りらっくママの日々

りらっくママの日々

2007年11月09日
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カテゴリ: ドラマ


今夜9時からやってる「男の子育て」!

コレが結構面白いんですよ~。

ネタバレ全快なんですが、先週なんて運動会のことやってまして、

クレーマーな親が、

「なぜこの日に運動会をすることにしたんですか?

過去10年の降水確率が4○パーセントですよ。

延期したら、接待ゴルフがあるから行けません。

雨が降ったらどうしてくれるんですか?」


みたいなことを言うし~、

近所の人たちは練習の音楽がうるさいからってことで、

音無しで出し物の練習~!!!

「どんな曲に合わせて踊るの~?」

「知らな~い♪

前日から親が場所取りに並ぶので苦情が出る。


学校に何時から場所取っていいか聞いたら、笑われちった!
誰もやらないと、みんなやらないものなんだね~。)



いつから運動会はこんなに肩が凝る行事になったんでしょうね?

小泉くん演じる先生の嘆きが伝わってくる~!

高橋克典さんはルーズなライターをやっていて、

面白い絵馬をみつけて、それを取材してまとめるんだけど、

それに子供も連れて行くんだな。

「ステキな緑がありますように!」(それは縁だろ~?)

「世界征服!」


あはは!ホントにあるってどっかのブログにも書いてあったな。

それを子供といっしょに探すんだ。

で、高橋さんがね、

「俺はこんなつまらないような仕事ばっかりしてるから、

オマエに対してもガンバレって言えないよ。」


ってなことを、いつもビリっけつで、運動会を楽しみにできない息子に言うんだわ。

結局最後は、懸命に走る、足の遅い息子に叫んでるんだけどね。

「走れ!走れ!ガンバレ!」

って。

でもみんなそのビデオを見て満足そうなの。

ビリでもガンバったことに価値あり! みたいな感じで。

あ~、うまくススメらんないなぁ~。

良さが伝わっただろうか?

ささやかで地味なんだけど、ホント面白いわ~。

私もどちらかって言うと、タルい人間なんで~。

今夜、興味と時間があったらぜひどうぞ~♪


夕食はホワイトシチューと鮭ムニエルだよ~
11/8夕食11/8夕食

--------------

「ある女の話:ユナ」


ヨシカワと会わなければ、
もう二度と会わなければ、
いつかは忘れていくだろうと思った。

そして、サトシへの愛情も、もしかしたら戻って来るかもしれないと…。

なのに、いつまでたってもヨシカワのことが心の奥にあって、
離れてくれなかった。
どうやって、彼の不在を埋めていけばいいのかわからない。
彼のぬくもりが、いつまでたっても消えてくれなくて、
むしろ、存在が大きくなっていくような気がした。

青色申告ってところに連絡をして、
また求職給付金をもらう。
その街のハローワークに行った帰り、パチンコ屋の前で足が止まってしまう。
彼がここにいるはずも無いのに。

帰ってから、テレビをつけるとドラマの再放送がやっていた。
私の好きな俳優くんが出ていた。

貴方は私が淋しい時に出てきてくれるんだね?

何だか可笑しくなって、
一人で笑った。

GWに、サトシの実家に帰省した。
お母さんがもう一日いられないか?と言ってきた。
「いいよ。」とサトシがすぐ答える。

中日は休めないと言ってたくせに、
私が休めないか聞いた時は仕事があるからダメって言ってたのに、
お母さんが言うんならいいんだ?

私は自分がサトシにとって、優先順位がいつも低いことを知る。

会社の人の家に遊びに行った時も、
家でなんて料理を当然のように待っているサトシが、
自分から進んで料理を作った。
男の料理会とかって、
マイホームパパさんたちの企画らしい。

家で作ろうとしないのは、
私になら甘えられると思ってるのかもしれないし…。

それでも、サトシがこんなに美味しい料理を作れるなんて、
私は知らなかった。
一人暮らしをしてる時には作っていたらしいけど、
私といっしょの時に自分から作ってくれたことはなかった。

私はサトシの嫌な部分ばかりが見えてしまうようになった。
片目だけじゃなく、両目をつぶらないといけないかもしれない。

それでも離婚ってことは考えつかなかった。
何が理由かが、うまく説明できない。

お母さんを大事にしてるので…
いいことじゃん。

料理を私のために作ってくれないので…
そんな人たくさんいるよ。

他に好きな人ができたから…


でも、あの言葉にすがりついていいの?
彼は私を引き止めなかった。

それだけじゃなく、お互い怖かったのかもしれない。
もう一度恋愛を始めること。
離婚までして。

また同じことを繰り返すんじゃないかな?
またこうして冷めていくんじゃないの?

