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2009年07月31日
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カテゴリ: 更新情報&動画集
私は、中学入ってからの健康診断で、脊柱側わん症という、背骨がねじれながらS字に歪む症状が発見されました。

原因は諸説ありますが、大概は不明…ということです。


それを悪化させないために、病院へ定期的に通うことになりました。
学校からの紹介はいくつかありましたが、母の仕事の都合上、月曜日に側わん症の外来がある、C大学病院へ通うことになりました。

自宅から、バス→電車→バスと乗り継いで、2時間かかる上に、レントゲン撮るのに、2時間近く待ち、その後診察までにも1時間以上、その後会計でも1時間近く…
予約していたってこの有り様ですから。
ぐったりです。


待ち時間は、大学病院なので、ある程度は仕方ないかもしれない…
当時は電子カルテに以降する前か以降過渡期だったと思うし。





でも、もっと嫌だったのは診察。


広い部屋に机がずらーと中央にならんでいて、その回りに医師が4人から6人。
医師一人に患者と保護者一組。

大部屋診療なんです。
月曜日は、側わん症外来なので、同じ年くらいの子がたくさんいます。
現在のC大学の側わん症外来がそうかは知りませんが、15年前は患者のプライバシーなんてありませんでした。


他の患者も診察を受けている中で、ある子は立たされて前屈して、左右の背筋の高さの違いを見られていたり、他の患者がいるなかで、レントゲン写真をみられたりするんですよ。


ここに来る子は、みんな中高生。
男の子もいたけど、圧倒的に女の子が多かった。

『見た目』に敏感になり、自意識だって強くなる年頃です。

みんな、傷ついたと思う。



私だけじゃなく、病院やお医者様がトラウマになってしまった子は多いと思う。


もっと酷かったのは、コルセットを作るとき。


当時のC大学病院の側わん症の治療法は、『まっすぐな状態で骨を固める』というもの。

女子は、初潮後3年ほどで成長はほぼとまります。
しかし、成長している間は、骨が歪みやすいし、成長後歪んだまま固まってしまうと直せなくなる。



このコルセットはプラスチックみたいなものでできていて…
どれだけ苦痛だったか…というのは、ホント、思い出すだに嫌な気分になります。
私は結局、この治療を投げ出して、バレエで左右の筋肉を均等に使い、柔軟性を保ちながら自分自身でコントロールする道を選んだんですが…(コルセットをつけて、背骨を固めてしまったら、コルセットをはずしたあとでも、柔軟性は失われてしまいます。
それとは、話が違いますが当時医師の前で前屈してみせたら『側わん症でこんなに柔らかい子みたことない』っていわれました。側わん症は体が固いというのが一般的なことのようです)


で、そのコルセットの型を作るときは、診察室とは別室の、理学療法室?で作るんですが…


詳しいことは覚えてないです。

でも、その部屋は、例えば、デパートのセール特設会場のように、試着室のようなボックスが、向かい合わせでいくつか(3つずつ、計6つくらい?)並んでいるんです。




体にジャストサイズでつくるものですから、たぶん、下着姿で型をとったと思います(専用の下着とかサラシみたいなものは用意されてません。自分が着ていたもので型を作ります)


確か夏休みだったと思うのですが、私は中学1年生で、スポーツブラみたいなものをしていた気がします。(体系的には不必要だったんですけどね 汗)
もしくは、ランニングシャツみたいなものを下着にしていたかもしれません。

どちらにしても、パンツ一丁にはならなかったのですが、それでも、下着姿で人前にでる(そこにいるのが、患者と技師と母であったとしても)のは、すごく抵抗がありました。
でも、もっと気の毒だったのは、私が型とりをしているボックスの、斜向かいにいた女の子。

彼女は上半身はだかで、パンツだけという格好でした 涙
夏だったし、下着をきて来なかったのでしょうね。15年前の中1なら、そういう子もいますよね…

ボックスは、服の脱ぎ着するときには、カーテンをしめますが(うろ覚えです)、型をとるときは、技師の作業がしやすいように開けっぱなしです。


斜向かいの子は、胸を丸出しで、本当にかわいそうだった…


中学生にもなれば、いや、小学校の高学年でも、学校の着替えとか隠しながらしますよね?

他の人に裸なんて見せるの嫌ですよね?


そばには母親もいます。

親にだって見られるの嫌でしょう??

まだ10代の女の子。

医者やコルセットをつくる技師にだって、必要だってわかっていたって、嫌だと思う(私は嫌だった!)


なのに、私だけじゃなく、他にも型をとっている患者がいる前で、半裸って…


とっても、とっても傷つきますよね。


ホントひどいと思う。

ちなみに、事前に『型を作るから、下着着てきて』みたいな通告はありませんでした…


今は、もう少し改善されていることを願います。



私、妊婦検診で総合病院へ行っています。
(ローリスク妊娠で、総合病院って迷惑かな…とは思いつつも…)

C大学病院まで、大きな病院ではないし、組織の形も違うんでしょうけど、私の中にあった『大きい病院は怖い』っていう、トラウマを払拭してくれました。

看護師さんも、お医者様も、事務の方もみんな優しくて、親切(T_T)


天井が高くて、空気の循環もよくて、嫌な病院臭さもないです。



時代も違うんでしょうね。15年前とは。


医療はサービスの時代なんですね、そういうの実感してます。
医療従事者は大変なんだと思いますが…


でも、自分と家族の健康を維持するためには、相談しやすい環境って大事ですよね。


今の私のまわりの医療環境に感謝です。





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Last updated  2009年07月31日 20時22分00秒
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