HAPPYな人生のために

HAPPYな人生のために

過去を見つめる



今週末は七大戦の応援に名古屋へ。

ずっと梅雨が明けず、湿っぽい七大戦になったらヤダなと思っていたけれど、
名古屋では前日に梅雨明けし、
からりと晴れたいい天候。

何人かの選手の活躍が印象的だった。
京大では、三段のFくんの全カレ標準切り大ジャンプはあっぱれだったし、
400mHのMくんの走りには余裕とうまさを見せられた。
110mHのSくんのダブルアームのハードリングには安定した力強さが見えた。
そして最後のマイルリレーは、ぎりぎりのところで耐えて優勝した彼らの精神力に脱帽。総得点での準優勝に不満のOBも、これで満足して帰ったと思う。
その他の大学で目についたのは、
阪大のMくんは特徴のあるハイジャンを見せる。
長身が記録に貢献していることもあるが、
それ以上にあの踏み切り準備への鋭い内傾にはすごい。
幅で5m50を越えるジャンプをした名大の女子Aさんもまたすごかった。
5m71の自己ベストを持つ彼女にとってはたいした記録ではないのかもしれないけれど頭をつかってきちんと練習してきたんだなという感じがした。

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去年、七大戦を仙台まで見に行ったときは、
そこで競技をしている選手がうらやましくて、切なかった。
どうして私はあそこで、もっとちゃんと活躍できなかったんだろうと、
消化しきれない思いが渦を巻いていた。

今年は、私の七大戦を見る目はもっと冷静で落ち着いていた。
いい意味ですでに傍観者として試合を落ち着いてじっと見つめていた。
そして、そうやって試合を見ていると、
中にいたときには気づかなかったことにいろいろ気がついた。

まず、改めて思ったのはよくも悪くも、強い選手の成功・失敗が全体の雰囲気に大きく影響していること。
選手の活躍は、部員全体の士気に大きく関わる。

今までどれほどそれを意識して競技できただろうか、そう振り返ってみると、
私は余裕なく自分のことしか考えていなかった。

ちなみに今回、
ひさびさに会った陸上部関係の人たちには
何度も「痩せたねえ」と言われた。
(現役のときその体型なら…)という声も聞こえた。
ああ、あのときはやはりやるべきことをできなかったなあという、
反省心が改めておこる。

たった4年しかない、大切な学生時代を、
あんなふうに過ごしてしまった。
もうどうしようもないから、
反省するしかできないけれど、
やっぱり悔しい気持ちはする。

私を見守り、応援してくださったすべてのみなさま、
本当にごめんなさい。
心から謝りたい気持ちでいっぱいです。
私はバカで不器用で子供でした。

もうひとつ、気づいたのは
そこそこすごい記録を出すことのできる選手も、
いろいろと弱点はあるもんだなということ。

というのも
最近特に、競技について技術的な思考をするようになったせいか、
選手の技術や能力について、
以前よりも感受性が高くなったような気がする。

高校時代に「おまえの跳躍は人と全然違うから、試合中はあまり他人の跳躍は見るな」と言われて以来、他人の競技をじっくり見ていなかったんだろうなと思う。実際、自分の跳躍技術についてさえ、何が強みで何が弱点なのかほとんどわからなかった。
今は少しは目が肥えてきたのだろう。

話を戻すと、
弱点が多いというか、
逆に一点の強みを持つだけで高記録を出す人も多い。
彼らはまだまだ荒削りで可能性がある。

そのもうひとつ上のレベル、
日本選手権や世界レベルで見る人たちは、
一点の強みを持っていた人が、
努力で技術をなるべく100%納得のいくものに近づかせてきたのだなと思う。

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そこから、
自分の跳躍を考えてみる。

生涯ベストを跳んだ高校時代の私も、自発的に技術的な思考はしていなかった。
たまたま自分の持っていた技術(一点の強み)が
ハイジャンにぴったりと合った上で、
優秀な指導者に適切なアドバイスをもらっただけのことだ。

