種差別・動物の権利(アニマルライツ)・動物の解放を考える

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南茶手 美井雁

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2019年06月27日
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とはいうものの、この堀越啓仁議員さまには、頭が下がり、感謝の念でいっぱいです。この切り口からしか無理なのです。殺すな食べるなということは、聞く耳を持ってもらえない、ということは、殺し方をなんとかしてくれというところから、斬り込んでいくしかないのですから。

びっくりして、思わず検索してしまいました↓

バンドマンでキャンパーで僧侶——「国会議員らしくない国会議員」、永田町に現る
2018年11月23日https://cdp-japan.jp/interview/17

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○堀越委員 発言
 立憲民主党・無所属フォーラム、自然系国会議員の堀越啓仁でございます。<中略>

 現在、国の食肉検査等情報還元調査によると、2017年度に食鳥処理された肉用の鶏の29万1845羽、そして、採卵鶏として使われていた鶏、つまり成鶏の18万2820羽、合計で47万4665羽、すごい数字ですけれども、これが放血不良で全廃棄又は処理禁止になっています。

 放血不良というのは、ネックカット、首を切る際に鶏が動いてしまって、頸動脈をきれいに寸断することができず、そして放血、血を抜くことができない状況のまま、つまり生きた状況のまま、次の処理である熱処理、お湯の中に入れられていってしまう。こうすることによって、生体反応によって皮膚が当然赤くなってしまうわけです。こういう状況の鳥肉というのは市場に出回ることができませんので、これを処理、全廃棄されてしまうという状況になっています。

 これは、何のために殺されたのかという人道的な問題もありますが、こういう状況は、イギリスでは、こういう事態が判明した場合には、食鳥処理場の経営者は、不必要な苦痛を与えたとして有罪判決を受けている、こういう事例もあります。このときの報道によれば、鶏たちは、二分間生きたまま熱湯の中で苦しんで死亡したという調査結果が出ておりますが、やはりこれは当然日本でも同じ時間でありますし、同じ状況であるというのは間違いなく存在しているわけです。

 そして、国内の食鳥処理場は気絶処理を行わないことが多いと聞いておりまして、そのため、首を切るのに失敗する確率が高くなっているというふうに思われます。さらに、本来、湯漬け直前にそれをチェックする監視員が立っているべきですが、それがないなど、管理や意識も不十分であるということが原因の一つだと言わざるを得ない状況だと思っています。

 この解決方法、たくさんあると思いますが、やはり意識をしっかり高めていくということ、そして監視を増員させるなど、当然必要だと思います。こういったことで、欧米では、施設自体を失敗がより少ない施設へと更新していくことでこれらの事例は大幅に減らしていくことができるわけです。

 そこで、いつも私が比較し取り上げているOIEの動物福祉規約の七の五章には、動物の屠畜の部分には、意識ある又は生きた鳥が液体加熱タンク処理装置に入ることがないよう最大限の努力が払われるものとすると禁止事項に強く訴えられているわけですが、先ほどお話しさせていただいた事象は、これはもう動物愛護管理法に違反していると私は考えています。しかし、現在、この日本では、放血不良で苦しんで死んだ鶏の数が過去十年間見ても減少していないんです、変わっていない。先ほどお話しさせていただいた、二〇一七年度には四十七万羽が熱湯に生きたまま入れられて、苦しみながら死んでしまう、そしてそれが食べられるわけではなく廃棄されてしまう、こういう事態がまさに今起こっています┅┅┅┅┅

https://www.facebook.com/groups/736552763094093/permalink/2238443889571632/


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Last updated  2019年06月27日 00時30分21秒
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