「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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つららの戯言
見てみたらさぁ 2003年下半期
作品名:シャンソンマニア
劇場:草月ホール
感想:
まったく期待してなかった、今回の花組。前回の百鬼がどうも腑に落ちずにいたから。ちょうどスカパーでその百鬼がやっていたので見直してみたけれどやはり??な。花組芝居は何処に向かおうとしているのか分からない、そんな舞台だったから。
でも今回は通常の花組らしさ復活。今回の題材は源氏物語とシャンソンの融合
女の嫉妬と愛欲と憎悪が渦巻く源氏物語と、悲恋だの情念だのが織り込まれたシャンソンがどう混ぜ合わされるかというちょっと不安だったんだけれども結構面白かった。
途中の本物のシャンソン歌手さんは歌は上手いけれど、果たして必要だったのかなぁと。あの部分がなければもう少し話しが先に進んだのに。それにあわせて踊る座長はすばらしかったけれど。
今回はホントに源氏物語の最初の最初、桐壺のお方のお話が中心。だから余計女の嫉妬やら憎悪がテンコモリ。
いつもならそれなりの衣装を着て演じるのに、今回はみんな洋服。色はみな白。着物らしい所作のために、その場の中心となる役者だけが薄衣を羽織る。顔もメイクなし、男の顔のまま、桐壺や葵上などを演じる。声と仕草、表情が役者の技量になる。前の「海神別荘」の時も同じようにメイクなし洋服でやったけれども今回の方がいい形のようなきがする。
さすがに座長は素晴らしく、正妻であり、子までなしているのに夫に振り向いてもらえない嫉妬やら憤りが伝わってくる。また八代くんの桐壺の母もよかったなぁ。八代くんの成長は凄い。おばばとか母とかやらしたら劇団一だ。
私のご贔屓桂君は今回は本番寸前まで別公演に参加していたので、ナレーション担当。文語そのままの台詞を、京都弁ではんなりと伝える。高い位置から見守りながらで、まるでベルリン天使の壁の天使のようだ。
またまた席が最前列だった。花組最前列つらい(笑)贅沢な悩みなれどももうちょこっと後ろがいいなぁ。
今後このパターンで源氏物語を続けて欲しい。今回は葵上登場までだったから
点数: 6点(10点満点) 新人くん良く頑張る。花組座員も歌うまいなぁ
でも桂くんがあまり・・・・なのでこの点数
作品名:DVD『七芒星』
劇団名:劇団☆新感線
感想:
去年の越冬公演のDVD化です。
今回の物語はかつての英雄だった7人を今の人間が倒すというストーリー。主人公の2人は奥菜恵と佐藤アツヒロと客演を呼んでいるものの、他は劇団員。
蘇り悪者となった7人を劇団主力メンバー(古チャンや高田さん、粟根さんなど)がそして現代を生きる7人を劇団の若手が演じています。
やはり力の差は歴然で、若手だけのシーンは間延びし、不安感があります。主力メンバーが登場しただけで舞台がきゅっと締まる感は止もうえない。
それが今の新感線の抱えている問題だと強く感じさせられる舞台でした。今現在は主役級の若い役を安心して任せられる劇団員はいません。常に客演を呼んでいる状態ですから。ここまで大きくなってしまった劇団で、一から若手を育てていける余裕はないんじゃないかなと思う。冒険もできないし。この公演ぐらいが精一杯なんじゃないんだろうか、若手多様は。
作品のではどうあれ(?!)久しぶりに古ちゃんにスポッとはまった作品。殺陣の切れは緩慢だけれどもそれは演技でカバー。もう貫禄です。蘇ったアツヒロの父の役で「あぁぁ もう舞台でも父親かよ」と感慨深い。
最後の最後に死ぬ古チャンの顔は最高に格好いい。DVDでしか拾えない表情にかなりうふふなのです
点数:6点(10点万点中)頑張れ!若手
作品名:トリプルエックス
感想:
現代版007。戦うのは国家のためじゃなくて自分のため。スーツじゃなくてTATTOばりばり。でも超人的な身体能力と判断力、そして女にもてまくりはご一緒。
過去の犯罪歴を消す代わりにシークレットエージェントになるって漫画でも映画でも小説でも使われまくっているシチュエーション。過去の悪さのお陰で敵と通じ合う部分もあるから、潜入捜査もやりやすい。上司は国家大事の感じ悪い奴。反抗しながらもいいように使われる。使われながらも自分の中で責任や自覚が生まれてくるって言うのパターン中のパターン。
007にも出てくるメカ造りの人も同じように登場。でもこちらは尊敬するような博士ではなく、ただのメカ&兵器オタク。
映像はどかん!バリバリ!メラメラ!の連続で飽きさせない。最後の雪崩の中のスノボーは大画面の方が迫力があったかも。ま、CGだろうけれど。
興業成績はどうだったんだろう。ほどほどの成績だったらきっと2があるな。そんな終わり方だったし。こちらも007ぽかったけれどね。
点数: 5点(10点満点) DVDで十分。
作品名:新橋演舞場8月興業「阿修羅城の瞳」
あさすじ :
時に文化文政。巨大都市江戸。一見平和に見えるその裏で、
人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。
江戸の闇から魔を祓うために組織された特務機関“鬼御門”。
病葉出門は、そこで“鬼殺し”と怖れられる腕利きの魔事師だったが、
五年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、
今では鶴屋南北一座に弟子入りしていた。
が、謎の女つばきとの出会いが、彼の運命を狂わせた。
なぜか鬼御門に追われるつばきは彼に「自分の過去を探してくれ」と頼む。
彼女の瞳の奥に宿る何物かに惹かれていく出門。
そして江戸を焼き尽くす業火の中、鬼と人、すべての欲望を呑み喰らい、
巨大な逆しまの城が虚空に浮かんだ。
「阿修羅の城浮かぶとき、現世は魔界に還る。
人も鬼も地獄に堕ちるがいい・・・」
鬼の王“阿修羅”の悲しき因果に操られ、千年悲劇の幕が開く。
その先にあるのは、滅びか、救いか―――。
感想:あえて作品名を「新橋演舞場8月興業 阿修羅城の瞳」とさせていただきます。この作品は、松竹プロディースであり、完全に新感線の特別興業ではない。
なぜならば、どんなおポンチでバカバカしい話であれ、妖術妖怪入り乱れるような作品であれ、新感線の芝居の中には「お客を楽しませよう」というスピリットがみなぎっていた。それは主役の役者だけはなく、脇の役者も。今までのプロディース公演では、なんとかそういう「想い」が残っていた。かすかでも。
でも今回はそういう強い「想い」が伝わってこない。
友人は「舞台上で明らかに休憩していた人がいたよね」と話していた。私の視野には入ってこなかったのが救いだけれど、そんなことを聞いただけで幻滅だ。
この芝居の主は「情」 愛情・友情・情念などなど。登場人物それぞれにはいろいろな縁で繋がっているものばかり。だけれどもそれをつなげる「情」が薄っぺらくみえてしまう。
憎しみに変わるほどの愛情も、命を捨ててまで守る友情も、どうしても手に入れたいと思う情欲も、死ぬまで書きつづけたいという情念も伝わってこない。
ベクトルが違う方向に向いているというか、アンサンブルが悪いというか、そういうまとまりの悪さが目立つ。誰かが台詞を言ったり、立ち回りをしたりしているときの他の役者の気持ちがすっと抜けているのではないかという感覚。
劇団というシステムではなく、その芝居のためだけに集まって1本芝居をつくるという難しさが分かった。前回はまだ古田という看板がいた。たぶん稽古中も古田がいるだけで新感線らいしい「お客様を楽しませる」という想いが他のキャストにも伝わったのではないのだろうか?
今回は一応他の看板二人(橋本&高田)は出演していたがホンノ一部分。主役と絡むことはなく、場面も連続性がないものばかりだった。なぜ彼らを使うのかと思いさえするぐらい。
商業演劇だと思えばいい。それは商業演劇をお好みの方には失礼かもしれないが。私はそう思った。お弁当を食べながら、お茶を飲みながら見る芝居。それならば前回のような「強い想いをぶつける」ことが出来た芝居ではなくてもいいのだ。
前回はもっと染五郎も思い切りが良かったのに。馬鹿でスケベででもめっぽう強いそんな男がとっても格好よかったのに。なんか余力を持ってやっているそんな気がした。
天海さんは美しかった。転生前の色っぽさはちょっと少なかったけれど、阿修羅に転生後は迫力も美しさも格段にアップした。前回の富田の演技が鼻につく私としては彼女の方が断然好きだ。
伊原さんは見た目だけだ。まぁ前回は古チャンだったので、情欲の塊だから(笑)
彼と比べたらいけないのかもしれないが。自分の欲望のために阿修羅の血を欲しがるようには見えず、阿修羅の力を持った後もあまり変化が見られず。
夏木マリにはちょっと幻滅。もっと台詞のとおりがよい人なのかと期待していたのに。鬼にとらわれすぎて台詞を伝えることを怠った?説明台詞が多いので余計に気になった。
来年、染五郎は古ちゃんとダブルキャスト(時期は違うが)で「髑髏城の7人」を演じる。この阿修羅も古チャンの役を引き継いでいる。
完全に見る気が薄れた。私は4月の古チャンヴァージョンだけを見に行くことにする。
点数 3点(全て転生後の天海さんへ)
作品名:トゥームレイダー2
感想:1の方がまだ面白かったかなぁ。登場人物の説明がないのは1も同じだけれども。突然「昔の恋人同士です」って言われても私としては話に乗れない。昔の思い入れがあるから今でも・・・っていうことが物語として重要な部分だと思うんだけれども。その男がなぜ今極寒の地に牢獄されているのかとかも良く分からないし。
ただのアクション映画だと思えばよいのか?最後にはロードオブザリングの中に出てくるような奇怪な生命体まで登場しちゃうしなんでもありなのかも。
ハリウッドには今だ東洋やアフリカには未知なる秘宝や秘術が眠っていると思い描いてるのだろうか?上海の高層ビル群を映しながらも敵が隠れているのは奥深い山中で、大きな石仏があったりして摩訶不思議さをアピール。
それは自国の歴史の薄さの裏返し?それとも馬鹿にされてるのかなぁ?
もっとストーリーがしっかりしてたら、みどたえあると思うのだけれども
点数: 5点 アンジェリーナがカッコいいだけに残念です
作品名:OINARI
劇場:青山劇場
脚本:中島かずき 演出:加納幸和
出演: 宮本信子 村田雄浩 橋爪淳 柳家花緑 大鳥れい 花組役者連
感想:
ほんとにひどい芝居を見てしまった。私は「多分ツマンナイだろうなぁ」って
予感がしていたからいいものの、中島かずきの脚本で期待してきた人にはご同情を致したいほど。
舞台上も、客席も寒い風が流れていました。まとまりのない芝居を見せられる辛さといったら絶えがたい。
かずきさんの脚本が駄目駄目で途中で加納さんが演出を投げてしまったように感じられました。かずきさんの脚本も無理無理書かされたようなものだったし。
宮本さんの芝居は舞台にはむきません。映画やドラマのように顔にカメラがよってくれるわけではありません。体全体、声で演技をしないと大きい青山劇場ではわかるはずがありません。彼女のようにちょこまかと動くだけの女優さんでは舞台の上では華もなく、存在感もなく主役としては落第です。
橋爪淳 柳家花緑 も駄目です。特に花緑さんは確かに噺家さんとしては踊りも舞台もできると思いますが、その人をセンターにおいて芝居がまとまるほどの人ではありません。橋爪さんもテレビの演技です。ゆる~い感じ。
