お気楽naochoの独り言

お気楽naochoの独り言

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2026.06.17
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少しずつ、私の知らない人に変わっていった母親。

残酷な事に、少しずつ出来る事が出来なくなり・・・

性格も、猜疑心に満ちた別人へと、変貌する。

お金を盗んだと、私を睨む母親に・・・

激しく食って掛かった事もあった。


弟は、小銭を盗むコソ泥で・・・

私は、大金を盗んだ大泥棒になった。

認知症という病気が、言わせているのだと理解はしながらも・・・

情けなくて、泣いた。


狂っていく自分に、時々気が付くのか・・・

自分自身が不安になり、弱々しく電話を掛けてきた事もあった。

本人の希望で、施設に入ったけど・・・

健常者の高齢者住宅で・・・

認知症が進むと、別の施設へと移らなくてはならなかった。

それでも、コロナの前までは、電話にも出ていたし・・・

会いに行けば、一緒に外食をしたり・・・

ホテルに外泊をさせたりも、出来ていた。


コロナで、3年間面会が出来なくなり・・・

3年後に会いに行った時は、もう私が誰だか分からなくなっていた。


胸に大きな動脈瘤があり・・・

それが、破裂したら亡くなりますと言われていた。

弟も、私も、覚悟はしていた。


遺影は、20年以上前の若い母親で・・・

私の、知っている笑顔の母だった。

まだ少し、まともな時に・・・

本人が、若い頃の写真を希望していた。

いくつになっても、女だったのだ。



私は・・・お葬式の間、全く泣けなかった。

お棺に蓋をする時でさえ、こみ上げる物が無かった。

自分でも、驚いた。

泣けないことが、本当に寂しかった。


認知症のメカニズムも、どんどん解明されていて・・・

近い将来は、特効薬が出来るだろう。

そうでなくては、長生きする事が不幸になる。





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Last updated  2026.06.17 17:27:44 コメント(2) | コメントを書く


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