道の駅・宿 0
全3件 (3件中 1-3件目)
1
尾張四観音(荒子、笠寺、甚目寺)一つ龍泉寺へ参拝名古屋市守山区にあり、緩やかな坂の参道を5分ほど登りきったところにあります。昔、紅葉の時期に訪れて以来久しぶりに訪れました。龍泉寺は北に庄内川を見下ろし、勝川、春日井市街を一望できる高台にあります。寺は天台宗に属する松洞山大行院と号すそうで、延暦年間(782‐806年)、伝教大師最澄の創建といわれています。名前の由来は、宝暦5年(1755年)の古文書「龍泉寺記」に、「その昔、伝教大師が熱田神宮に参篭中、龍神の御告げにより、龍の住む多々羅池のほとりでお経を唱えたところ、龍が天に昇ると共に、馬頭観音が現れ、これを本尊として祀った」た記述にから、龍泉の名前も由来するといわれています。また、弘法大師空海も、熱田神宮参篭中、熱田の八剣のうち三剣をこの龍泉寺に埋納し、龍泉寺は熱田の奥の院といわれるそうです。 龍泉寺境内は以下の様な配置となっております。参道を登りきると仁王門、多宝塔が見えてきます。 仁王門 重要文化財(1928年指定)慶長12年(1607年)の建造と諸説あり。門自体は構造、趣ともに歴史を感じる見応えのあるものです。門の傍らで日向ぼっこをしている猫ちゃん達と仁王様に御挨拶して境内へ 境内から仁王門を振り返る 境内右側に朱色の鮮やかな多宝塔が配されています。もとは大日如来像がお祀りしてあったそうですが、長久手合戦の際に焼失。慶長3年に復興され、明治年間に大修理、現在に至り、今は阿弥陀如来がお祀りしてあるそうです。こちらの多宝塔がきっかけで、奈良・京都の塔を訪ね写真を撮りにいったものです。 龍泉寺は天正12年(1584年)小牧長久手の役のおり、豊臣秀吉が当山に陣し退却するとき、池田勝入の部下により放火焼失。慶長3年(1598年)、秀純大和尚が堂塔を再興するも、明治39年(1906年)に再び放火、多宝塔、仁王門、鐘楼を除く全てを焼失する、二度の火災に見舞われています。焼跡から、慶長小判百枚が発見され、それを基に、信者の寄付とあわせ本堂が再建、現在に至っているそうです。 本堂左に鐘楼が配されており、こちらは明治40年に再建され、鐘は第2次大戦中軍へ供出。昭和34年「平和の鐘」として有志の方々によって寄進されたもの。こちらからの展望は一見の価値ありです。龍泉寺城と宝物館本堂奥にお城が見えます。もとの城の場所は良くわかっていないようですが、昭和39年に復元されたそうで、現在は龍泉寺の宝物館として円空仏、地蔵菩薩立像(重要文化財)、八方睨みの虎、発見された小判容器等が多数所蔵されています。土日のみ公開。 東門仁王門手前、右手にあり、以前は瓦は苔むし、紅葉の時期には趣のある写真が撮れます。この門を下ると赤い「かいうんばし」を渡り、駐車場に至ります。車の場合はこちらが便利でしょう。「かいうんばし」の下には多くの地蔵が祀られ、ろうそくが手向けられています。 駐車場の「守山区史跡散策路」案内。次の目標を決めましょう。2015年、平成の大改修により本堂の瓦替えを行ったそうで、当時の主瓦を境内に展示しています。綺麗になっているのはそのせいでしたか。書院下側から見ると斜面から鉄骨で支えられ、宙に浮いています。久しぶりに訪れ、文化財が荒れ果てる神社仏閣が目につく中、綺麗に維持されていることに感謝します。今回は御朱印担当のかみさんが不参加のため、次回は同伴で御朱印と宝物館を訪ねたいと思います。まもなく2月3日、節分会です賑わうんだろうな。アクセスガイドウェイバス(ゆとりーとライン)大曽根駅より竜泉寺口下車 徒歩5分URL http://www.ryusenji.com/history/御朱印でめぐる全国の神社 [ ダイヤモンド・ビッグ社 ]戦国武将ゆかりの神社とお寺でいただく御朱印ハンドブック [ 八木透 ]
2017.01.25
コメント(0)
