道の駅・宿 0
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2023/08/21~08/23かねてから用意していた二泊三日のキャンプに出掛けてきました。場所は御嶽の北嶺にあたる岐阜県高山市朝日町胡桃島にある「くるみ温泉&キャンプ」通勤ラッシュ前の時間を狙って、荷物満載の軽で名古屋を出発。ひたすら下道と国道41号線で約4時間、途中美濃太田で朝食、萩原のバローで食材の買い足し、道の駅ひだ朝日村で昼食、地元の酒屋で酒を買い求めるなどしてチェックインの13時に合わせ朝日村に到着。軽で2泊のキャンプは初めての経験、重たいビールや酒を積み、荷物一杯の軽では秋神ダム付近の坂道になると悲鳴をあげ、いかにも辛そうに上ってきましたが、胡桃島あたりでは比較的急坂もなく平静に走ってくることが出来ます。燃費の悪い大きな四駆でなくとも、意外に軽のナンチャッテ四駆で十分かもしれない。写真はキャンプ場下流の宮の前付近から秋神川上流の眺め。写真は県道435号線沿いのくるみ温泉&キャンプ入口。秋神川左岸沿いの温泉宿とキャンプ施設を併設したもので、こちらのキャンプ場利用者は好きなだけ温泉に浸かる事ができ、尚且つ目の前を流れる秋神川で魚と戯れる事も出来る。しかもサイトへの乗り入れも車高が低い軽でも底を打つようなことはなく、スタックするような荒れた所もない。リスクを避けたい向きには安心して利用できるキャンプ場。チェックインは13:00、チェックアウトは12:00となっています。基本料金は1サイト3000円~一人1500円で車一台がサイトに横付けできる。くるみ温泉全景。県道沿いの立地ですが、行き交う車の交通量が少ないので静かな山小屋風の宿。宿の右手に細い沢が流れており、橋を渡った右側がキャンプサイト。橋の上から沢を覗けば、清らかな流れの中に梅花藻も自生する。下流は繁殖のため立ち入りが禁止されていますが、橋から上流は魚のつかみ取りエリア。細く浅い緩やかな流れなので、子供につかみ取りを体験させるには安心できる。左手は宿に宿泊している方専用のBBQエリア。サイト南側の眺め。バンガロー、コテージが点在し、それ以外はオートキャンプサイト。写真中央にサニタリー棟がありますが、寒い時期の食器洗いには嬉しい温水が出る。テント設営。利用したサイトは北外れのトイレに近い場所を選択。トイレは出来て日も浅く、スタッフの方が毎日清掃してくれるので設備も綺麗で異臭もしない。車を目隠し代わりにして秋神川沿いにテント、メッシュタープ、フライシートを設営。設営時に黒い雲が流れ込み、通り雨に見舞われましたが、それもすぐに上がり、濡れ鼠にならずに車の積み荷を全て展開、薪に火を付けたところで一息入れてビールで乾杯。台風以降、高山や下呂付近で雨雲が湧く傾向だったので、設営・撤収時は降られるものと覚悟しましたが滞在期間中に酷い雨に降られる事もなく嬉しい誤算。キャンプ場の標高がそれほど高くないので陽射しがあると暑く、長袖の出番はなかった。しかし暑いとは言っても山だけに、名古屋のジメッとした暑さとは違い、木陰や川から吹き上げる風は心地よい。一息入れて宿泊者の特権、宿の岩風呂でひと汗流す。利用者は営業時間内に何度利用しても無料。休憩室もあり、そちらではビールやcoffeeもあるので温泉三昧を味わえる。岩風呂。宿なのでドライヤー、シャンプー類もあり、タオル一つあれば問題ない。また、宿に宿泊者がいれば朝8時から利用できる。温泉はやや薄い茶色を帯びた無臭の冷泉で僅かに鉄分を感じるもの。ここから南に濁河温泉がありますが、あの湯の様に白いタオルが赤く染まるようなことはない。効能は筋肉痛、関節痛、冷え性に効果があるようです。入浴施設のあるキャンプ場は見かけますが、家族4人で入ると一回数百円、結構な金額になる。サイト利用料は多少高目かも知れませんが、この部分を考えるとそうとは思えないかな。サイトで見られる自然。地名が胡桃島、宿はくるみ温泉と付くだけに一帯には胡桃の樹が無数に見られ、その他にも蕗やウド、タラの樹など春には食材に困らない。当然、これらの実りを糧とする動物も豊富で、猿・イノシシ・熊・蛇は当たり前のように生息しています。サイトから眺める秋神川、このあたりは深い淵や激流もないので親水エリアとして整備され、河原に降りる階段やベンチが置かれており、目の届く範囲でライフジャケットを付けたうえで子供を遊ばせるには良い場所。秋神川上流の眺め。ここから少し奥に氷点下の森があり、山路を更に進めば鈴蘭高原に続きます。下流の眺め。魚と戯れたければ宿で遊猟証も販売されており、翌日のものも交付してもらえます。日中は川遊びで賑わっていましたが、翌日の朝に毛鉤を流して見ました。人が頻繁に出入りする場所でも、毛鉤を目がけ岩の下から様子を見に来る小さな岩魚の姿を見かけました。残念ながら写真に収める事は出来ませんでしたが、川を吹き抜ける風と水の冷たさは久し振りに感じるもの。沢に分け入る脚力も衰え、これが年相応なのかもしれない。初日の晩御飯。最近このパターンが多い。朝日村の酒屋さんで手に入れた「氷中貯蔵 氷点下の森 熊の涙」蔵元は高山の「平瀬酒造」、こちらで瓶詰めされ、氷点下の森の貯蔵タンクに貯蔵されたもの。少し値段は高いが、白ワインに通じる芳醇な味わいのお酒で、貯蔵数量が2000本ということからこの地域でしか流通しないそうです。個人的にロックで飲むのがいいかもしれない、飲んで外す事はないと思います。サニタリー棟。綺麗に管理され、残飯はチェックイン時に渡される専用の水切り袋に入れサイトに持ち帰り、自宅で処分するシステム。サイトから出る廃棄物で唯一回収してもらえるものは、撒きを燃やした後の炭と灰のみ。後で出てきますが、サイトにおいても食糧や食べ残し、焼き網などは寝る前に車に入れておくのがいいでしょう。薪は家から持参した元ウッドデッキをカットしたもの。解体後2年過ぎてもキャンプの回数が少ないだけに一向に減らない。嵩張るだけに頑張って燃やそう。昨年コストコで買ったLEDソーラーランタン、防災用で買ったがキャンプの定番になった。タープ内で食事用に使っていたガスランタンから、これに変えましたが、使い方を間違えていたようです。LEDは眩しいくらいに明るく、重宝しますが、これは屋外の誘蛾灯として使用すべきもので、タープ内で使用しない方がいい。理由は簡単、LEDは発熱する事もなく、火を使わないので安全ですが、虫は寄って来るが殺せない。このサイトは川も近い事もあり写真の様にカゲロウや多様な虫が寄ってきます。カゲロウは悪さはしないが、羽蟻は困ったものでテーブルが羽蟻だらけとなりました。速攻ガスランタンに代え、LEDランタンはテントの前に誘蛾灯として置き換えた。ガスランタンだと飛んできた羽蟻は熱で死に、マントルで焼かれていく。この灯色はタープ内の用途には向かない、そもそもソーラーなので外で使う方が合っている。くるみ温泉&キャンプの夜。県道を行き交う車も全くなく、サイトの明りと、周辺に付けられたソーラー照明の明りのみ。一歩外に出ると真っ暗、天気が良ければ頭上には満天の星空がきらめく事だろう。滞在中は雲が多く生憎そんな光景には出くわさなかった。小鷹神社。キャンプ場から30分程下流方向に歩いた宮之前地区に鎮座する神社。県道脇に一ノ鳥居があり、そこから続く参道は遥か先の山の入口に立つ二ノ鳥居に続いています。