★宇都宮のシニア日本語教師★

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★子供時代の思い出★

★子供時代(1)・・ふわふわの池★


 「サラリーマン時代の思い出」を書き始めたので
 「子供時代」「学生時代」と3部でゆっくりと
 「思い出話しシリーズ」にすることにしました。
 今回は、「子供時代シリーズ」です。

 あれは、小学校4年生ぐらいの時
 でしょうか。家から歩いて5分くらい
 のところに「ふわふわの池」があった
 のです。ちょうど、小学校まで
 歩いて通う道の中間あたりでした。

 私が小さい頃、育ったのは地方の
 人口30万人くらいの田舎町の
 郊外で、そのころは家のまわりは
 田んぼばかりでした。
 今も、少なくなりましたが
 田んぼが結構あります。

 その「ふわふわの池」に友達みんなと
 よく遊びに行きました。
 なぜ、「ふわふわ」かというと
 池のうえに、なんでしょう・・・
 草みたいなのが一面に生えていて
 子供はその上を歩けたのです。

 そのスリルがなんともいえず、
 ほんとうに「不思議の世界」に
 いるようでした。
 その池は、30メートル×30メートルくらい
 ありましたから、結構大きいのです。

 でも、今から考えると「危ない」ですね。
 時々、その池をかっさらって
 水をぬき、掃除をするときが
 あったのですが、深さは2メートルくらい
 ありました。
 その水を抜いたときも、子供心に
 素晴らしい世界でした。
 鯉やふなの大きいのがとても
 たくさんとれるのです。

 そういう「ふわふわの池」で
 みんなと、おそるおそる
 遊んでいたとき、睡蓮の花が
 きれいに咲いていたのが
 今でも、まぶたに焼き付いています。

 「睡蓮」・・・きれいですね。
 不思議な感じがしますね。
 さすがに、仏様の花ですね。

 昔、小学校の授業でブラジルだったか
 どこだったか、世界のあるところで
 人間が乗っても、沈まない
 池の植物の絵がありましたが、
 子供の頃の思い出は、そういった
 世界の話しと自分の体験が
 混ざり合った記憶になるものですね。

☆二宮金次郎の銅像☆

私が小学校に入学したのは、昭和31年4月和歌山私立宮前小学校です。
家から歩いて約10分のところでした。入学式の思い出・・・・・・
覚えているような、覚えていないような・・・・・・
何しろ、56年も前のことです。母と行ったように思います。

入学生の写真がありますから、たぶん写真を撮ったのでしょう。
明治の始めごろに創立された古い小学校でした。

確か校歌に「清く正しく明るく生きる」とあったと思います。
あれ、これは中学校の校歌かな・・・・・・

昭和24年生まれの私たちは、最高のベビーブーム。
1クラスに55人くらいいました。
教室は満員状態。最後尾の席では後ろの壁にもたれ掛かれる
いい席だったようです。

実は、幼稚園もこの小学校の同じ場所だったので、通算7年間
通ったことになります。

入学して、しばらくたった頃講堂の前に
二宮金次郎の銅像がありました。
小学校の頃は、何をした人なのかはわかりませんでしたが、
「蛍の光・・・・」と同じように苦学された人なんだ。
と思っていました。

日本全国の古い小学校に、この二宮金次郎の銅像があるらしいですね。
あまり、ポピュラーではないこの人が日本の小学校の
校庭にあるのは、どうしてなんだろう・・・・・・

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