自作&日記

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2016年01月20日
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テーマ: 電気ケトル(35)
カテゴリ: 家電修理
さて、いつまでもほっておけないので、ダメ元で、ティファール、ジャスティンの修理にチャレンジしてみました。温度変化でひっくり返る金属板の取り付け部をハンマーで叩いて、薄くして、結果、取り付け部とヒーター部の隙間を作り、抑え込んで、その隙間を無くす形で、ヒーター部の密着を高めるために押さえ込み、シリコングリスを塗りたくり、再度組み立て直そうとしましたが、メカを動かす、か弱いヒンジが破損しました。場合によっては、こちらが先に壊れてもおかしくない構造です。これを何とかホッチキスの針で止め、底のカバーを取り付けたのですが、長年高温にさらされたためかとても脆くなっていた様で今回破損になってしまいました。スイッチでメカを伝える、連結仕様、ヒーター端子の固定方式、とにかく一度分解すると修復がなかなか困難な構造にして、多くのトラップが仕掛けられている様に感じました。そして、組上げて、水を入れるとポット下部から水が落ちてきました。底のパッキン部を包むプラスチックの一部を破損したためにパッキンから水が漏れだした様です。底のカバーは、十分気を付けて取り外す必要がありそうです。特に長期使用の場合は、熱で脆くなっている様なので要注意です。これでは、肝心の沸騰時のOFF動作の確認が出来無いので、割れた部分を接着して時間を置いて、水を入れると漏れない様なので、そのまま通電し沸騰のテストです。しばらくするとグツグツと沸騰してきましたが、直ぐには、スイッチが切れません。一分以上過ぎてやっとOFFになりました。形状記憶合金サーモの円形部をヒーターに密着させたにも関わらず目に見えた改善とは、言えない様です。私としては、30秒以内を期待していました。ちなみに新品の別のパール金属の沸騰ポットでは、沸騰してから約20秒ほどでOFFしました。
どうもこの円形サーモの動作自体は、ボケて来ている様に思います、10年でボケて来たと言う事は、人間の歳に換算すると70歳ぐらいで、丁度、ドッグイヤーと言えます。と言う事で、このジャスティン犬は、このまま使えない事も無いのですが。やはり、安全面での不安は、残りますので、応急時に使う程度にしたいと思います~結局、今回の修理では、納得出来る結果にならず残念でしたが、分解した事で、機械式仕組みのみで、巧みに構成し、容易に修理出来ない様なトラップとも言えるデリケートなパーツ構成でありながら長期間にも耐える様にバランスをとっている設計に驚いた次第です。これがフランス人の巧みな職人の様な設計志向なのでしょうか?しかし、私の場合は、たまたま10年ももったのかも知れません。そのへんは、統計的にどうなのか疑問が残ります~と言う事で、なかなか手ごわいジャスティン犬でした。





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最終更新日  2016年01月21日 04時00分29秒
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