猫足こぶりんず

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出社拒否症

出社拒否症



今、ビジネスパーソンの世界では、「会社に行きたくても行けない」という「出社拒否症」が増加しています。

家を出ようとすると頭痛や吐き気、下痢が

 誰でも会社に行きたくない日はあります。「ええい、今日は休んでしまえ」と1~2日ずる休みを決め込んでも、その後はまたいつも通り出社するでしょうし、「そんな日は思い切って休んでしまった方が翌日からやる気が出る」という人もいるでしょう。

 それが、朝、家を出ようとすると激しい頭痛や吐き気、下痢などに襲われたり、どうにか家は出ても会社の前まで来ると、また頭痛や吐き気などの症状が出たり、足が動かなくなったりして会社に行けなくなるのが「出社拒否症」です。

 最近では、新人に限らず働き盛りにもこの病気は広がっています。特に休日明けにおいて、かつて学園で流行っていた五月病のような“心の病”が職場にも増えているのです。ベテランの中高年層では、リストラのような目まぐるしい社会情勢や環境の変化にこれまでの経験だけではついていけず、悩みやストレスから出社拒否症に陥るケースが増えています。また今日のIT時代においては、適応障害への不安から出社できなくなる場合も少なくないようです。

決して励まさないこと

 出社拒否症の人に対しては、まわりの人間は決して励ましたり、責めたり、無理に会社に行かせようと迫ったりしないことです。不用意な励ましの言葉は、本人をより追い込むことになるので禁物です。励ましが苦になって、自殺してしまうケースも少なくありません。もし身近に出社拒否症に陥った人がいたら、決して「頑張って」などと、励まさないようにしてください。

 なお治療や対応はケースバイケースですが、まずは早めに専門医に相談し、適切な診察やカウンセリングなどを受けて、ゆっくりと休養をとることが大切です。

 出社拒否症の予防には、ストレス解消のため、スポーツをしたり趣味を持つようにしたいものです。また、職場の人間や家族とのコミュニケーションを希薄にしないように心がけることも重要です。同僚や部下を飲み友達やゴルフ仲間にしてしまうくらいの気持ちを持ち、家族そろっての食事の時間も増やしましょう。

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