目を覆いたくなったのは花組芝居連。台詞のある劇団内の古参、中堅連はまだしも、ミュージカル風に台詞をうたう場面に登場する若手連は最悪です。まったく歌詞が聞き取れない。踊りも中途半端だし。加納さんは新感線の和風ヴァージョンを目指していたのかもしれない。でも青山劇場の舞台をカバーできる実力もなく寒い状態。
花組芝居でやればよかったのだ。花組芝居だけで。劇場はスペースゼロとか本多劇場ぐらいで。宮本信子の役を加納座長がやって、劇団員だけで配役をすれば。
そうすればこの穴だらけ、盛り上がらない脚本も生きてきたろうに。
最近再演が増えている意味がわかる。興業主としてもこの不況の中冒険はしたくないのだ。こんな新作が出来上がってガラガラの客席を見たら、昔当たった芝居を持ってきたほうがある程度の客数は見込めるもの。
花組の八代と新感線の粟根のコンビは面白かった。自分の仕事、役割を分かっているやつらだもの。この二人の芝居にすればよかったのに(笑)
点数:1点(10点満点中) 粟根と八代に
作品名:ミュージカル「天使は瞳を閉じて」
作・演出・作詞:鴻上尚史
出演:佐藤アツヒロ、天野ひろゆき、辺見えみり、大高洋夫 他
ストーリー:愚かな争いにより人類は滅び、放射能に汚染されてしまった地球。
残されたのは人類を見守ってきた天使たち(純名、天野)だけと動物だけ。それでも天使たちは地球を見守り続けた。
そんな中、奇跡的に『透明な壁』によって生き残っていた人間達がいた。最初は見守るだけの天使(純名)だったけれども、彼らの世界に憧れ人間になってしまったテンコ(純名)が彼らとともに辿りついた未来とは・・・。
感想:
最初からやられた。初版「天使は瞳を閉じて」には『透明な壁』についての説明があった。どうしてそこの中にいるのか、何故壁が出来たのか。それカット、ぜ~んぶなし。突然壁の中にいる人間たちからスタート。びっくりです。あの長台詞すきだったのに(号泣)
鴻上は自分が受けなくなった理由を「分かりづらいから」と理解しているのだろうか?それともミュージカルを見るのにはこのぐらい分かりやすく説明台詞や感情表し台詞を増やさないとダメだと思っているのか?はたまた役者の力量では分かってもらえないからなの??
歌詞も鴻上さんが書いているので聞き取れる歌唱力の方はいいんだけれど、郡歌(なんていうの?みんなで同じ歌を歌うやつ)の方々わかりずら~。歌詞カードぷりーず。
アツヒロと辺見えみり以外はそつなく、思いのほか天野の歌声にしびれる。彼の声は一緒にうたう女の人の声をうま~く引き立たせるのね。ハモ最高。一人台詞が多いので演技的にはそれほど問題なく合格点だと思う。
アツヒロは「七芒星」の時にはそれほど気にならなかったんだけれども今回はなんか心もとない。相手役が辺見だったので余計だとは思うが(前回は奥菜&古ちゃん)二人だけのシーンはいたたまれない。彼らを中心として物語が回り始めるのに中心が弱いので他のシーンがどれほど頑張っても気持ちよい流れにならない。
アツヒロでは自分の夢を託すことも、自分の体をはってでも売り込むことも出来ない。ダメで情けなくて、弱くてでもいとおしい男ではないのだ。
辺見も同じ。地位や名誉を捨ててでも手に入れたいほどいい女か?健気か?取ってつけたような女らしさはダメなんだ。
大高さんは加齢のお陰でマスター役ぴったり。15年前もぴったりだったと思うけれど今回は哀愁たっぷり。まだまだ元気に踊っていたので「朝日のような夕日をつれて」はまだできますぜ(笑)
初回筧ちゃんの役を、昔から子分役の多かった京さんが。うまく引き継いでいるので安心。筧ちゃんほどエロくはないけれどね(笑)
私は自分の知っている戯曲の中でこの戯曲が1.2を争うほど好き。知っている中で3本の指に入るほど悲しい話だと思っている。(他はつかさんの「銀幕の果て」とか野田さんの「オイル」とか) 舞台も台詞を空で言えるほど覚えている。第三舞台の時と比べるなといわれても無理なのだ。
