【ホテルカクタス】江國香織
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街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。その三階の一角には帽子が、二階の一角にはきゅうりが、一階の一角には数字の2が住んでいました。三人はあるきっかけで友達になり、可笑しくてすこし哀しい日々が、穏やかに過ぎて行きました…。メルヘンのスタイルで「日常」を描き、生きることの本質をみつめた、不思議でせつない物語。画家・佐々木敦子との傑作コラボレーション。
積読本消化計画
8冊目。残り30冊。
ブログのお友達、柊さんにオススメしてもらった作品 (柊さんいつもありがとで~す!)
この作品、佐々木敦子さんの挿画がとっても素敵なんです
表紙のような絵がたくさん入っているので、絵本のような感覚で楽しめました。
よく外国の映画に出てくるような、古ぼけた味のあるアパート「ホテルカクタス」。
この作品に出てくる登場人物(?)はちょっと風変わりなの。
なんだと思う??……それは、"きゅうり"と"帽子"と"数字の2"。
前に読んだ 「すきまのおともだちたち」
でも"しゃべるお皿"が出てきたから、
"きゅうり"と"帽子"はまだ分かるんだけど…"数字の2"って!!(笑)物でさえないのよ~
彼らは普通に職を持っていて、恋をしたり、お酒を飲んだりするんだけど。。。
読んでいるうちに不思議と、最初に感じた違和感が払拭されていくの。これが江國マジック
3人(?)の「ホテルカクタス」での日々の生活と、友情が描かれていますが、
なんてことはない、普通の人間なら毎日経験するような出来事。
でも、その何気ない日常が、とっても愛おしくキラキラ輝いているように見えてくるから不思議。
ほのぼのとしているけれど、どこか 喪失感
を伴う読後感です
なんだか江國さんの作品って、チクリとした痛みを感じるものが多い気がします。。。
今回で、"BOOKレビュー"のジャンルが 200レビュー
になりました~
なんだか、ちょっぴりルンルン気分です(笑)
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