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2008.10.13
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カテゴリ: 小説 (ガンダムoo)








  …うん



  タイトル通りだよ



  小生には“ほのぼの”や“幸せ”なんて言葉は分からないんだ…



  てことで、グロ第2弾だよ! (ぇ



  前回のよりはマシだと思うけど流血表現ありで微妙にグロ



  ティエ→アレみたいな…感じ?
























喰い









  あれはいつだったか

  親が俺に買ってくれた小さな絵本 たしか人喰いの話だった




  †



  昔 一人の男がいた

  長い間 人を拒み否定しずっと孤独だった男

  だが ある日 男は女に恋をした

  とても優しく綺麗でいつもたくさんの男に囲まれていた



  男は始めから分かってた

  これは叶わない恋だという事を

  それでも男は女を思い続けた

  どんなに時が経とうとも どんなに世界が廻ろうとも

  ずっとずっと想い続けた

  狂おしいほど愛しい彼女の事を―



  だが運命は残酷にも彼の心を蝕んだ

  男は とうとう壊れてしまった



  真っ暗な闇夜の中 女の部屋に忍び込み

  鋭利な刃物で彼女の躯を切り刻む

  そして

  床に残った肉の欠片を次々と口に運んだ

  部屋も 女も 自分も真っ赤に染まりながら・・・




  †



  ティエリアは初めこの本を読んだ時、この男を“愚か”だと思った

  否、思ってた



  今 ティエリアはアレルヤの部屋にいる

  そして目の前にアレルヤがいる 否、アレルヤだったモノがいる

  赤黒く染まり異臭を放つソレ

  よく見るとそれは血に塗れた肉塊だった



  ティアリアは愛する人を殺したのだ 自らの手で

  そして、床に散らばった肉片を何の迷いもなしに食す

  まるであの物語の男のように



  前に何かの本で読んだ事がある

  人の肉は目の周りが一番美味しいらしい



  だが今のティエリアにとってそんな事はどうでもいい

  味なんか分からなかった

  ただ一心不乱に人肉を喰らう その姿はまるでバケモノだった



  愛する者を自らの手で殺め食した愚かな人喰い

  けれど

  その頬を伝う涙は温かく 人間のモノだった
















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最終更新日  2009.01.20 00:49:40
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