創祀や由緒の詳細は不明ですが、明治44年(1911)に字川島より無格社の山神神社を合祀したとあります。祭神は大己貴大神、少名彦神、大山積大神をお祀りするようです。所在地 / 岐阜県高山市朝日町宮之前字森下247番地上は小鷹神社ニノ鳥居付近に普通に置かれた獣捕獲用の罠。下は県道435号線沿いで見かけた光景。県道沿いには地元の方がコスモスや季節の花が植えられ、歩いていても退屈する事はない。上の写真の様に県道沿いには人形の姿をよく見かける。上は夏水仙と呼ばれるもので、ユリのような花を除けば彼岸花そっくり。山里に夏の終わりを告げる秋桜が咲き誇っていた。上宮前公民館付近で道路際に馬頭観音像を安置した小さな祠があり足を止めて見たが、その右脇に立つこの建物は集落の不動堂。下水口商店。キャンプ場やGマップ上では営業していると書いてあったので訪れましたが、既に廃業されていました。さて、ここから上桑之島バス停から秋神川を渡り右岸沿いを歩いてキャンプ場に戻ろうとした際、橋の袂で雑草狩りをされていた地元の方に声をかけた時の話を書き留めておきます。・つい先ほど上流の唐谷橋付近で草刈り中「熊」を見かけた。・唐谷橋付近の草刈りを諦めここを刈り出した。・ここから右岸沿いに唐谷橋方向には行かない方がいい。・最近の熊は人を見かけても自ら逃げず、後ろから人に寄ってくる。・熊鈴は全く意味がないから。・小鷹神社の罠はイノシシ用だが、そこに熊が掛かる。・身の丈程に伸びた草を刈るのは面倒だが、熊の姿が見えるようにするために必要。・猿も多いので集団に囲まれたら恐怖。その他に7/28朝日町西洞でクマに襲われた時の状況などの話を聞かせてもらいました。内容は「罠にかかった熊に銃口を向けていた際に、背後から別の熊に襲われた」というもの。道路沿いの人形も人口減少に伴い自ら作って置いているとの事だった。もはや、獣の方が人の数を上回り、人に対する恐怖心は持っていない事は地元の方の話からも伝わってきます。こうした話は当地だけの話ではなく、どこに行っても同様で出逢った時は諦めるしかない。色々な要因はあるものの、過度の鳥獣保護が招いた結果なのかもしれない。積極的に食べるしかない。今時の獣は草や木の実で地道に空腹を満たすより、こうしたものがあれば手っ取り早くて美味しいのは知っています。キャンプ場全体が残飯や焼いたままの網を放置すれば誘っているようなものです。寝る前にはそうしたものは「車に入れ、残飯やごみは持ち帰る事」とルールが決められているキャンプ場が多いのもそうした意味もあります。その日熊が目撃された唐谷橋はキャンプ場から下流に徒歩5分程。川沿いに上がってくると真っ先に現れるサイトが自分たちのサイト。最後の晩は一人火を燃やし続け、テント外周に常夜灯としてランタンを二つ吊るし、枕元にはナイフとライト、ロッドケースを置いて寝る事にした。昔はこんな事を気にしたことはなかったのだが…もっとも、当時は何処に行くのも相棒(ハスキー)が一緒に寝ていたから安心できたのかもしれない。今夜も星は見れなかったなぁ。翌朝は朝風呂に浸かり、朝御飯を食べ終え、雲を見ながらのんびりと撤収、11時にcheck out。帰途、萩原のバローで荘川の鶏ちゃんを買い占め、飛騨金山のおおふく屋で昼食の蕎麦を食べ、下川辺の養老軒(定休日のはずが臨時営業)に立ち寄って夕方には家に帰り着いた。蒸しっとした暑さが名古屋に戻って来た実感として感じる。「くるみ温泉&キャンプ」は軽でもストレスなく辿り着け、オーナーやスタッフもフレンドリーで好印象。唯一、夜間は誰も見えないようで、夜間サニタリー棟を利用した際に隣接する灰の収集場所で火がくすぶっておりバケツで消化したが、これも利用者が悪いのでしょうが、そうしたところまで巡回がされていないようです。リピートするかと聞かれれば、この時期は虫が多くて暑いので春先か晩秋なら訪れてみたいところ。何もせず、渓流のせせらぎを聞きながらのんびりし、温泉に浸かり、飲んだくれるには良い場所です。くるみ温泉&キャンプ所在地 / 岐阜県高山市朝日町胡桃島8HP / くるみ温泉&キャンプ利用日 / 2023/08/21~08/23名古屋から車ルート / 国道41号線利用約150㌔、3時間半。関連記事 / キャンプ前準備
2023.08.27
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灘五郷。西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の5つの地域を指し、一帯には名だたる酒蔵が連なる酒処。一泊二日でこちちらを訪れ、初日は西郷、御影郷、魚崎郷の酒蔵を歩いて訪れました。1995年1月17日 当地を襲った阪神淡路大震災は6434名の尊い命と、インフラや日常の生活基盤に甚大な被害を与えました、灘五郷の酒蔵もまた同様。こと酒蔵に限れば表向き何事もなかったかのように復興し、灘の酒造りを見ることが出来ました。当地の酒蔵や出逢った神社には震災の爪痕を残すものも見られました。初日は西郷、御影郷、魚崎郷の酒蔵を訪れた後、阪神本線大石駅から三宮で神戸電鉄有馬線に乗り換え今夜の宿有馬温泉に移動しました。大石駅から有馬温泉駅まで乗り継ぎが良ければ1時間ほどの移動時間。有馬温泉駅、若かりし頃には社員全員で旅行する文化があり、半ば強制参加の社員旅行が全盛の時代で、有馬温泉にも訪れた記憶があります、今となっては当時何処に宿泊したのか覚えてはいませんが。時代も変わり、そうしたイベントも姿を変え旅館にしても、そうした時代の大宴会場は形態を変え、今では○○会社御一行様にお目にかかる機会はなくなったように思う。駅に降り立ち、ここから宿までは南方向の炭酸泉源公園を目指し湯本坂を上っていきます。湯本坂の途中で見かけた妬(うわなり)の湯と社。間欠泉で今は湧出しないようですが、江戸時代には盛んに活動していたようです。当時の地誌にうわなりの湯について記述があるようで、着飾った女性が温泉の前に立つと嫉妬して湯を激しく吹き上げ、自分の醜い心や、悪口を並べ立てても吹き上げて止まらなくなるという。社の正体は分かりませんが温泉の神さまが祀られているのかもしれない。電柱の前の飛び出し注意?看板、少年の顔が強烈に印象に残った。この少年の看板の右に上に続く小路があり、そこを進むと嫉妬深い妬泉源塔が見えてきます。妬泉源塔。今は鎮まっていますが、ひょっとしてひょっとするかも。再びあの不気味な飛び出しおじさんの看板に戻り、たんさん坂方面へ。坂を上った左の炭酸泉源公園。台地から勢いよく炭酸泉が噴き出し、昔は温泉に砂糖を溶かしサイダーとして飲まれていた。古くは毒水と呼ばれ近づくものすらいなかった云う、その湯が炭酸泉として検定を合格し認知される様になったのは明治6年と新しい。飲適なんだろう、紙コップが置かれ味わってみたが、……僅かに鉄分と炭酸を感じる生温い湯。宿はこの目の前、チェックインを済ませ一杯飲みたい、やはり冷えたビールが一番。有馬六彩。ホテル入口まではたんさん坂を更に上った先となり、こちらからエレベーターを乗り継ぎロビーへ。傾斜地にあるため致し方ないのか。ホテル正面。有馬温泉駅から送迎車も出ていますので歩くのが苦手な向きはそちらの利用が正解です。坂しかありません。