悪くはない。純名の歌も演技も、天野の声も、大高さんの安心感も、京君の弾けっぷりも。でも物語の中心の二人の出来と余計なお世話な台詞たちのせいで乗り切れない。
涙が流れるのは昔の舞台を思い出しているから。申し訳ないと思うが2幕目は頭の中で別の曲が流れていた。そして昔の台詞が耳の奥で響く。
これだったら昔のメンバーを集めてそのまんまでやればいいのに。
点数:5点 昔を知っているのは残酷なことなのかもしれない。
作品名:欲望という名の電車
演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介/古田新太/ 久世星佳/ 田中哲治
花山佳子/石橋 祐/山崎康一/吉守京太/永島 克/鈴木慶一
感想:
久しぶりにいいお芝居を見たという率直な感想を持ちました。細部にわたる演出とそれに答える役者を濃密な空間で堪能できた喜び。もしかしたら大きな劇場だったらこれほどまでに感動はしないかもしれない。手を伸ばせば届くところで繰り広げられる悲しい女たちの物語にただただ切なくなる。
久しぶりの鈴勝演出。芝居を見始めた頃だからもう10年前ぐらいかしら。ZAZOUSというユニットで芝居をしていた頃。最近は有名女優さんの舞台やらテレビとかが多かったみたいだけれども、その頃と変わらず見ているものの呼吸さえも止めてしまうような、胸を締め付けるような演出。異国の言葉をまるで音楽のように混ぜる。それも相変わらず。
篠井さん念願のブランチ。純粋であるがゆえに現実を受け入れず壊れていく。私には自らを尊み、保護してくれる場所を探し、過去にしがみついて生きている可哀想な女に見える。そんな彼女を回りは腫れ物に触るように、のけ者にしてきた。ただスタンレーだけは乱暴に現実を彼女に投げつける。
篠井さんの虚栄心ばりばりさと古田の野蛮さのせめぎ合いが凄い。いつもとっぴな役が多い古田だけれど、ストレーな芝居も上手いと実感。でもでかいよ。太ってるとかじゃなくて『でかい』 野蛮な感じ、肉体労働系って感じはすっごく伝わる。ちょっとだけ笑わす場面がこの緊迫した芝居の清涼剤。
篠井さんは、後姿まで女性だった。昔花組芝居に在籍していたことがある篠井さんだけれども退団して正解だったのだなぁと思う。今加納さんがやる現代の女性と篠井さんはよく似ている。若干加納さんのほうが女の醜さとか嫌らしさが前面に押し出されてくるとはいえ、声の抑揚、動きは同じ。ベースにある歌舞伎の女形が同じだからかもしれない。篠井さんはより現代演劇にあった女形を目指し、加納さんは座長として現代演劇にあった歌舞伎を目指す。そんな感じ。
3時間という長帳場。途中の休憩に一息つけるもののロビーもなく、席の間も狭い円形だと動くに動けない。お尻が悲鳴をあげるのでした(笑)
点数 8.5点/10点万点中 円形の椅子をなんとかして~
作品名:月影十番勝負 第8番 「ダブルアルバム」
作者:永井愛
演出:木野花
出演:高田聖子/内田春菊/大森博史
あらすじ:つつましいハイミスの姉・秋子は慢性の出社拒否症。
妹・夏子は奔放で気ままな出戻り。
二人は異母姉妹。
姉は妾の子である。
そこへ訪ねてくる昔使用人だった男。
この男は二世代の女たちに深く関わってきたのである。
感想: 前日は古田新太、次の日は高田聖子と新感線看板役者を堪能した二日間
頂点の二人はいいものの、早く後から続けよと思ったりもする。
評判のいい永井愛だけれど、私にはどうも相性が悪いというかそりが悪い。好きになれない脚本家。女臭すぎるんだよねぇ、どうも。
その好きなれない食材を好きな演出家がうまく調理してくれたので食べやすかった。
過去と現在を、母と子を同じ役者が演じる方式。高田さんの寡黙で厳粛な母が怖い。でも見ているとその向こうに木野花が透けて見える。内田春菊じゃなくて花さんが出てくればよかったのに。ちょっと年齢的に無理があるか?大丈夫そうなんだけどなぁ。そしたら演出がまずいか・・・。
