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2005.12.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
興味深いの見っけました↓



「自分の目で見たんだから間違いない!」、「この目で見るまでは信じられなかったよ」 ・・・

おそらく多くの人が、上記のような言葉を一度は聞いたことがあるのではないかと思います。超常現象などの目撃証言でも、こういった言葉を「自分の目で見たこと」=「絶対確かなこと」という意味で語る人も多いです。

しかし・・・目で見たことは、そんなに確かなことなのでしょうか?

学生を対象に交通事故の映画を見せ、その後に誤導質問をした実験があります。
何人かには
「白いスポーツカーが田舎道を走って、農家の『納屋』の前を通り過ぎた時、どのくらいのスピードを出していたか」
と質問をし、別の人たちには
「白いスポーツカーが田舎道を走っていたときのスピードはどのくらいだったか」


1週間後、この学生たちは納屋を見たかどうか尋ねられました。実際には納屋などなかったのですが、 ないはずの納屋を含んだ質問をされていた学生のうち、17パーセントが実際にそれを見たと答えたのです。
これとは逆に、比較対照群の学生で見たと答えたのは、わずか3パーセント足らずでした。このように、質問の中で「実際には存在しないもの」に何気なくふれると、その後にその物を見たと、偽りの記憶を作ってしまう可能性が高まるのです。


ロフタスは、こうした偽りの記憶が案外簡単に作れることを学生に気付かせるため、「誰かに実際には無かったものの記憶をもたせる」という課題を授業で出しているそうです。
課題に取り組んだあるグループは、駅やバス停、ショッピングセンターなどで次のような実験を行いました。

女学生2人が駅の待合室に入り、1人がベンチの上に大きな荷物を乗せた後、2人一緒になって時刻表を確認するために、荷物を置いたままその場所を離れました。

2人が離れている間に別の学生が1人、人目を避けるように荷物に近づき、中から何かを取り出して(実際には何も取っていません)コートの下に隠すフリをし、急いでそこから離れてしまいます。

やがて女学生は戻ってくると、「まあ、私のテープレコーダがなくなっているわ!」と叫びます。彼女はさらに、上司が彼女のためにそのテープレコーダを特別に貸してくれたこと、高価なものであることなどを泣きながら訴えます。
2人はその場に居合わせた目撃者たちに、犯行の様子を詳しく教えてくれるように訴え、多くの人は協力を申し出ました。

1週間後、保険代理人をよそおっていくつかの質問をし、一連の質問の最後に「テープレコーダは見ましたか」と尋ねました。
すると、目撃者の半数以上が実際には 存在しなかったテープレコーダを見た覚えがある と答え、そう答えたほとんどの人が詳しく描写したのです。

実際には存在しなかったものを、本当に見たかのように詳しく生き生きと語ったのです。

記憶ってスゴイですね。














「本当の記憶は幻のごとく虚ろだ。ところが、偽りの記憶は実に鮮明で、現実と見まちがうばかりなのだ」

           ガブリエル・ガルシア・=マルケス





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Last updated  2005.12.08 19:34:11
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