先日の合宿で、
じっくりとながめた自分の跳躍からあぶりだした長所と短所と課題を考えると、
まだまだ私も日本選手権へ近づいていけるのではないかと思う。
大学時代は話にならないぐらい弱点だらけだったけれど、
インターハイの決勝で終わってしまった高校生の頃の私でさえ、
すべてを出し切った、100%満足のいく跳躍をしていたわけではない。
むしろ、跳躍への理解度から言えば今よりもずっと劣っていたのではないか。

現状での私は、
まだ課題が多くあり、やるべきことがたくさんある。
それでも1m55を跳べているのだから、
まだまだ伸ばしていけるのではないか、とそう思う。

若干、ポジティブすぎる自信過剰な考え方にも思えるけれど、
それぐらい信じていなければ、私は進んでいけない。



■2003/07/29 (火) 過去を見つめる

大学時代から、今まで、
私の競技生活は過去への振り返りの中で考えることばかりだ。
何をやっても、あのときはこうだったああだった、
と考えるばかり。

そういう思考なしにはやっていけないのはわかるが、
早くそれを踏み台にして次のステップへと進みたい。

とりあえず1m63は跳ぼう。
そのためには膝の痛みもあるし、
もちろん仕事の校了日だって毎月やってくるわけだから、
多くの課題をクリアしていくのは難しいけれど、
大学時代のすべてを覆う、長いスランプから抜け出そう。

■2003/07/29 (火) 高校時代と今を比べて

実際、高校時代と今の自分の跳躍は、どのような違いがあるのか
もう少し詰めてみてみようと思い、
両方のビデオを何度も見返してみた。

【高校時代の方が優れていたこと】
1、走力
全体的なスピードが違う。
助走の一歩あたりの時間を計ると、高校時代の方が短い。
また、先日のこれからの課題1、に述べた、蹴りきった後の足の体へのひきつけも、意識はしていなかったものの高校時代の方がうまく、膝の角度も小さい。

走練習を多く積み、100m13秒前半で走れていたスピードを考えれば当然か。改めてこれは今後の課題にしなければ。
またこれは、今のチームでのライバルのYさんがきっちりとできていることなので、走練習で彼女に負けないぐらいのスピードを目指してがんばろう。

2、踏切での引き上げ
踏切時のバー方向への倒れこみが早すぎることを、先日のこれからの課題2、で述べた。
踏み切り時の引き上げが高校時代の方が意識できていた。これが1m60を越えるか越えないかを分ける要素なのかもしれない。
そういえば高校時代はバスケットゴールへの跳びつき練習や、助走から跳びあがりまでの練習を結構多くやった。
跳び上がってからのタメを作れ、というアドバイスも頂いた。
今後意識的にやっていこうと思う。

3、身の軽さ
これはわざわざ書く必要もないが、
まだ今の方が体が重い。
減量は本当に難しいけれども、
毎日の生活の中で、流されずに意識を持って実現しなければ。

【今の方が優れていること】

1、走りのフォーム
以前は走りの姿勢が、腰が反り気味で重心が足の真上になかった。
地面反力を得にくい姿勢だった。
最近走りについてよく考えていたので、
地面と重心の位置関係がうまくなった。
走りのフォームはだいぶよくなったので、これにこれからの課題1、の引き付けを加えれば、合理的な走りに近づけられるのではないかと思う。

2、上半身のダイナミックさ
走りの段階でだが、上半身をうまく使って走れているといる。
腕を大きく後ろに引くことで、体のバランスをとりやすい。
これは陸上から離れていた時期に肩周りの筋肉を使うダンベル体操をしていたおかげかなあ。

3、考える力
指導者と離れてから5年。
ようやくひとりで練習方法を模索し、実行し、それを検証する能力がついた。自立心ともいうのかも。


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