内田春菊・・・・今回はなんとかなかったけれど、でも高田さん相手では1.2も劣る。台詞はまだしも諸動作(走ったり、歩いたり)なんか変。何故彼女を選んだかは疑問だわ。
日記にも書いたけれど、子供が出たり入ったりして超イラついた。「未就学児童はご遠慮願います」って小学生はOKなんだろうか?6歳でも12歳でも一緒ってのはどうなの?? 今はベビーシッターとかあるじゃないですか、活用してください。お願いしたい、せつに。
作品名:飛龍伝
作・演出:つかこうへい
出演:広末涼子/筧利夫/春田純一/その他
あらすじ:1970年、東京。日米安保条約反対に燃える学生たちは、その運動を束ねる委員長として、田舎から上京したばかりの東大生・神林美智子(広末涼子)をまつりあげる。闘争が激化する中、機動隊の若き隊長・山崎一平(筧 利夫)は美智子の凛々しい姿にすっかり一目惚れ。そんな一平の心を作戦に利用しようと、美智子は一平の住むアパートへ転がり込むが、2人は次第に心から愛し合うようになり……。
感想:
はじめてこの上演のニュースを聞いたとき、私は耳を疑いました。
朝の新聞を読むテレビ番組の前で、私は慌しい朝の支度の手を止めて見入って
しまいました。
最後に「飛龍伝」を見たのは94年。石田ひかり&筧利夫バージョン。
筧ちゃんに惚れ直したけれど、石田神林には納得が出来ず「お前に全共闘40万の男は惚れないよ」と思ったものです。
そして今回の広末&筧バージョン。筧ちゃんや春田さんの年齢を考えたらどう考えても無理があり、広末涼子に神林が演じられるのかという不安がぬぐいきれぬまま、当日を迎えました。期待半分不安半分というところ。
芝居の終盤からはずっと泣き通し。静まり返る場面では客席では鼻をすする音が
あちこちで聞こえ、私も嗚咽を抑えるのが大変でした。もう十分過ぎるぐらい知っているはずのストーリーなのに同じ場面で泣き、同じ場面で心を打たれるのです。
広末神林を見ていると芸能界での広末自身を見ているような気がします。
普通の少女が40万を率いる委員長に祭り上げられていく姿は、彼女の偶像崇拝のようなアイドル時代と重なります。「奇行」という名で片付けられた彼女の反抗も神林の寂しい横顔に重なります。
普通の少女が愛する男のために強くもないのに強い振りをして前を向き歩く。そんな少女の「普通さ」を普通に演じている彼女はとても自然で清々し気さえしてきます。
『勘』がいい女優さんなんだなぁと思います。演出家の意図を汲む能力も周りの役者さんがたにあわせて行く能力も『勘』だと思うのです。彼女はそれがとても発達している。だから同じ芝居も日々成長していくのです。
私は牧瀬里穂より、石田ひかりより彼女のやった神林美智子が好きです。伝説の富田靖子版は知らないので比べようがないけれど。
筧ちゃんは、もう山崎一平そのもの。スケベで馬鹿だけど、愛するものを一途に思い、大切なものを懸命に守ろうとする姿はこの役は彼のものと言ってもいいと思います。年を取った分演技が上手くなりました。でもそれだけじゃつか芝居はできない。まだ有り余る情熱を燃やしつづけることができるのねぇと嬉しく思いました。
春田さんは、ホントにご苦労さまですと言った感じ。御年41歳。周りは20代の若い役者ばかり。そんなやつらと一緒にやっていくのは体力気力とも大変だと思います。年齢的に無理のある役でしたが筧ちゃんと対峙できるのは春田さんぐらいじゃないと無理だから。腹黒い役なのでとても年齢的貫禄がハマっていました。純粋無垢に傷つくことも恐れずに美智子を愛する山崎に対して、腹の底は見えない桂木(春田)の両輪が大きく回ることで物語がより悲しみをましていったのだと思います。
今回はいつもと違って、この3人にスポットを当てて他の出演者の方に話が触れることはありません。それはちょっと残念でした。前はもう少し個性ある、ギラギラした目をした役者がいたのにと寂しく思いました。
つかさんはもうおいくつになったのでしょう。もう古典といっても過言でない演出に相変わらず泣かされてしまいました。本人がやるからよいので誰かが同じことをしてもただの猿真似。
なんか書いても書いても上手く文章にできません。「私が前の晩飲んでるのにも
関わらず7時起きして、寒い雨の中当日券をとるために並んだ」
それぐらいいい芝居だったということです。
点数:9点 頑張れ若造
品名:止まれない12人
脚本: 後藤ひろひと
演出: G2
出演:岡田 義徳/植本 潤/山内 圭哉/楠見 薫/池田 鉄洋/久ヶ沢 徹
神野 美紀/曽世 海児/奥野 ミカ/関 秀人/小須田 康人/後藤 ひろひと
あらすじ:西暦20XX年。西鹿児島から青森までを1本でつなぐ新幹線が開通した。
そこを走るのは、革新的な技術により、時速500キロ走行を可能にした
「雷神号」。
その完成を披露するプレミアム試乗会が行われることとなった。
さまざまな経路からチケットを入手した11人の乗客は、いずれも一癖も二癖もある変人・曲者ぞろい。
そして、彼らと車掌を合わせた12人の乗っていた1号車が暴走。
運転士を失い、制御不能となった車両に、さらなる難題が次々と発生し、
事態は、乗客たちの努力もむなしく、収拾のつかない混乱に向かって進んでいく。
(G2プロデュース HPより)
感想:
こちらも再演。初演は98年だからもう6年も前だ。このぐらいが一番芝居を見ていた時期で、こういうプロデュース公演を見るたびに新しい劇団を開発していたなぁと振り返る。
前はG2プロデュース=大阪劇団の座長さん&個性派勢ぞろいという感じだったけれど、最近は東京の劇団の方や芸能人を使ったりすることが多い。
今回もそんな感じで、花組芝居だったり、離船だったり、木更津(笑)だったりと大阪色薄め。ただただ後藤大王だけが大阪路線を確実に推奨(笑)
もう6年も経っていたので、細かい内容まではまったく覚えておらず、ただただ面白かったよなというイメージだけで観劇。ほぼ初見ぐらいの勢い。
なにが面白かったのか思い出せないぐらい笑った。爆笑した。今回の舞台は客席のと客席の間に列車の舞台が組まれている。すり鉢の底に「雷神号」があるという形。客入れも雷神号の先頭やら後尾を通って座ることになる。間近で舞台セットが見られるわけ。細かいボタンや電光掲示板に感心。
前から3列目、ど真ん中の席だったの右見たり、左見たりと忙しい。電光掲示板に情報が表示されるたびに舞台越しに見える向こう側の客の動きが面白い。しかも花組の加納さんがいるものだから気になるし(笑)。
話の強引さはいたし方ないのかなぁと思う。重箱をつつけばボロはたくさんありそうだ。でもそれでも突き進む姿は「暴走特急雷神号」そのもの。力技の笑い。
ただね、「ちゃんとしちゃっている」感がある。出来上がっちゃってるっていうのかなぁ。小須田さんのテンションと大王のテンションがうまく緩急になってないっていうか。一人きちんと東京芝居をする小須田さんと大阪のコテコテ芝居をするほかの人っていう・・・上手く表現ができないけど
それと植本に子供役はどうかと。あの声のままかよ・・・普通の声で子供としてやってもおかしくないと思うんだけど。ワカギはすごかったなぁと感心。
もっと個性的な12人だったと思うんだよね。「濃いっ!」っていうイメージがあったんだけど。今回は比較的あっさりと、的確に演じている感じ。「俺が一番めだつんじゃ!」っていうギラギラした良い意味で飛び出た感じが少ない。
前の「飛龍伝」のときにもおもったことと同じかなぁ、結局は。
三上さんがやっていたカーク提督がウルトラ警備隊に変わっていた。ひさしぶりに三上さんのカークが見たいと思った。
点数:6点 もっと濃いG2がみたい。
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