今日の素敵 ~猫の散歩日記~

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July 8, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
浜松に住む友人Yは、このオペラをきいてから死にたい、といってたし。

書いた本人ストラウスも、名曲「月光」の指揮棒を振りながら、「これ以上美しい曲は、私には書けない」と涙したといういわさ。

そんないわくつき(!?)のオペラ「カプリッチオ」を、ガルニエに観にいきました。

「文章か音楽かどちらがすぐれているか」
という永遠の命題を、延々と議論しながら歌いまくるオペラ。

1942年のオペラだけれども、古き良きヨーロッパの香りがぷんぷんとして。
ヴィスコンティが描いたような最後の貴族世界、の感じ。
それがまた、ガルニエ座の雰囲気に、ぴたりと合って。

グラフィン夫人は、レネ・フレミングでした。



彼女が舞台を観賞しているという設定なのですが、舞台上も、彼女を交えた、話が進んでいます。「お話」は、例の命題の繰り返しなのですが。

そんな調子で始まるこの舞台は、入れ子構造でした。
ひとつの舞台があり、実はそれは舞台の中の舞台であり、みたいな、箱の中に箱があり、またその中に箱がある、みたいな。

そういえば同じストラウスの、「ナクソス島のアリアンヌ」も似たような感じだったなあ。

それが、休憩なしに、延々と2時間半、続いたのでした。

至福のとき、といえばそうなのですが。

暑かったので、休憩を挟んで、軽くワインでものみながら、話を確認しあって、そして次の幕へ進む、というのが理想といえば理想ですが。

しかし、レネ・フレミングの衣装もそれはそれは、豪華。
あれはウエディングドレスの比ではない・・・!

他に私の好きな、アン・ソフィ・フォン・オッタも出演していて、歌手人は文句なく豪華絢爛。

それから、舞台最後の方に歌われる「月光」は、やはり圧巻でした。


ヨーロッパ、特にウイーン(実際の舞台設定はパリ郊外なのですが)を感じた、夜でした。








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Last updated  July 29, 2004 07:39:18 PM


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