HAPPYな人生のために

HAPPYな人生のために

素敵なアーチスト



なあんて言って、ウインクされちゃったら
1万人に向けて言った言葉だとしても、”彼は私のことが好きなんだ!”って勘違いしてしまうよな、と思った。
今日は横浜アリーナで平井堅のライブ。

歌はCDで聞く以上に断然うまくて、
声の伸びや安定がいい。
かすれた声もいい。
そして詩もいい。
やはり特にバラードが最高にステキだった。

アリーナを満杯にして、さらにその1万人を満足させるためのライブってやっぱりすごい。
飽きさせず、疲れを感じさせず、2時間半観客をひきつけるんだもの。

歌のよさもさることながら、
彼の人柄にも好感がもてた。
熱すぎず、ほどよく力の抜けた、頭のいい人という印象。
どぎつくない関西弁もちょうどいい。
さらりとした好印象は、
彼が、自分は人からどう見えるかをよく知っているからだと思った。
よく知りつつ、自分の魅力を最大限に引き出すすべを知っている。
裸の心を人前にさらしながらも、
相手との距離感を上手に保っている。

それって器用だなと思った。
たくさんの人の中で、
自分が相対的にどんな存在で、どんな印象を与えるのか
よく知っている。

私はそれがあまりできていない。
自分の言動が人にどんな印象を与えるか、
それがよくわかっていない。
だから不器用なんだよなと思う。

そしてふと、学生時代などを振り返ってみると、
今まで気づかないうちに、周りの人にどれほどの悪印象を与えてきたのだろうかと、そらおそろしくなる。
無知というのは本当におそろしい。
私の言動を見て、傲慢な人間だ、勝手な人間だ、と思った人が
たくさんいたのではないだろうか、
と思うと、
そのときの勝手な自分がおそろしい。

若いときというのは、
おそろしいことをたくさんしてるものなのかもしれない。
数年経てば、今の言動もまた振り返ればおそろしい時代になるのかもしれないけれど。

自分とは、いちばん見えにくい存在だと思う。
主観が邪魔をして、相対的な判断を下せないから。

自分のことがいちばんよくわからない。

一途で素直なのかと思えば、
身勝手で計算高いようにも思えるし、
自分が賢いように見えても、
あるときはとんでもないアホに見えるときもあるし。
社交的に見えるときもあれば、
人見知りをする非社交的な人間にも見える。

自分のことがわからない。

素直な自分を表現したい、
そしてそんな自分を人に好かれたい、と思うけれど、
そもそもの自分の正体がおそろしい、不確定な存在だから、
なんともしようがない。

自分って、人に好かれたりする人間なんだろうか?
それとも実はすごく嫌われている人間なんだろうか?

”世界で一番君が好き”なんて、言われてみたいなあ。


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