入口はガラスのない真っ黒の二枚扉、自動扉なんだがメガネを付けていないのでどこが扉なのか分かりづらい。普通スタッフが入口に一人やそこらいるものなんだが。扉の先は直ぐに右に曲げられロビーに続く、通路にはガラスが入れられ外が見えるのだが。入口の扉はしっくりこないものがある。ロビー全景。正面テラスに水盤があり温泉街を見渡す事が出来る。客室通路は全体的に照明落し過ぎで自分には暗く感じた。客室。可もなく不可もなく。眺望。日中はあれだけ天気も良く暑かったが、空は今にも泣きだしそう。まずは偵察のため大浴場で汗を流す、大浴場は内湯の銀湯と露天風呂の金湯の二つの湯舟があり、どちらも濃さの違いはあるものの茶色の湯。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩という事で五十肩のかみさんには良さそうだ。かみさんに報告、私服のまま浴場に向かっていった。このホテルは客室と浴場は浴衣のまま移動できるが、それ以外の食事やロビーで新聞読みたいと思っても着替えなくてはならず、結構面倒くさい。その間、部屋のベランダで涼みながら冷たいビールを飲みながら一休み。夕食はバイキング。適当に種類も豊富で、どこぞのホテルより質は良かった。何処に行っても刺身か寿司が美味しければ事足りるが、デザートやフルーツは種類があまりないようで、かみさんは多少物足りなかったようです。昼間に酒を結構飲んだこともあり、珍しくビールだけで酒まで辿り着けなかった。翌早朝、ホテル南の有馬稲荷神社を訪れた。この写真をかみさんに送り朝散歩に誘ったが、この石段を見て「頑張ってね」の返事。ゴールの見えない石段は起き掛けの体にはきついものがあったが、上まで登ってきました。ひと汗かいてホテルに戻り、朝風呂に浸かり朝食の後宿を後にする。今日の予定は温泉街の土産物屋や社寺を訪れ、その後西宮郷の酒蔵を訪れます。有馬六彩の印象。施設自体に不満はなく、スタッフも大勢いると思われますが、館内やホールで接する事がなくチョットした事を尋ねたくても着替えてフロントを尋ねる事に不便を感じた。インバウンド需要で宿泊単価はどんどん上がっていますが、国内の利用者の多くは価格に見合う施設やサービスなのかに重きを置く様になり、別の選択肢を探す様になります。こちらを再訪するかと問われれば、優待券があって当地に目的があり、ペットがいれば再訪するかもしれない。有馬六彩所在地 / 兵庫県神戸市北区有馬町341-1大石駅から神戸三宮駅乗り換え、有馬温泉駅 / 約1時間有馬温泉駅から六彩まで徒歩 / 約20分程
2023.08.21
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「ソラリア西鉄ホテル京都プレミア三条鴨川」晩秋の京都を訪れた際に宿泊したホテル。ソラリア西鉄ホテル京都プレミア三条鴨川は、鴨川に架かる御池大橋を西に渡った左に建つホテル。京阪や地下鉄の「三条」駅から徒歩で5分もかからないので、観光で訪れ宿泊するには便利な位置にある。ホテルロビーはいかにも京都らしい趣を漂わせている。宿泊と朝食(2700円だったような)付きのツインで予約。チェックインを済ませ必要なアメニティーをもって客室に向かう形式。なので取り忘れると再び一階に下りる事になります。宿泊階は三階の木町通り側のツインで室内は何処までも普通、現役時代の出張で利用するビジネスホテルを思わせるもの。まあ、雨風を凌いで快適に眠れれば満足できる。今日は東寺はじめ散々歩いたこともあり足は疲れ気味、早速ホテルの大浴場へ。こちらの大浴場は地下にあり、内風呂と外風呂がある。浴室は新しいようですが、メガネのない自分には照明が暗くて足元が不安。大浴場と称してはいるが、大きさは良くある銭湯の風呂程の大きさ。それでも温かい湯は疲れた足を癒すには充分、じっくり体を温め外風呂へ。浴場が地下にあるので外風呂と云われても、四方を壁に覆われ、解放された天井からは地上の雑踏が飛び込んできて、開放感があるのか圧迫感があるのかよく分からなかった。温泉宿じゃないのでこんなものかなぁ。夕食は先斗町で摂る。翌朝。ホテル横から御池大橋方向の眺め。朝食はホテル一階の京モーニングブッフェ。なんだろう、期待し過ぎていたようで、メニューはビジネスホテルのビュッフェと遜色のないレベルで、一部に京らしいメニューが加わった程度か。これがその日の朝食、鯛茶漬け、ちらし、焼き魚、以上。かみさんのトレイもなんだか寂しい。海外からも訪れる観光地で利便性もいいので、ある意味売り手市場、料金の割に得るものは少ない。朝食は別でとられることをおすすめします。ソラリア西鉄ホテル京都プレミア三条鴨川宿泊日 / 2022/11/24所在地 / 京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町515
2023.03.10
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12月14.15日。三重県志摩市磯部町的矢のいかだ荘へ牡蠣を食べに出かけてきました。「牡蠣を食べたい」そんな欲求を満たしてくれる牡蠣尽くしの料理は満足できるものでした。名古屋から近鉄電車で2時間30分程で最寄り駅の「志摩磯部」駅に到着。上志摩磯部駅舎全景。レトロな外観で、駅舎の時計台は短針も長針もなく時刻盤だけというお茶目な時計台だ。下改札出口の天井ドーム状でカラフルなステントグラスがお洒落。ここから宿までは送迎バスで15分程の距離にあります。上海を見下ろす高台に建つ「いかだ荘 山上」全景。南側は遮るものがなく、低気圧の影響から海風が吹きすさんでいました。事前に「宿の一部設備に支障があり内湯に入れない状態」と連絡を頂きました。幸い露天風呂は入れるし、内湯は近くの旅館まで送迎して頂けるとの事だったので、こうして訪れる事にしました。下ラウンジから望む的矢の海。上普段は有料の家族風呂。当日は希望者は予約の上一時間無料で貸し切れました。偵察を兼ね一人で入浴、かみさんに状況報告「開放的で海の眺めも良く、湯加減もいいが湯舟を出ると風が強くとても寒い、家族風呂1で待つ」、すぐに「パス」の回答が戻ってきた。下テラスから望む的矢湾の夕景。この日は流星群がピークを迎える、起きていられれば見れそうな天気だったが…。さて、お楽しみの牡蠣尽くし。いかだ荘では刺身や牛肉など豊富なプランがありますが、牡蠣オンリーの牡蠣食べ尽くしプランを選択。設備不具合から最初のアルコールはサービスとの事でビールを頂き乾杯。写真の日本酒以外にワインの取り揃えも充実しています。当日のお品書き。酒の取り揃えも豊富で、馴染みのある作や平蔵はじめ初めて飲む酒もあり、決めきれない時は写真のような利き酒セットもありました。上前菜三種盛り下的矢牡蠣生牡蠣は伊勢志摩プレミアムオイスターと的矢牡蠣の選択が出来た。今年の牡蠣は生育が宜しくないとの事、的矢牡蠣は粒が小さく、プレミアムオイスターは更に小さいという話だった。潮の風味と牡蠣の風味が口の中いっぱいに広がり、ワイルドな牡蠣の風味は的矢、旨味はプレミアムか?上伊勢志摩プレミアムオイスター。更に粒が小さいという話でしたが十分な大きさに感じました。下焼物の焼牡蠣。粒が小さいのは当たり前か、牡蠣が美味しいと感じるのは、1に生、2はやっぱり焼かな。