両親のように自分にも超能力があると思っている。いつも窮地を救ってくれる美女とイケメンの守護天使のことも気になって仕方ない。二人は亜梨子と輪の前世「木蓮」と「紫苑」だった。サイコメトリの能力に目覚めた蓮は、父親輪の過去に興味を持ち、輪にもらった帽子から過去の情報を読み取るが、次第に奇妙な言動を繰り返すようになる。そんな蓮の行動にかつての自分を重ねる輪は、紫苑に蓮の前から姿を消すよう頼む。紫苑は、一時的に木蓮と二人で蓮をあずかりたいと申し出る。8巻は月基地(正しくは蓮のインナースペース)で、木蓮と紫苑と過ごす蓮。紫苑が本当に望んでいるのは何なのかを知る。「木蓮と自分の分まで、生き切ること」「地球を守る側の人間になってほしいこと」蓮は地球を守る側の人間になることを誓う。 --以上「帽子の記憶」完結---以下「カチコの事情」アメリカにいる父未来路(みくろ)と一緒に住みたいカチコ。(現在は小林家に住んでいる。)でも未来路はうんと言わない。「お父ちゃんにとって、うち、ただの厄介者やんけっ!」反発するカチコ。輪の勧めもあって、未来路はカチコに出生の秘密を話す。「自分と同じようにカチコにも母が二人いる。」ショックを受けながらも、未来路を気遣って気丈にふるまうカチコ。未来路とともにアメリカへ行くことになる。(ついでに 輪と蓮も) どうなっちゃうんだろう?と心配だった「帽子の記憶」が完結です。前作で壮絶な紫苑の人生に涙した者として、木蓮と一緒にいられて幸せそうな紫苑を見るとほっとします。 「記憶鮮明」にも登場する未来路、憎めないへたれっぷり・・・これですごいエスパーなんて、意外性あり過ぎです。でも密かにファンです。 アメリカへ旅立つカチコを抱きしめながら、「私はカチコちゃんの3番目のお母ちゃんじゃないかなぁ・・・」という亜梨子。ここは涙ものです。前作からの登場人物が多いので、あらかじめ読んでおくことをお勧めします。
2010年02月21日
HUNTER×HUNTER 富樫義博この巻までは今までに何度も読み返してます。ゴンとキルアが、ビスケの指導を受けてどんどん強くなっていくのが面白い。16巻でヒソカが登場、ゴンたちと一緒のチームになってドッジボールの試合をすることになります。’戦闘好きの変な人’という印象だったのが、’やっぱり変だけどなかなかいいヤツ’に変わります。
2010年02月11日
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