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September 14, 2006
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カテゴリ: 書評
「銃・病原菌・鉄」のダイヤモンド博士の続著。

【古本】文明崩壊 上下巻セット kn

人類の歴史では、。ということが、何度か起こっている。

『モアイ像』で有名なイースター島や、南米のマヤ文明など。
今となっては人も住まぬ廃墟になっているが、かつてはそこに、
世界でも最先端の文明が存在していたのだ。

筆者は、世界各地のそうした事象に対して、様々な要因を考察している。

『文明の崩壊』というと、まず思い浮かぶのは、 『戦争』 だろう。

一つの文明が滅びゆく姿は、悲惨ではあるにせよ、容易に想像がつく。

しかし、この本では、そうしたことばかりが原因ではないということを
教えてくれる。
なんと、戦争もないのに、住民自らが作り出した原因によって
滅びた文明が歴史上沢山あるのだ。

そもそもそれだけの文明を築くことの出来た人々が、
そのような自滅的行動を取るほど愚かだったのだろうかという疑問が当然沸くが、
その多くは、つまるところ、無意識のうちに自然環境を
劇的に変化させたことに起因している。

緑に被われた楽園だったはずの場所も、無計画に木を切り続ければ、
一本残らず無くなってしまう。

そこに生息していたはずの動物も絶滅し、
そうなると当然食べるものも無くなり…

イースター島の崩壊はそうやって訪れたという。

他にも実に緻密な検証が行われているのだけれど、
つまるところ、自然環境を馬鹿にしていると、


昔から、この手の危機を叫ぶ声に対しては、
『そんなことはない。そのうちそれなりの画期的新技術が開発されて…』
という楽観論にすがりたくなる。

しかし、こと、『資源の消費』という視点で考えたとき、
今の世の中は、かつてのどの時代よりも、激しい消費をしていることは間違いない。

例えば石油。昔から、『あと50~60年でなくなる』と言われていたらしいが、
本当に無くなったら、どうするのだろうか。
高度な技術も、石油がなければ、殆どは何も出来なくなる。

あまり深刻に考えても始まらないが、たまにはこういう本を読んで、
そういうことに関する認識を持っておくというのも大切なんじゃないかと思った。





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Last updated  September 15, 2006 01:13:29 AM
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