上牡蠣寿司。個人的においしく感じた一品。下牡蠣みぞれ鍋。この日は寒い一日でした、上品な出汁に牡蠣の旨味も加わってこんな日の鍋は嬉しい。上牡蠣蕎麦。アレルギーを持たない体質に感謝だね。ここに来て「牡蠣は食べれません、蕎麦もアレルギーがあって」なんて聞くと悲しいものがある。下牡蠣フライ。揚げたてのフライは軽く塩を振って頬張れば口の中は海の風味で満たされる。上牡蠣御飯と香物三種盛り、椀の物は牡蠣味噌汁。酒に香物は必需品だ、これさえあれば酒が進むのは自分だけだろうか。下デザートこれ以外に牡蠣と松茸の土瓶蒸しが付くが普段の食生活から見ると食べ過ぎだ。丹精込めて出される料理を残すのも失礼だ、若かりし頃の食欲と現実の違いは明らか。お互いに歳と共に食が細くなり、思う程食べれなくなった、牡蠣小屋に行く案もありましたが、そんなに食べれるものじゃない。充分過ぎるほどの内容です。いかだ荘テラスからの朝陽。かみさんが内湯をリクエストしたのでフロントに送迎をお願いしに行ったときの光景。車で近くの旅館 橘の内湯へ、湯あがりに旅館から見た朝陽、周囲の紅葉が朝陽の赤が加わり一段と燃え上がっていた。朝・夕の僅かな時間、こうした光景を見せてくれる。ここから車を30分程走らせた大王町船越の登茂山展望台は、入り組んだリアス式海岸に沈む夕陽が美しく見られ場所で、陽が傾いていれば足を伸ばしてみるのもお勧です。朝食。朝からボリュームのある品揃え、目の前で焼く肉厚の鯵の干物は魚好きの自分には嬉しかった。最近の物価高で鯵の干物も気軽に手が出しにくくなったものです。設備の不具合から内湯には入れず残念でしたが、それ以上のもてなしをして頂き、牡蠣三昧を堪能する事が出来ました。いかだ荘 山上問い合わせ / 0599-57-2035所在地 / 三重県志摩市磯部町的矢883-12宿泊日 / 2022/12/14関連記事 / 幼い頃の桑名の記憶を辿り、的矢の牡蠣を味わう一泊二日
2023.03.05
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波多神社から国道158号線を上高地方面へ。 国道と県道の分岐を右に県道300号線で乗鞍高原方向の白骨温泉郷に向かう。分岐から5.6分程で県道の左斜面から盛んに水が流れ出る場所が現れる。 流れは主に三筋あり、これらを龍神の瀧と云うようだ。車は少し上に駐車場があるのでそこに停めるといいでしょう。 駐車場から坂を下ると最初に見えるのがこの滝。滝と呼ぶには大袈裟かもしれないが、水量が多ければ山の斜面を白く流れ落ちる姿は龍の様に見えなくもない。更に下ると二つの流れがある。 一帯は石灰岩の山麗で少し下の温泉街は県道下を流れる湯川と湯沢が作り出した隧通しとよばれる天然洞穴があり、それは車が行き交う橋にもなっている。この流れで注目したいのは、地下水が石灰岩の地層の隙間を溶かし、地表に露出し流れ出ているもので、この上に川は流れていない。岩肌の二つの穴から地下水が絶え間なく湧き出てくる姿、昔も今も変わっていない。傍らにある「龍神の滝」解説。「地下水が石灰岩を溶かして鍾乳洞をつくりました。地下水はいまでも無数の穴から白糸の垂れ水となって落下しています。 そのありさまは神秘的でさえあります。昔からここに水神が住むと言われ、竜神の滝と呼ばれるようになりました。」道路から湧出口まで行く事は出来ないが、大きく暗い穴の奥に龍が潜み、絶え間なく水を注いでいる、そんな気にもなってくる。 それにしても豊かな水を蓄えているものだ。龍神の滝から県道を少し上ると「泡の湯」に到着。 以前に比べ立派な外観になった気もする。悪路の続く長い林道を抜け開けた先に忽然と現れる、素朴な外観の方が秘湯の趣があった気もする。当時はまだ宿の入口に秘湯の会の提灯が懸けられていたものだ、それから間もなくして泡の湯は脱会したという。 訪れたのが9月13日、下界では残暑が続く時期だが、ここまで来ると一足早い秋の訪れを感じる。今頃は更に趣を増している事だろう。左は昭和40年代の泡の湯旅館の外観。 現在に比べると風情豊かな秘湯の趣が漂うものだった、当時は共同トイレに洗面所だった設備も新館では各部屋に備えられ、ベットすら用意され時代に対応した不便のない施設に移り変わっていた。当時の趣を求める向きには、本館に宿泊すると体感できます、当然ながら本館をチョイス。入口の光景、この感じは以前の印象そのままのようだ。ロビーからは樹々に包まれた露天風呂が一望。白骨と云うだけに湯の色は「白」の印象が強いですが、湯に含まれる炭酸分が、三か所ある湯口から流れ落ちる事でこの色に変色するもので季節や天気によって微妙に色は変化し、周囲の樹々も含め野趣豊かな露天風呂。 源泉の温度は40℃を下回るので、ぬるいと感じる事間違いない。炭酸を含むため意外に保温効果があり、変に加熱・加水された湯よりは入りやすい。本館客室。 室内は三部屋あり全て畳張り、以前は布団だったが今はベット。二人で一晩過ごすには十分すぎる。 一息ついて早速露天風呂(混浴)へ、女性には湯あみ着があり安心して入れる。時折バスが通り、車窓から露天風呂が見渡せるが気にすることもない。 男性の内湯から直接露天に繋がるが、女性は内湯と露天用の脱衣所が分かれているので面倒くさいらしい。周囲の樹々と湯口から流れ落ちる湯の音と僅かな硫黄の香り、久し振りに温泉らしい温泉を味わえる。 これで酒でもあればいつまでも浸かっていられる。内湯入口には飲泉所があり一口飲んで見る事をお勧めしたい。晩御飯の献立の一部。 過度に手を掛け素材の風味を失くしてしまう料理が多い中、安心して食べられるものばかりで自分にはありがたい。 地酒は大雪渓、大信州、七笑とあり、馴染みのない大信州の利き酒セットで今夜の酒を選ぶ。お食事処。 こんな小奇麗なものが出来ていて個室でゆっくり食事が出来る。食事を済ませ部屋に戻ると・・・ こりゃあ、もう一回風呂に浸かって二次会・・・翌朝の散歩で駐車場前に泡の湯の看板を見かける。 その付近にバス停があり、傍らに「泡の湯バス停飲泉所」がある。泡の湯バス停飲泉所。 目覚めの一杯には最適、一口で目が覚める。白骨のような泉質だと、温泉の湧き出し口に白い炭酸カルシウムが堆積し、白い噴湯丘に成長していきます。 バス停から少し下がると天然記念物の解説があり、一帯には活動を終えた噴湯丘は100を超えると云う。新泡の湯源泉。含硫黄、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、炭酸水素塩温泉。泉温37℃飲用する場合は一回100~200ml以内、一日の摂取量200~1000mlまで。15歳以下は知見なしのため原則避ける。飲用適用症は痛風、糖尿病、慢性消化器病、肝臓病、便秘に有効。朝食。 ご飯は先程の源泉を使用した温泉粥をリクエスト、これに梅干しがあれば、体の中を整えるには十分満足だが、朝から至れり尽くせりの料理を提供してくれた。宿を発つ前に、もう一度白い湯を堪能してこよう。 泡の湯旅館。 未舗装が続く乗鞍スーパー林道は舗装され、軽でも容易に訪れる事が出来、秘湯だった頃の面影は薄れてしまったが、白くて温い湯は今も変わってはいなかった。次回は木曽谷から走り切り、峠の朝焼けを眺めてみたいのだ。因みに宿の子供達はスクールバスで当校していますが、ランドセルにはしっかりと熊鈴が結ばれていました。 周辺散策はお守り代わりに付けていた方がいい場所です。泡の湯旅館所在地 / 長野県松本市安曇4181webサイト / http://www.awanoyu-ryokan.com/宿泊日 / 2022/09/13~14波多神社から車移動、国道158号線➡県道300号線 / 龍神の瀧まで約45分、泡の湯までは50分程
