Wyhappyの部屋

Wyhappyの部屋

中国の巻その7(終わり)



 我々に与えられた中国での業務はすべて完了した。明日は帰国しなくてはならない。4人で伸ちゃんに何かご馳走しようと思っていた。伸ちゃんから今日はどこへ行くつもりと聞かれ、「ホテルで中華はどうか?」と応えた。伸ちゃんは「ホテルは在り来たりだから韓国料理の焼肉へ行かないか?」というので、旨い食い物には目がないので「それも良いね。」となった。ちょっと雨が降っていたが、李さんも含めて5人でホテルからタクシーで駅の裏にあるというその店に行った。
 店の構えも中も韓国に来た感じがする店で、違いは店の前に中国の若いお姉さんが待っていること位かな?料理はやはり骨付きカルビを中心にと思ったが、実は良く判らないので、後は伸ちゃんと李さんに任せた。酒はやはり真露酒で1本頼んだ。2年前の韓国旅行以来、すっかりキムチや韓国料理に惚れ込んでいたので、今日も料理を堪能した。真露酒は多分一人で飲んでいたと思うが、2本目を頼んだ頃から記憶が定かではない。会計を済ませた後、多分ホテルまで歩いていったような気がする。途中でデパートに入りトイレにも入ったと思う。

―ここからは、Hの話であるが、デパートを出た所で玄関に乞食のばあさんがいて、金をせびっていたらしい。そこで、俺は彼女のおでこをピタッと手で叩いたらしい。すると彼女は何か中国語で言ったらしいが、「何を言っているのか判らない!日本語で言え。」と言ったらしい。道にいた中国人たちの顔色が一瞬変わったらしく、「あの時のなべさんはひょっとして危なかったが、とっさに李さんがカバーしてくれたお陰で事なきを得た」とHが言っていた。ここは記憶がないので、多分正しいのだろう。―

 その後の記憶では途中の果物屋でライチーや見たことのない果物が売っていた。随分と安い値段だったと思うが、味見してみるとこれがまた、旨い。思わず2種類の果物を買ってしまった。本当はいけない事だと思うが、残りの果物を日本に持ってきてしまった。

 ホテルに戻り、シャワーを浴びた後、最後のマッサージに行った。トーファンは始めの5分位いたが、帰るというので後はバーバーにマッサージしてもらった。バーバーは日本語ができないが、これからカラオケに行こうと誘ってきた。眠いのともう遅いから今度にしようと言って断ったが、これはある種のサインだったらしい。ちょっと残念なことをしたかな?

12月20日(火)晴れ

 いよいよ帰国の日、Oチャンは帰る前に贋物城で買い物をしたいと言う。無理もない。彼は毎日遅くまで仕事で多分買い物に行く時間が取れなかったのだろう。来る時は「僕の役割はナベチャンをシンセンまで連れて来る事と、部品を運ぶことで終わりだ。」と言っていたが、やはり、ベテランを回りは放とかない。随分と活躍していた。

 3人は駅前で待っていると言ったので、2人で買い物に行くことにした。大木ちゃんは時計をお土産にするらしく、オメガを5~6個購入していた。実は俺も2個買ってしまった。価格の交渉やら調整で1時間後には駅に戻った。その後、来た道を戻るはずであったが、中々帰り道が判らず、四苦八苦してイミグレーションを見つけた。本当は空港に着いた後、香港市内に行って、飲茶で昼飯を喰おうという約束をしていたが、時間が無くなっていた。

 香港空港に着いて、搭乗手続きを済ませた後、彼らは職場のお土産を買うと言うので、日航のサクララウンジで会おうと決めた。香港空港は北と南に分かれているが、空港の外では何も見るべきモノや買うものがない。むしろ、中に入ると免税店などがあり、楽しめる。(そのことに気付いたのは30分もたってからである)頼まれていたものを買った時はすでに出発の30分前だった。それから、サクララウンジを探したが見つからない。非常に焦ってきた。案内の女性に聞くと、電車に乗って降りたところにあると言う。参ったなあ。

 電車は何分置きにあるのだろうか?待っている間中イライラしていた。下車してからもラウンジが見つからない。トイレでも行ってから探そう。空港のトイレはとてもきれいだった。残り時間は15分しかない。日航のカウンターを見つけラウンジの場所を聞いてやっと皆と再会した。4人は軽い食事を済ませていた。腹が減っていることに気付き、サンドイッチとビールを飲んだ。4人は先に乗っているよと言い残し、飛行機に向かった。俺はその後にみやげ物のチョコを購入したり、タバコを買ってから飛行機へと向かった。出発の5分前だった。(教訓:ローフから香港の飛行機に乗るまでは、時間がかかる。特にイミグレーションや搭乗手続き、そして、空港からさらに、飛行機に乗るまでは電車でいくための時間が必要である。)

 飛行機はほぼ定刻より10分遅れて出発した。飛行機の中では短かった1週間を色々と思い出していた。今度来る時はもう少し中国語を話せるようになっておこう。(アメリカへ行った時も同じような反省をしたが、、、)中国は楽しい処であった。



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: