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社頭の上渡合土岐線から鶴里方向の眺め
緩い下りの右カーブに写真の津島宮の赤い鳥居見えます
そこが金刀比羅神社の社頭になり、この鳥居のすぐ左側に駐車スペースがあります
県道から見る社頭の眺望
社頭は杉や檜の山林で、県道から舗装された参道が境内に続いています
石の明神鳥居が立っていますが、車窓からでは分かり難いかもしれません
参道右に昭和2年に建てられた「岐阜県名所 三国山 金刀比羅宮」の石標と石碑があります
「岐阜県名所」とはなんだろう、検索するもその内容はわからなかった
明治32年(1899)に寄進された鳥居について、詳細を確認するために額部分のクローズアップを撮影しましたが、逆光のため文字の読み取りが困難でした
鳥居から参道を進むと社殿が見えてきます
境内の全景
右に社務所と正面の左右に翼殿が付く拝殿、本殿は拝殿平側に接続する鞘殿に祀られています
社殿全景
由緒らしきものが見当たらず、岐阜県神社庁から調べて見た結果は以下
「金刀比羅神社
所在地 岐阜県土岐市鶴里町柿野1番地
通称 金刀比羅さま
主祭神 大物主命
由緒由来 そうし、縁由不明
祭礼 3月第1日曜日」
とあり、鞘殿に祀られている流造の本殿が掲載されていました
鶴里は鶴里村誌として纏められているようですが、web公開されていないため、詳細を知るには図書館に行くしかなさそうです
石段左に真赤に燃え盛る火焔光背を持った不動明王と右に水神が祀られています
年代は分かりませんが、中央の像は苔に包まれようとしています
深い杜に包まれ鎮座する拝殿全景
拝殿額はないけれど、鬼をはじめ瓦には金の文字が入る
拝殿に接続する鞘殿
静けさだけが漂う境内
これを書いている頃、尾張旭市東部で猪が人を襲い、北海道ではヒグマが車に突進してきた報道が流れていた
人里から離れ、樹々に包まれた神社に独り身を置くと良からぬ妄想を描く
以前はそんな事気にもせず、藪漕ぎをしたこともありますが歳と共に臆病になったものです
怪しい姿に出逢うことなく社頭に戻る
金刀比羅神社
創建 / 不明
祭神 / 大物主命
境内社 / 津島宮、水神
例祭 / 3月第1日曜日
所在地 / 岐阜県土岐市鶴里町柿野1番地
稲荷神社 (鶴里町柿野)から車アクセス / 神社から国道363号線を戻り、豊田、瀬戸・多治見の表示板で豊田方向に左折、県道13号線の2.3㌔先右側、 約3分
参拝日 / 2024/04/18
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