2022.11.16
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大江戸温泉物語 下呂新館経営難に陥った有名温泉旅館を積極的に取得、再生するビジネスで拡大するチェーンホテルで、ここも以前は別のホテルとして稼働していた。 リーズナブルな価格帯で過不足のない満足感を与えてくれる、下呂には類似のホテルが複数あるが、それらと比較すると設備、食事共に若干良い印象を受けた。 6月28~29日、普通電車で下呂を訪れ、県民割を利用し宿泊した。立地は下呂中心街の南外れで、山並みの中腹に建てられており送迎バスかマイカーで訪れる事になります。 物好きな我が家は、下呂駅から中心街を散策しながら徒歩で向かいましたが、何度か送迎バスを見かけるも駅とホテルの往復のみで、途中でピックアップしてくれない様でした。グーグル先生に依れば、寄り道せずホテルに向かっても30分はかかるのでは。 市内を外れるとホテルまでの道のりは全て登り坂ばかりです。神社参拝、食べ歩きを兼ねながらホテルに辿り着く。 丁度チェックインが重なり、ホテル入口からチェックイン待ちの列が続いていた。代表だけが並べば恐らく列は短くなるのだが・・・ 受付はかみさんにお願いしラウンジに用意されたウェルカムドリンク頂く。 ビールなどのアルコールやソフトドリンク、アイスなどが無料で利用し放題。こちらを利用したのもこれが目的。 汗だくで登って来た体に冷えたビールは最高、列に並ぶかみさんと交互に交代し、かみさんもビールで喉を潤す。列は長いがラウンジはガラガラ、腰を据えてもう一杯。 ラウンジからは下呂市街南側を見下ろす景色が一望、下に見える街並みからここまで登ってきた事になる。左側に下呂ふるさと歴史記念館と縄文橋の眺望が広がる。 チェックイン、相当手間取っているようで遅々として進んでいない、ワクチン接種記録やら県民割の確認業務が要因だ、デジタル後進国の一部を垣間見る。…もう一杯いくか。チェックインもやっと終え、ルームキーを手に客室へ。 因みに当日の晩御飯のバイキングは一番最後の時間帯しか空きがなかった。部屋の窓からの眺めはこんな感じ。 キャンプや車中泊を思えば客室は十分すぎる広さがあり、空気清浄機やその他の設備も何ら問題ない。これであの金額なら文句もないだろう。 早速、下呂の湯を堪能しに大浴場へ、こちらの宿は内湯と露天風呂が一つになった浴室がひとつのみ。露天風呂から縄文橋がとても良く見える、裏を返せば橋からも良く見えるはずだ。 内湯巡りが出来ればともかく、普段一泊すると少なくても三回は入るところだが…温泉が今一つ。下呂温泉のしっとり滑っとした感覚は若干弱く、僅かに塩素臭の漂うサラッとした無色の湯に感じた。 外湯の方が幾分温泉らしさを感じることが出来、景色を眺め、吹き上げる風を体に受けくつろぐのは最高かもしれない。残念なのが男湯にサウナが無い事、それが長湯が出来ない理由の一つかもしれない。 せめて男女の浴室入替をしてくれれば倍楽しめるのだが。こちらの源泉は中川2号泉から引いているという、かけ流し100%は望めないのかなぁ。今は全裸で入浴できなくなった河原に湧き出る噴泉地、あの湯はどうなんだろう? 湯は今ひとつですが、スタッフの対応も良く、施設も綺麗だった。晩御飯は500円プラスしてアルコール飲み放題とした。 バイキングは品数も豊富、どの世代も満足できるラインナップが揃っていると思う。メインは下呂の鶏ちゃんと刺身、ほぼ酒のつまみばかり。 そんなにあれもこれも食べれる歳でもない、願わくば漬物が欲しい、これがあれば最高なんだが。過去に他県の系列ホテルを利用し食事の質の悪さが印象に残っていた。 ひとつの例として、その場で焼いて提供する「ステーキ」があったが見事な合成肉だった。部屋は雨風が凌げ快適に寝れればいいが、温泉と食事は最大の楽しみだけに、そこでコストダウンを目の当たりにするととても寂しいものがある。 同じ系列店でも同一メニューの質は随分格差があるようだ、こちらの印象は悪くはなかった。フードファイターのかみさんが食事を楽しんでいたので間違いないだろう。 歩いて行くには少し不便なところですが、食事も設備も満足できる一夜を提供してくれました。特に子育て世代には豊富な漫画コーナーがあるので彼らを退屈させる事はないだろう。 リピートする?となると…酒は魅力的だが歩いては来ないナ大江戸温泉物語 下呂新館所在地 / 岐阜県下呂市森1781 利用日 / 2022/06/28~29関連記事 / 岐阜県下呂市金山町「筋骨巡り」 、岐阜県下呂市徘徊 水無八幡神社⇒浄観堂⇒山王坊
2022.09.23
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7月中旬予定していた白川郷、かみさんが原因不明の高熱で体調を崩し見送っていた。 原因も分かり体調も復活、再度訪れる事にした。そこにはドタキャンを快く応じてくれたキャンプ場への感謝の意もあった。 そのキャンプ場は岐阜県大野郡白川村にある「白川郷ひらせ温泉キャンプサイト」蒸し暑い名古屋と比較すると庄川右岸にあるキャンプ場の朝夕は実に爽やかだ。 高速が伸びた今、白川郷から御母衣ダム、荘川方面へは日帰りでも周ることは出来る。一泊してゆっくり周ると色々な見所もある。 庄川水系は独身の頃、釣りやカヌー、登山のため頻繁に訪れ徘徊していた。結婚、子育に伴いそれらも縁遠くなり、何十年ぶりに訪れた。「白川郷ひらせ温泉キャンプサイト」 所在地は岐阜県大野郡白川村大字長瀬字あまちの上766-1。キャンプに留まらずカヌーなどのアクティビティーや通年営業など付加して新しくリニューアルされたキャンプ場。 管理事務所は木を多用し内装も綺麗で必要最低限の食材も用意されている。 キャンプ場マップ。 Aサイトは5区画あり、AC電源、BBQコンロ、テーブル付、車輌2台乗入れ可。BサイトはAC電源・車輌1台乗入れ可。 オートフリーサイトが管理棟前芝生・奥地砂地と林間があり、今回利用したのはこちら、料金は車一台2000円+入園料一人500円で二人で3000円。金額的にもリーズナブルで施設は五つ星と云っても良く、コインランドリー、コインシャワーも完備する。 サニタリー棟もスコブル綺麗で、洗剤やスポンジなど用意されていた、照明が人感センサー付きでトイレは温水洗浄便座も綺麗に維持され、異臭もなく手洗い用石鹸や殺菌剤も用意され云うことなし。女性や子供にも不愉快な思いをさせる事はないだろう。 ただし山だけに虫はいる、扉は開けたら閉めるを徹底さえすれば不快な思いはしないし、照明が人感センサーなので万一扉が開いていても虫が乱舞する事もない。上 オートフリーサイト(マップ丸印)のサニタリー棟。日中は開け放たれているが、夕刻には扉が閉められる。下 サニタリー棟の南側からA・Bサイト方向の眺め。キャンプ場中央に池があるが、庄川の水を積極的に引き込んでいないので、綺麗な水でマス釣りという感じではない。 折角の池、もっと活用し釣エリアになるといいのだろうが、目の前には清流庄川が流れ遊漁券を買えば綺麗な魚が釣れる、なのでそうした必要もないのかもしれないが、川で子供に釣らせるにはリスクもある。 池の水が汚い水ではないだけに生きものの姿がないのは寂しいかな。上 炊事場、綺麗なだけに汚したまま立ち去るのには気が引けるはず。下 トイレ、左側にトイレがあり温水洗浄便座も衛生的、右奥がコインランドリーとシャワーが用意されている。我家が陣取ったのはサニタリー棟の北側、かみさんのトイレや洗い物など考え手近な場所にした。 昨日は広いFサイトには我家の他に先客が一組だけ。とても静かで快適な空間を提供してくれた。今回は軽で訪れる予定でいたが、ここしばらく降水量も多く、天気は不安定と思い自分の車で訪れた。 雨雲は次から次に通り過ぎて行くが、二日間全く降られなかった。軽で訪れてもスタックする不安はないキャンプ場です。 用品を軽に合わせ準備したので最低限のツール、この他に最悪の雨様にタープは持って行ったが出番はなく、大きなツーバーナーやガソリンランタンも無く、カセットコンロと焚火台だけ、自分の車では荷室がガランとして寂しい限り。一時間程で全てのセットを終え、今日一日の汗を流しに徒歩で大白川温泉「しらみずの湯」へ。 マンホールには白山と平瀬温泉も描かれている。昔は平瀬温泉として集落に小さな銭湯風の入浴施設があったが、この施設に一本化されたのかもしれない。 当時の平瀬温泉は確か子宝の湯とも称されていた。大人 700円、小中学生 400円ですがキャンプ場利用者はここから100円の優待割引が適用される。しらみずの湯リンクしっとりすべすべになる湯で汗を流しサイトに戻り晩御飯に取り掛かる。 おやじ焼き鳥担当、かみさんアヒージョ担当、米はなくバゲットのみ。余れば翌朝のフレンチトーストに変わる。 ここんところこのパターンが多い気がする。美味しく簡単、スキレット一つで片が付き手間いらず。サイトでは直火禁止、そろそろ防火シートは必需品です。上 今年トストコで買ったLEDランタン、災害用で買ったが太陽光だけで十分明りを賄えた。難点は発行部がやたら眩しかったので水に濡らした和紙を下側に貼ってみた。 これが結構眩しさを押さえ、和紙の雰囲気がなかなかいい。下 白川郷で買い求めた白川郷純米生どぶろく仕込み。コクと優しい甘みがありと飲むと云うより食べる感覚、これが結構おいしかった。今朝(8/23)の庄川、水は澄み以外に降雨は無かったようだ、朝まずめを狙う釣り人の姿が見られた。 管理人さんの話では昨日虹鱒を放流したばかりだと云う。見えなくなったとはいえ綺麗な川を見ると毛ばりを振りたくなる、次回は一人で来たいものだ。 キャンプ場では遊漁券の販売はしているがレンタルロッド等はありません。尚、管理人さんの話ではサイトや近隣で熊の出没はないそうで、人の気配を感じると逃げていく純朴な熊ばかりだそうだ。 白山山系は猿が多い場所、猿に関しては稀に見かける事はあるそうだ、何れにしてもサイトでは野生動物の危害は低いようです。怪しい雲が絶え間なく流れてくるが、10時にテントを撤収し、小さな神社を巡りながら荘川方向に向かう。 綺麗で静かないいキャンプ場です。「白川郷ひらせ温泉キャンプサイト」所在地 / 岐阜県大野郡白川村大字長瀬字あまちの上766-1URL / https://hirase-camp.com/キャンプ場から20分程(片側通行規制多かった)で庄川を堰き止める御母衣ダムへ。 ダム下流のMIBOROダムサイトパークで小休止、日本最大級の貯水容量を持つロックフィル式ダムを見学。石を積み重ねる工法のダムを見るのは初めてのかみさん「大丈夫かいナ」と言葉が出る。 確かに一つ二つ岩を抜き取ると一気に崩壊(しないが)する気にもなる。MIBOROダムサイドパーク 御母衣電力館・荘川桜記念館 所在地 / 岐阜県大野郡白川村見学を終え再び走りだす、湖畔沿いのくねくね道は昔のイメージそのもの、そこへもってきて片側交互通行が多かった。 この辺りの国道156号線は手を掛けなければ一気に通行止めになるような切り立った山の斜面を縫って走り、遥か下は御母衣湖だ、大雨の時には走りたくない道だ。MIBOROダムサイトパークから20分程で荘川到着、こちらで荘川のどぶろく、けいちゃんを買い求める。 荘川町牧戸の「蕎麦正」で蕎麦ランチを食べ帰途に着く。蕎麦正所在地 / 岐阜県高山市荘川町牧戸159-2訪問日 / 2022/8/22~23今回の走行ルート関連記事 / 夏風邪に嬉しさ半分……
2022.08.24
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5月24日~25日 長野県飯田市の元善光寺の御開帳を見にキャンプしがてら出かけてきました。今回は拠点とした妙琴公園キャンプ場について掲載します。まずは場所・長野県飯田市鼎切石5247-1車アクセス・中央自動車道「飯田」ICから県道15号線で駒ケ根飯田方向に北進、切石体育館前交差点を左折「さわやかロード」で10~15分とアクセスがいい。ロケーション・キャンプ場入口手前に中央新幹線の南アルプストンネル松川工区の入口がある。・笠松山東山麗にあたり清流松川の右岸沿いの小高い場所に作られた一面芝生の公園。・天竜川支流の松川のせせらぎが心地よく、樹々が生い茂っていない分明るく、空が広がり夜間は星空が広がる。写真は「さわやかロード」を松川沿いに北上したキャンプ場入口付近の光景。左が南アルプストンネル松川工区、手前に見える橋を越え看板の左を直進した道路脇がキャンプ場入口と駐車場。橋の左側にも駐車場がある。予約利用方法・小人数であれば予約(連絡)不要。飯田市管理課(電話0265-22-4511)・料金無料、通年営業。・サイトはエリア分けされていないので気に入った場所に設営。・キャンプサイトでの直火、花火厳禁、焚火台等で発生した炭は持ち帰り厳守。・ゴミ箱はないのでこれも持ち帰り厳守。・一切のショップはないので焚火台で使用する薪や炭は持参。入口の案内板。周辺にRVパークなどの施設もある。看板後方がキャンプ場で、オートキャンプ場ではないので道路沿いの駐車場から装備を運ぶ必要がある。上直進した道路沿いの駐車場と右がキャンプ場。下場内は赤松が残され、奥にトイレ、炊事棟、休憩スペースがあり、洗い場が一カ所用意されている。傾斜地を造成した広場で松川に向かって緩やかな勾配があり、松川沿いはフェンスで囲われているので子供たちが走り回るのに支障はないだろう。施設全景。管理棟はなく無料でありながら施設が充実していて、良識ある利用者の振舞いが問われる。左がトイレ、中央が休憩スペース、右が炊事棟。炊事場、場内の洗い場は水道水、各施設の御願いは守ろう。トイレ多目的トイレ、ベビーシートもあり無料とは思えない程綺麗に管理され、異臭もしなかった。夜間照明はセンサーで必要時に点灯する。休憩スペーステーブルと椅子が用意されているが、調理や食事は禁止であくまでも休憩スペース。夜間照明は虫以外にも寄ってくるものがいたようで、以来電源が切られている。炊事棟。ステンレス製のシンクと焚き台がある。流しに残飯もなく下手なキャンプ場より綺麗に保たれていた。場内に一カ所ある洗い場。シンクには残飯もなく、自分で出した残飯は回収してサイトに持ち帰っている。こちらも水道水で「スイカ冷やすな」の注意書きがあった。松川の流れはよく冷えていた、共有施設で水道使ってスイカ冷やすかぁ、そりゃあ書かれる。設営地、ペグは簡単に入るが一部に石が入っており苦労するかもしれない。松川沿いの道路際に近い場所に設営。子供達は相手にしてくれないので、昔の物を補修し使って来たが素材自体の目開きで雨が防げない、大きすぎるなど課題が多かった。軽で行く事を前提に二人で使える小型のテントとメッシュタープを今年新たに買い揃えた。かまぼこタイプの一体テントには魅かれたが結局は設営が楽な従来仕様を選んだ。一人で行く事があればテントと上にタープがあれば事足りる。今回はそのデビューとなる。これ以外の主な装備にテーブル×2、椅子×2、インナーマット、シュラフ、エアベッド、焚火台、クーラー、薪など軽に積み込んでもまだ〃余裕が出来た。 道が悪くなければパートタイム四駆の軽で十分徘徊できそうだ。ましてここ妙琴公園キャンプ場は悪路もない。キャンプ場周辺。上松川沿いの公道、キャンプ場と公道はこのフェンスで区切られている。下キャンプ場と松川に架かる妙琴橋。上橋から先に進むと手打ちそば「のんび荘」、ここを右に進むとRVパーク、左の人道を進むと松川に架かるつり橋妙琴橋があり、キャンプ場に戻る事が出来る。下手打ちそば・和食・宿の「のんび荘」、こちらで初日の昼食に蕎麦を食べる予定でいたが月・火曜日が定休日で縁がなかった。駐車場の松川堤に古びた六地蔵が祀られている。つり橋を渡り松川上流の眺め。リニアの工事が進んでいますが土砂等も流れこんではいない、高速の工事なんか入ると川や周辺の林道の様相が一変するが、ここではさほど荒れた様子はなく松川の流れは澄んでいた。松川は渓流釣りでも知られる川、有料証を買えば気難しい魚と知恵比べも出来る。サイトに戻るとかみさんが作った花冠が飾られていた。子供のころ作った記憶があるが、作れと云われると思い出せない。サイトではTVは入らない、ラジオも何とか入る、携帯も取り敢えずアンテナは立つ。ここは自分のなりの楽しみ方を実践するか、静かさに包まれ何もしない事を楽しむ所でもある。自分なりの楽しみ方・・・地元の酒を飲んで寝る。地元スーパーで菊水酒造の濁りと生貯蔵酒を買い求めたが、どちらも癖もなく飲みやすく美味しい物だった。云い方変えると危ないお酒かも知れない。双方とも家飲み用に大きい瓶を買って帰ってきた。陽も沈むとキャンプ場は真っ暗。場内に街灯は全くないのでランタンと焚火の明りが頼り、携帯照明は必需品。ゆっくり晩御飯を摂りながら静かに夜は更けていく。当然気温も下がりシャツ一枚では肌寒い。今夜はカセットコンロで鍋と雑炊、簡単で暖かいのが嬉しい。明日は9時に元善光寺の御開帳を見に行く。翌朝の松川と妙琴橋。既に釣り人の姿がある、川幅は広く、瀬の多い流れで遡り易そうです。ただ、川の両面は護岸が作られ、堰堤が多く川へ降りる場所は少ないかもしれない。降りてしまえば釣果に関わらず楽しめそうな川です。ただ、上流に松川ダムがあり水位には注意が必要。次回はフライを持って訪れたい、遊漁料は一日券1,000円(コンビニで買える)、現場徴収だと1,500円のようです。ゴミのない綺麗な川でした。無料のキャンプ場に綺麗な川、また訪れる機会もありそうだ。さて、テントを撤収し忘れ物チェック、炭はアルミ箔で一纏めにすれば持ち帰りも苦にならない。有料で?の付くキャンプ場は数々あれど、利用者のマナーによっては無料でもなんとか維持できる有難い存在です。ありがとうと言いたいくらいだ。ひとつだけ、ハサミムシは多かった。ここから元善光寺までは20分もあれば辿り着く、妙琴公園キャンプ場は伊那谷徘徊の拠点に絶好のキャンプ場でした。妙琴公園キャンプ場所在地 / 長野県飯田市鼎切石5247-1連絡先(大勢で利用の場合) / 飯田市管理課(電話0265-22-4511)車アクセス / 中央自動車道「飯田」ICから県道15号線で駒ケ根飯田方向に北進、「さわやかロード」で10~15分。今回新たに購入した焚火台。ステンレス製で溶接もしっかりされ、底のプレートと焚火台はがっちり固定でき安定感がある。収納時の厚みも気にならず長く付き合えるツールの一つになりそうだ。waku fimac 焚き火台 ソロ アウトドア キャンプ コンパクト 軽量 焚火台 ファイアスタンド 折りたたみ 初心者 用品 道具 おすすめ ランキング 一式 セット 人気 鉄板 コンロ価格:6,980円(2022/05/26 20:28時点 )
2022.05.27
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人の出入りの多い道の駅「雨晴」での車中泊は諦め、次の候補地「道の駅 氷見」を目指します。途中市内のスーパーで地元の食材(ホタルイカ)を買い求めたりした、「道の駅 氷見」までの移動時間は実質15分ほどで到着。地元スーパーで食料は買い求めて来た、もう車は運転しない、なのでまずはビール。一息ついて施設を見て歩く。施設東側の光景、立山連峰が綺麗に見られる、道路の向かい側にも駐車場と小規模のトイレもあります。芝生が敷き詰められた広場、その先に建つ小さな建物は無料の足湯で道の駅の建物はその奥になります。道の駅の徒歩圏内にスーパー銭湯「総湯」や老舗の酒蔵「高澤酒造」があり、「ひみ番屋街」ではフードコートもあり、広い駐車場もあるので車中泊には最適だと思います。何より道の駅から立山連峰のシルエットが良く見える。施設も新しく、女性が一番気にするトイレもかみさん曰く「とても綺麗」と好印象。コロナ禍の影響もあり、フードコートなど営業時間等はHPから確認される事をお勧めします。到着したのが17時30という事で併設する「ひみ番屋街」は店じまいを急ぐ店が多く、施設内をじっくり見て味わう時間はありませんでした。・・・・・多宝塔があるようだ。夕方のひみ番屋街、本来の姿ではないだろう。道の駅の施設「氷見漁港 場外市場 ひみ番屋街」HP取り敢えず今夜の酒を調達しようと近くの老舗酒蔵「高澤酒造」へ。マンホールのデザインは富山湾と立山連峰、手前の島は?道の駅駐車場から「高澤酒造」は歩いて5分もかからない、というか見えています。県道373号線沿いに店舗があり、所謂酒蔵のイメージはなくガラス張りの綺麗な酒屋さんの趣です。この道を少し歩いた右に「魚取社」と云う小さな神社が鎮座し、参拝を予定しましたが日没も近く見送ってしまったのが少し残念。店舗入り口曙・・・・・あの? 創業者が日本海から昇る美しい日の出に感動し付けた銘柄だそうだ。明治創業の酒蔵でこうして訪れるのは今回初めて。過去に曙は飲んだ記憶がある、すっきりしたのど越しのお酒だったように覚えている。今夜のお酒は大漁旗曙の720mlで決め打ち、お土産は・・・・・どれにするか迷うところ。こんな時期、ダメもとで利き酒できるか尋ねるがやはりだめ、恨めしコロナ。ラベルが気に入りしぼりたて純米生を家のお土産に、今どきの日本酒のパッケージは昔に比べお洒落になったものです、ラベルコレクションしたくもなるが、写真で事足りるか。もれなく酒粕も頂けました。高澤酒造所在地 / 富山県氷見市北大町18-77さあ、美味しいお酒を飲みながら晩御飯。今回、車中泊に持参した装備はホータブル電源、電気毛布、湯沸かし器、新たにポータブルナビをネットで買い求めてきた。期待のナビは時々方位を見失うけれど、持ち運びができる事、車中や緊急時の情報収集のアイテムだと思って買ったので付加価値は十分。因みにこの宿泊地の受信状況は良好、複数選局ができTVを見ながら食事が出来るようになり環境はよくなった。今後の課題としてコロナ禍でスーパーで食材を買い求める事も多くなり、クーラーボックスではなく冷蔵庫、夏を考えると小型のクーラーか冷風扇の方がいいのか、どれが本当に必要なものなのか考え中。写真は銭湯帰りに撮った駐車場と道の駅夜のとばりも降りると車の出入りは落ち着き、道の駅や周辺は静寂に包まれます。後方には比実乃江大橋のタワーがライトアップされていて、それが妙に心強く感じる。陽気のいい3月末とはいえ、陽が沈むと冷え込みはきつい、電気毛布はありがたい。いつもの様に爆睡。そしていつものように日の出前から目が覚める。足湯のある小高い場所から富山湾方向を眺める。赤く染まり始めた空に立山連峰のシルエットが浮かび上がり始めました。急いでカメラを取りに戻る、丁度目覚めたかみさんに外綺麗だよと声をかけるが中から見るとの事。早起きした者だけのご褒美です。手前の小島は氷見港の沖に浮かぶ唐島。この光景はひょっとしてマンホールのデザインか?曙の由来そのものか?こうした光景が見られるのは一瞬だね、見る見る色合いが変わっていく。いろんな事を忘れさせてくれる一時です。「ひみぼうずくん」あったーらしい朝が来たァ、きぃぼーの朝だぁ・・・・さてと、今日も暑くなりそうだ、上着を脱いで二日目動き出すか。車に戻るとかみさんが宿泊モードから走行モードに変えてくれていました(いつもすみません)日の出みた? 「車からしっかり見た〃、で朝御飯は来た道を戻り氷見漁港の魚市場食堂に行きます」そこかぃ、かみさんのエンジンも始動したようだ。了解「コーヒー飲んでから出発しよう」足湯あり、銭湯あり、快適な一晩と美しい光景を見せてくれた「道の駅氷見 ひみ番屋街」機会があればまた訪れたいところです。道の駅「氷見 ひみ番屋街」所在地 / 富山県氷見市北大町25-5「道の駅雨晴」から車ルート / 国道415線を北上⇒島尾橋を越え右➡漁火ロードで左折➡南大町右折➡県道302号線➡比実乃江大橋を越え左側 移動時間15~20分程関連記事 / 「義経社」富山県高岡市 富山飯 「魚市場食堂」
2021.06.13
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道の駅 たいじ車中泊で熊野三山を巡った際に利用させて頂いた「道の駅 たいじ」今回はこちらを取り上げます。まずは所在地が和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143番地。以前掲載した「補陀洛山寺」、そこの近くの「エーコープなち」で晩御飯と地酒を買い求め、国道42号線を20分程南下する。太地方向に向かう県道240号線と分岐する「森浦」という三叉路があります。「道の駅 たいじ」はこの三叉路にあります。「エーコープなち」では普段買えないような価格で新鮮な魚介類や総菜が手に入り、買いすぎとも思えるくらい調達、車中泊の楽しみの一つでもある。太地町は和歌山県南部に位置し県内では一番小さな町だそうだ。その町の玄関先に位置するのがこの「道の駅たいじ」買い出しを終え到着した頃は既に日没間際、空が赤く染まり始めていた。道の駅に掲げられたマップ。サイクリング押しのようで、以前高野山を訪れた際に利用した道の駅でもこうしたマップを見た。遠くから車に自転車を積み、早朝ツーリングを楽しむ光景が見られた。道の駅「たいじ」2017年にでき、外観も設備も新しい綺麗な道の駅。当初予定していた道の駅「なち」と比較すると周辺には食事処も銭湯やコンビニなど何もない。食事は買い求めておく必要がありそうです。それさえ準備しておけば山と海が望める静かなロケーションです。ここの売りは喫茶店が朝7:00からモーニングをやっている事、朝の事を考えなくても済む。直売所は9:00からですが毎朝、地元で採れた海産物や農産物、惣菜が集まってきます。太地と云えばクジラやイルカで知られるが、「くじら」なども売られている。日没迫るパーキング、宿泊態勢も整い車中で宴会するだけだ。私らが停めた場所は赤丸部分。以前の経験で夜中に横付けしたトラックのエンジンが一晩中回りっぱなしで、寝れなかった事もあり、トラックが停めにくい場所にしたつもり。本州最南端の酒蔵「尾崎酒造」の「太平洋」。ここに来る途中に酒蔵がありますが、日曜はお休みという事で諦めた。太平洋 「生貯蔵酒」はすっきりとした喉越しで寿司にあう。もう一本の「山廃仕込特別純米酒」こちらは少し濃厚な風味で香りも主張してくる。こちらは肉系の摘みにあいそうだ。(写真は自宅用に改めて買い求めたもの)施設が新しく、女性には快適な道の駅だと思います。ベビーシートやベビーチェアもあり子供と一緒でも安心で出来る。写真は男子トイレ、covid19の影響でエアドライヤは使用できませんが道の駅とは思えない程綺麗だ。施設はFree Wi-Fiも完備されている。ただ車の中でTVを見ようとすると意外につかまらない立地のようです。綺麗な星空を堪能するいいチャンスかも知れない。翌朝の光景、昨晩は騒音で悩まされることはなく、電気毛布のおかげで寒くもなく快適に寝られました。写真は道の駅から右が県道240号線、正面が昨日走ってきた国道42号線。こちらから朝陽が上がるはずでしょうが、半島の影となりそうだ。朝が早いのは年のせい、その代わり朝焼けのご褒美や周辺を散策する余裕が生まれる。どこにいってもこんな感じで、楽しみな時間でもある。正面に見える湾は森浦湾。太地町はこの半島の裏側、県道240号線が伸びていく、右側に太地のシンボルともいえるクジラのモニュメントが見える。道の駅は国道と森浦湾に注ぐ与根子川の左岸に位置し、三方を山で囲まれている。日が差し込むのは結構遅い。駐車場では未だ皆さん熟睡の様です。「道の駅 たいじ」車中泊で利用される方のマナーも良く施設も新しい。次に利用できなくなる行為だけは避けたいものです。与根子川。 見えるだろうか、これボラではなく全てキビレ、この時間彼らは群れをなし悠々と回遊している。見える魚は釣れないと云う、それは分かっていても、釣りがしたくなるものだ。ルアーかワーム、フライでも良いかもしれない。朝のひと時、魚と知恵比べができそうな環境です。車に竿は積んでおきたいアイテムだ。かみさんはまだ起きていないようだ。昨日、道の駅に入る少し手前で小さな神社を見かけました、そこまで行ってみるか。2021/2/21「道の駅 たいじ」所在地 / 和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143番地の1車アクセス / 名古屋 ➡ 東名阪道・伊勢道 ➡勢和多気IC➡熊野大泊IC ➡国道42号 ➡ 太地関連記事 / 補陀洛(ふだらく)山寺と熊野三所大神社補陀洛山寺から車アクセス / 国道42号線南下15分程
2021.04.27
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