心が離れていくことは、離婚の理由になるんだろうか?
この人が私に対して、何か特別悪いことをしてるワケじゃないのに…。

朝食を食べながら、ふとサトシに聞いてみた。

「ねえ、サトシは幸せ?」

サトシは殺伐としたニュースを見ながらコーヒーを飲んだ。
そして言った。

「何?また何かテレビで見たの?
ユナはドラマとかの見すぎじゃない?」

テレビ見て、のんびりできて、ユナは幸せだねぇ~
俺もそうしてたい。
ちょっとバカにしたように笑って、
そしてまたニュースを見る。
そっちの方がサトシにとって重要事項なのだろう。

ふうん。そっか。
私って、そう思われてるんだ。
でも、これが私の現実。
私の選んだ道なんだと思った。

私はパンをかじる。

あの時、私がここにいたいと言ったら、
ヨシカワは引き止めてくれただろうか?
もし、私がモリタさんみたいに欲望のままに振舞えたら、
こんなに心に大きな穴のようなものは、
開かなかったのだろうか…。


給付金の受け取り期間が終わると、
私はまた仕事を探すことにした。

派遣会社から単発の仕事があれば、受け入れた。
パートでいい条件のものを探した。
とにかく家にいたくない。

何かに夢中になって、
ヨシカワのことを忘れてしまいたかった。
モリタさんのように、
欲望に忠実に生きてみたくなった。

この街ではそうしてみようか…。

私はふとそう思った。
どうせまた転勤になる。

今年の誕生日は、もう外食も近場にした。
気取ったところを予約するのもアテにしなかった。
あんなにステキな誕生日は、
もう二度と来ないだろうと思った。
そう思うと、その夜は涙が出た。

サトシはグッスリ眠っていたので、
気付かれなくて良かった。
気付かれてたら、何て言い訳したらいいのかわからない。


いくつ単発の仕事をしただろう。
今度は商品の仕分けの仕事。
荷物を運んだりすることもあって、珍しく肉体労働。
こんな暑い時期に、こんな仕事やめれば良かった。
でも、時給が高い。
それに、
仕方無いのかな、年齢が上がってくると。

私は、せめて働きやすいように、
どこでもニコニコと笑顔を作るように心がけた。
それだけで人当たりが違うから不思議だ。

私の後から入ってきた男の子を見て嬉しくなった。
私が好きな俳優くんに似てる!
神様が私に、ちょっと毎日の張り合いでも与えてくれたのかも!

私は仕事に行くのが楽しみになった。
彼は青山くんと言って、
年齢がいった人ばかりのここの職場では、
ちょっとしたアイドルみたいになっていた。

みんな自分の息子位の歳の男の子ってことで、
とても可愛がっていた。
19歳。
若いなぁ。

それだけじゃなくて、
彼は優しくて、素直で、邪気が感じられなかった。
いつも、みんながかったるそうにやってることを進んでしてくれて、
頼めば引き受けてくれた。

みんなが気難しくて嫌ってる人がいたのに、
彼だけは、その人の相手をした。

「青山くん、何で怒らないの?
あの人のあの態度見たでしょ?!
みんな呆れて無視してたのに~。」

「え?!
僕すっごい怒ってたじゃないですか~?!
はい?!はい?!って言ってたじゃないですか~!」

「嘘!アレって怒ってたの?!」

「気付かなかったよ~!」

みんなが爆笑する。
そこで場の空気が一気に和んだ。

不思議な男の子。

「笑わないで下さいよ~!」

本人はムキになって怒ってるらしいのに、
周りは気付かないんだ?
人を不愉快にさせないなんて、得してるな。
あ、本人にとってはツライのかな?

私はそんなことを思った。

彼を見ていると、私の悪い部分も消えていくような気がした。





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最終更新日  2007年11月09日 10時03分14秒
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