かみさんから「名古屋七福神巡り」巡らないとのお誘い。どれどれ調べてみれば、1月7日の七草の日までに、7つの幸福を与える7人の神々をお祀りしたお寺様を参拝する事で福運が得られるものだそうです。意外と見聞きした事のないお寺もあり意気投合。1月3日 7:30ちょっと寒いが土日エコ切符で地下鉄、バスを乗り継ぎいざ!1.辨才天 辨天寺(真言宗 智山派) 住所 名古屋市南区多加良浦町4-278 ℡052-381-2306 市バス神宮東門5番乗り場、多加良浦行き「弁天裏」下車徒歩10分 市内南西、閑静な住宅街に位置する こちらで専用三つ折り色紙\1,500を頂き参拝、朱印を頂く。2.大黒天 宝珠院(真言宗 智山派) 住所 名古屋市中川区中郷1-11 ℡052-361-0638 地下鉄東山線「高畑」から徒歩15分。 市内西部、辨天寺にほど近い住宅街に位置し、手入れの行き届いた庭園はなかなかのもの。 3.毘沙門天 福生院(真言宗 智山派) 住所 名古屋市中区錦2-5 ℡052-231-5261 地下鉄東山線「伏見」から徒歩10分。 名古屋繁華街、錦のビル街の一画にひっそり佇む。 4.恵比寿 笠覆寺(真言宗 智山派) 住所 名古屋市南区笠寺町上新町83 ℡052-821-1367 名古屋南東部名鉄本笠寺駅より徒歩10分。 地下鉄桜通線「桜本町」から徒歩20分。 尾張四観音の一つ、笠寺観音として親しまれる。 境内には尾張三名鐘の一つで知られる鐘楼、多宝塔など見所は多数。 5.延寿福楽 萬福院(真言宗 智山派) 住所 名古屋市中区栄5-26 ℡052-241-7670 地下鉄名城線「矢場町」徒歩5分。 名古屋栄にほど近い若宮大通に面する。平成に入り現在の場所へ移転、二層構造の二階部分に建屋が 建つ。 交通安全の祈願も行っており訪れた時は御祈祷待ちの車両が列をなす。 6.布袋尊 宝生院(真言宗 智山派) 住所 名古屋市中区大須2-21 ℡052-231-6525 地下鉄鶴舞線「大須観音」徒歩5分。 名古屋大須観音として知られ、日本三観音の一つ。 二度の大火で本堂、五重塔、仁王門を焼失、現在に至っている。 古事記の写本等多くが所蔵され国宝、重文が多数。 大須商店街と接し、多くの若者、参拝者でひときわ賑わう。 7.寿老人 興正寺(高野山真言宗) 住所 名古屋市昭和区八事本町78 ℡052-832-2801 地下鉄鶴舞線「八事」徒歩5分。 名古屋東部丘陵地にあり、地下鉄八事駅からほど近い。 周りにキャンパスが多く、学生街の印象。 近年、話題は多いが境内の五重塔は重要文化財に指定。 大須観音でのんびり串カツを摘まみ、一杯やりたかったところです、想定以上の賑わいでそれは叶わず。16:30、興正寺で全ての御朱印を頂き終え、万歩計は16800歩!なんとか一日で全て参拝する事が叶いました。福運が訪れますように
2017.01.06
コメント(0)
この日はかみさん一人での御朱印巡り尾張四観音(龍泉寺、甚目寺観音、笠寺観音)の一つ。観音様を本尊とし、これら四つの寺院を「尾張四観音」として信仰されています。本堂は1576年、前田利家により再建されたと伝えられています。約400年前、徳川家康が名古屋城築城の際、城を起点に四方の4つの寺を四観音として、名古屋城鎮護の守護神と定めたと言われ、城から見て、その年の神様がいる恵方に一番近い観音様へお参りすると、ご利益があると言われています。今年、平成29年の恵方は北北西。甚目寺観音になります。写真は山門境内の多宝塔は天文5年(1536年)の再建される。重要文化財の多宝塔では市内で最古。多宝塔内部から、1000体を超える木箱に収められた円空仏が住職により発見され、毎月第二土曜日は「荒子円空市」が開催され、円空仏も公開し賑わいを見せています。アクセス 地下鉄東山線高畑駅下車4番出口より徒歩10分TEL 052-361-1778
2016.12.04
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1